【図解】光回線とは?仕組みやメリット、注意点を分かりやすく解説

ネット回線にはいくつかの種類がありますが、現在主流となっているものの一つが「光回線」です。

ネット回線は普段、目に見えるものではないため、どんなものなのかイメージしにくいですよね。

そこで今回は、光回線の仕組みから利用のメリットや注意点、利用方法までを図を使って分かりやすく解説していきます。おすすめの光回線も紹介するのでぜひ参考にしてくださいね。

10秒でわかる
この記事のまとめ

  • 光回線とはインターネット回線のひとつ
  • 光回線は有線の回線。
    高速&安定した通信がメリット
  • 工事が必要な場合があることに注意
  • スマホとセット割のある光回線を選ぶのが賢い

表は横にスクロールできます>>

光回線ドコモ光ソフトバンク光NURO光
ドコモ光softbankhikariNURO光
戸建て
月額料金(税込)
5,720円5,720円5,200円
マンション
月額料金(税込)
4,400円4,180円2,090〜2,750円
スマホセット割ドコモのスマホ代
1,100円/月 割引
ソフトバンク・Y!mobile
スマホ代
最大1,650円/月 割引
ソフトバンクのスマホ代
1,100円/月 割引
工事費
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目次

1.図で分かる!光回線とは?

 
そもそも光回線ってなんだろう?

このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

光回線とは、「光ファイバー」と呼ばれる特殊な繊維を利用してデータを送受信するインターネット回線のことです。

光ファイバーはガラスやプラスチックから作られており、光を通す性質を持っています。

光回線ではこの性質を活かし、デジタル信号を光信号に変換してからデータを送受信しているのです。

なお光ファイバーは他の電波の影響を受けにくく、安定して高速の通信ができるという特徴があります。

 
分かったような分からないような……。

文字で読んでみてもイメージしにくいですよね。

そこでイメージしやすいように、以下の図に光回線の仕組みをまとめました。

光回線は細かく分けて七つの要素で構成されています。

 
それぞれの役割を解説します。

1-1.インターネット

複数のコンピューターをケーブルなどで接続し、お互いの情報を共有する通信網のことをネットワークといいます。

ネットワーク同士をつなげ、世界中のコンピューターとやり取りができるようにした仕組みがインターネットです。

1-2.プロバイダー

プロバイダーとは回線とインターネットをつなげる接続事業者のことです。

プロバイダーと契約すると「IPアドレス」を取得でき、インターネットの利用が可能になります。

IPアドレスとは
インターネットに接続するパソコンやスマホなどの端末に割り当てられる番号で、データをやりとりする際、ネットワーク上で送信先を特定するために使われています。なおIPアドレスがなければインターネットを自由に利用することができません。

1-3.光回線

光回線は、光ファイバーを束ねて作られたケーブルでできており、プロバイダーから光回線を開通させた所定の場所までをつなぎます。

光ファイバーには電磁波の影響を受けにくいという特徴があるため、高速で安定した通信が可能です。

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1-4.ONU/ホームゲートウェイ

ONUとは「Optical Network Unit」の略で、日本語では「光回線終端装置」といいます

ONUはデジタル信号と光信号を相互に変換する役割を担っています

パソコンやスマホなどの電子機器はデジタル信号を利用しており、その情報をそのまま光回線で送ることはできません。

光回線で情報を送ったり、光回線で送られてきた情報を読み取ったりするためには適宜信号を変換する必要があります。

そのためONUはインターネットを利用する上で必須の機器なのです。

また、光回線には「ホームゲートウェイ」と呼ばれる機器もあります

ONUと同様に、ホームゲートウェイにはデジタル信号と光信号を相互に変換する機能の他、ルーター」としての機能や「ひかり電話」を使用するための機能も備わっています

ひかり電話とはとは
「フレッツ光(後述)」が提供している電話サービスのことで、電話線ではなく光ファイバーを使用して通話を行います。電話線を使用するタイプの固定電話と比較すると「月額料金・通話料金が安い」「音質が良い」などのメリットがあります。ひかり電話に加入すると漏れなくホームゲートウェイが貸与されます。

つまり、ホームゲートウェイをレンタルすればONUやルーターがなくても光回線を使用することができるのです。

 
ひかり電話の加入者はホームゲートウェイが無料でレンタルできます。

1-5.ルーター

ルーターは複数のデバイスをインターネットに接続したり、「無線LAN」を利用したりするのに必要となる機器です。

無線LANとは
ケーブルを使用せずにローカルエリア(敷地内や建物内など限られた範囲)のネットワークに接続することをいいます。ちなみに、Wi-FiやBluetoothなども無線LANの一種です。

基本的にONUは1台のデバイスしかインターネットに接続できないため、ルーターも実質インターネットの利用に欠かせない機器といえるでしょう。

ちなみにホームゲートウェイをお持ちの方は、ルーターを用意する必要はありません

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1-6.ケーブル/電波

ルーター(またはONU)と端末の接続には、LANケーブルもしくはWi-Fi電波を使用します。

ケーブルを用いた接続を有線接続、ケーブルを用いずに電波で接続することを無線接続といいます。

ちなみに、ルーターと端末の接続はご自身で行うのが一般的です。

通常、接続方法がまとめられたマニュアルが同封されるので、指示に沿って行えば問題ありません。

接続の代行サービスを提供している事業者もあるので、分からない方は利用を検討してみてくださいね。

1-7.端末

端末とは回線の末端に接続され、通信の主体となる機器のことです。

パソコンやスマホ、ゲーム機などインターネットを利用する機器全てを指します。

 
光回線はこのような仕組みでインターネットに接続されるんだね。
 
仕組みが分かったところで、次の章では光回線の種類について詳しく解説します。
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2.光回線の種類

 
光回線にもいろいろあるみたいだね。具体的にどのような違いがあるんだろう?

光回線は大きく3種類に分けられます。

それぞれの回線について詳しくご説明しましょう。

 
回線の種類によって通信速度や利用できる地域が異なるから注意してください。

2-1.フレッツ光(ライトファイバー)

NTT東日本やNTT西日本が運営する光回線を「フレッツ光」といいます。

フレッツ光は対応エリアが広く普及率が高いため、光回線といえばフレッツ光を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

 
フレッツ光が使用している光ファイバーのことを「ライトファイバー」と呼びます。

光回線の老舗であるため、サポート体制がしっかりしており、丁寧な対応が期待できます

ただし利用者が多いので、時間帯によってはネット回線が混雑し、通信速度が遅くなってしまう場合があります

なおフレッツ光には「ドコモ光」や「SoftBank光」など、「光コラボ(光コラボレーション)」と呼ばれるものがあります。

光コラボとは
NTT以外の回線事業者がフレッツ光の回線を借り受け、プロバイダーと組み合わせたサービスを提供することを指します。

通常、光回線を利用する場合には回線業者とプロバイダーの両方と契約をする必要がありますが、光コラボであれば一つの契約で済みます

またフレッツ光を使用する通信事業者であれば乗り換えがしやすいというメリットもあります。

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2-2.独自回線(ダークファイバー)

「独自回線」とはNTTが所有している光回線のうち、普段使用されていない予備の回線のことをいいます。

 
使用されていない光回線ってどういうこと?

光回線が普及し始めた頃、NTTはこの先需要が拡大することを見越して日本中に大規模な光ファイバー網を設置しました。

しかし、現在の光ファイバーの稼働率は3~4割程度といわれており、半数以上が未使用の状態です。

この未使用の光ファイバーのことを「ダークファイバ―」といいます

独自回線の事業者はダークファイバーを借り受けてサービスを提供しているのです。

なお、ダークファイバーはNTTから借りているものですが、通信設備は独自のものを使用しているため独自回線と呼ばれます。

 
NURO光やauひかりが独自回線に分類されます。

普段は使われていない回線を使用するため混雑がしにくく、通信速度が速いというメリットがあります。

ただしダークファイバーがある地域でしか利用できない点には注意が必要です。

2-3.電力系回線

電力会社が独自に作った光回線のことを「電力系回線」といいます。

独自回線と同様に電力系回線も通信速度が速いのが大きなメリットです。

また、さまざまなサービスとのセット割が充実している点もうれしいポイントです。

例えば関西電力が運営しているeo光は、光電話や光テレビの他、電気料金やガス料金などにもセット割が適用されます。

ただし電力系回線は電力会社が運営している地域でしか利用できません

ご自身が住んでいる地域に対応しているかどうか、契約する前に確認しておく必要があるでしょう。

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3.光回線を利用する4つのメリット

 
光回線を利用するメリットってなんだろう?

光回線を導入するにあたって気になるのは、どのようなメリットが得られるのかという点ですよね。

そこでこの章では光回線を利用するメリットを四つご紹介します。

メリット1 インターネットの接続が安定している

他の回線と比較して光回線はインターネットの接続が安定している傾向があります。

ネット回線は接続方法によって「固定回線」と「モバイル回線」の二つに分けられます。

固定回線とは
ケーブルを使用してインターネットに接続する回線のことです。光回線の他にADSL回線やCATV(ケーブルテレビ)回線なども固定回線に分類されます。
モバイル回線とは
ケーブルを使用せずにインターネットに接続する回線のことです。持ち運び可能なモバイルWi-Fiルーターや、スマホの3G、4G、5GLTEなどで使用されています。
 
ちなみに光回線は固定回線に分類されます。

固定回線はケーブルを使用するためダイレクトにインターネットに接続することができ、通信環境が安定しているという特徴があります。

一方でモバイル回線は、データの送受信に電気信号が使用されていることが多いため、同じように電気信号を使用する機器と干渉しあって接続が乱れることがあります。

 
インターネットの接続が安定していると通信が乱れたり画面が固まったりすることが少なくなります。
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メリット2 通信速度が速い

通信速度が速いというのも光回線の大きなメリットです。。

「光回線=通信速度が速い」というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

 
実際にはどのくらい速いのかな?

以下の表に各回線の通信速度の平均をまとめました。

【各回線の平均通信速度】
回線の種類光回線ADSL回線CATV回線モバイル回線
平均通信速度上り約235Mbps約3Mbps約18Mbps約8Mbps
下り約320Mbps約8Mbps約130Mbps約29Mbps
※2022年3月23日現在
パソコンやスマホなどの端末からインターネットにデータをアップロード(送信)することを「上り」、インターネットから端末にデータをダウンロード(受信)することを「下り」といいます。なお「Mbps(メガ・ビーピーエス)」とは、1秒間に動かせるデータ容量を示す単位です。

モバイル回線などに比べ光回線の通信速度は圧倒的に速いことが分かりますね。

 
通信速度が速いと、大容量のデータの送受信や動画の視聴などがスムーズにできます。

メリット3 データ容量は無制限

光回線では月間で使えるデータ容量に制限が設けられていません

月間に使えるデータ容量が決められている場合、既定の容量を超過してしまうと通信速度が制限されてしまいます。

データ容量を追加で購入すれば速度制限の解除ができますが、費用や手間がかかります。

しかし光回線はデータ容量が無制限なので、自分の好きなタイミングで好きなだけインターネットを利用できるのです。

 
動画やオンラインゲームなどデータ容量を多く消費するコンテンツを使用するなら、無制限に使えるのはうれしいポイントです。
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メリット4 アンテナ不要でテレビが見られる

光回線に接続すればアンテナがなくてもテレビを視聴できます

光回線で使用される光ファイバーはテレビの電波も受信します。

そのため光回線とテレビを一緒に契約すれば、アンテナを立てずにテレビを視聴できます。

 
アンテナが不要だから、強風や積雪などの影響でテレビの映像が乱れる心配もないんだね。

ただし、全ての光回線事業者がテレビに接続するサービスを提供しているわけではないため、契約前に調べておきましょう。

4.光回線を利用する上で気を付けるべき注意点

 
光回線にはメリットがたくさんあるけど、デメリットはないのかな?

光回線を導入する際、開設の手順や契約についていくつか注意すべき点があります。

この章では、光回線を利用する上で気を付けるべき注意点を四つご紹介します。

注意点1 回線工事が必要な場合がある

光回線を導入する際には「回線工事」が必要となるケースがあります

回線工事とは
近くの電柱から宅内に回線ケーブルを引き込む工事のことです。建物まで回線を持ってくる「屋外工事」と、回線を宅内に引き込みONUを設置する「屋内工事」の二つの工程があります。
【回線工事の工程図】
 
回線工事ではどのようなことに気を付ければ良いのかな?

回線工事では「日程調整」「工事費」「傷」の3点に注意しましょう。

屋外工事は家主が不在でもできますが、屋内工事には立ち会いが必須であるため、回線工事を行う日程を調整しなくてはなりません

特に3~4月の引っ越しシーズンに行う場合や、人気の回線を契約する場合には、予約が埋まっている可能性があるため注意が必要です。

余裕をもって2~3カ月くらい前に申し込んでおくと良いでしょう。

賃貸など過去に光回線を使用していた建物は、既に光回線ケーブルが宅内まで引き込まれており、屋内工事が不要になる場合があります。このように屋内工事が不要な回線工事のことを「無派遣工事」といい、立ち会いも不要です。

また、回線工事には1万5,000~2万5,000円ほどの費用がかかるのが一般的です

さらに、深夜や年末年始などに工事を依頼する場合は、追加料金が発生する可能性があります。

 
タイミングによって工事費が不要になったり実質的に無料になったりするキャンペーンが開催されいることもあるので、契約前にチェックするのがおすすめです。

なお回線工事ではケーブルを通すために壁に穴を開ける場合があります

また穴を開ける必要がなくても、回線ケーブルを固定するために壁にビス止めをすることもあります。

特に賃貸住宅ではトラブルに発展する恐れがあるため、必ず大家さんや管理会社に回線工事の許可を得てから行いましょう

電話線などのすでにある配管やエアコンダクトなどの隙間を利用し、可能な限り傷が付かないように対応してもらえるケースもあります。

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注意点2 月額料金が比較的高めに設定されている

他のネット回線と比較すると、光回線の月額料金はやや高い傾向があります

例えば以前固定回線の主流だった「ADSL」は月額約3,000円でインターネットが利用できました。

ADSLについての詳しい説明はこちらをご確認ください。

しかし光回線では集合住宅の場合で3,500円程度、一戸建て住宅の場合で5,000円程度の料金がかかるのが一般的です。

またWi-Fiルーターなどで採用されている従量制(使った分だけ通信量を支払う制度)とは異なり、光回線は定額制です。

インターネットをあまり使用しなかった月は、光回線の料金を高く感じることもあるでしょう。

 
光回線のデータ容量は基本的に無制限だから、どれだけインターネットを利用しても月額料金が増加することはありません。

注意点3 持ち運びができない

光回線は固定回線であるためモバイル回線のように持ち運びができません

インターネットを利用できるエリアは光回線が導入されている建物内に限定されます。

外出先でもインターネットを利用する場合には、光回線よりモバイルWi-Fiルーターの方が向いているでしょう。

 
モバイルWi-Fiルーターについて詳しく知りたい人はこちらの記事もご覧ください。
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注意点4 解約時期によっては違約金が発生する場合がある

光回線は解約時に違約金が発生する場合があるという点に注意が必要です。

インターネット回線を契約する際には、契約期間が設けられていることが一般的です。

契約期間は契約内容によって異なりますが、更新月以外で解約する場合には違約金が発生します

以下は「6.おすすめの光回線10選」で紹介する光回線の違約金をまとめた表です。

【光回線の違約金一覧】
回線名契約期間違約金(税込)
NURO光3年10,450円
2年
auひかり3年16,500円
2年10,450円
ドコモ光2年戸建てタイプ:14,300円
マンションタイプ:8,800円
SoftBank光2年10,450円
5年(戸建てタイプのみ)16,500円
ビッグローブ光2年9,500円
eo光1年(※)戸建てタイプ:13,200円
楽天ひかり2年10,450円
3年
@nifty光2年10,450円
OCN光2年戸建てタイプ:2,400円
マンションタイプ:1,200円
So-net 光なしなし
※eo光は契約期間ではなく「最低利用期間」。契約してから1年以内に解約する場合に限り違約金が発生する。

違約金の支払いを避けるためにも、契約可能な期間を明確にしてからご自身に合った回線を選ぶことをおすすめします。

どうしても契約できる期間の見当がつかないという方は、契約期間が定められていないプランを契約するという手もあります。契約期間なしのプランであれば、いつ解約しても違約金が請求されることはありません。ただし、その分月額料金が高くなっていることが多いため注意が必要です。
 
更新月に解約すれば違約金は発生しないので、公式サイトのマイページなどで確認しておきましょう。

5.失敗しない光回線の選び方

 
光回線の特徴もよく分かったし、契約する回線を探してみようかな。
 
でもどうやって探せば良いんだろう……。契約してから後悔したくないなあ。

同じ光回線でも業者によって月額料金や通信速度などは異なります。せっかく契約するならご自身に合った光回線を選びたいですよね。

そこでこの章では失敗しない光回線の選び方を4つご紹介します。

5-1.接続方法で選ぶ

光回線は接続方法によって通信速度が異なります

そのため通信速度を重重視している方は接続方法で回線を選ぶのがおすすめです。

 
どうして接続方法の違いで通信速度が変わるの?

インターネットには「PPPoE方式」と「IPoE方式」の二つの接続方法があり、以下のような違いがあります。

PPPoE方式では「網終端装置」と呼ばれる装置を経由してからインターネットに接続します

網終端装置とは
インターネット回線とプロバイダーを相互に接続している機器のことです。なお、網終端装置はプロバイダーごとに用意されており、それぞれ一度に通信できる容量に上限があります。

従来の方法であるPPPoE方式の通信速度は最大1Gbpsであり、網終端装置に利用者が集中すると回線が混み合い、通信速度が遅くなります。

一方でIPoE方式は、通信事業者から直接インターネットに接続する方法です。

PPPoEのように、装置を経由する必要がないため通信速度が遅くなりにくく、最大10Gbpsもの速さでインターネットの利用が可能です

「Gbps(ギガ・ビーピーエス)」はMbpsと同様に、1秒間に動かせるデータ容量を示す単位です。「1Gbps=1,024Mbps」です。
 
通信速度を早くしたかったらIPoE方式で接続すれば良いんだね。

ただし、IPoE方式が利用できるのは「IPv6」と呼ばれるIPアドレスを使用している方のみです。

IPv6とは
「Internet Protocol Version 6」の略で、IPアドレスの次世代規格です。元々はIPv4が主流でしたが、インターネットの利用者が急激に増えたことにより、利用できるアドレスが足りなくなりました。この不足を解消するために登場したのがIPv6です。
 
IPoE方式で接続したかったらIPv6アドレスを取得しないといけないんだね。IPv6を利用する際に注意することはあるのかな?

IPv6を利用する際には以下の点に注意しましょう。

  • IPv6に対応していないサイトは閲覧できない
  • IPv6に対応したルーターが必要

IPv4とIPv6はアドレス体系が異なるため相互に通信を行うことができません

そのためIPv6を利用している場合、IPv4で作成されたサイトは閲覧できないのです。

「IPv4 over IPv6」に対応しているプロバイダーを契約する必要があります。

また、IPv6を利用するためには専用のルーターが必要であるため、後からIPv6に変更したい場合は注意しましょう。

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5-2.ルーターの性能で選ぶ

Wi-Fiを利用する方は「Wi-Fiルーターの性能」で選ぶと良いでしょう。

使用するWi-Fiルーターによって通信速度は異なります。

 
どんなWi-Fiルーターを選べば良いのかな?

通信速度を重視する場合には、以下の四つのポイントをチェックして選びましょう。

  • Wi-Fi規格はWi-Fi 5以上
  • デュアルバンド(もしくはトライバンド)
  • ビームフォーミングに対応している
  • MU-MIMOに対応している

Wi-Fiにはいくつかの規格があり、現在はWi-Fi6まで利用が可能です。

Wi-Fi 5とWi-Fi 6には通信速度に大きな違いはありませんが、Wi-Fi 4以前のものだと通信速度が格段に遅くなる傾向があります。

通信速度を重視するならWi-Fi5以上に対応したルーターを選びましょう

また、Wi-Fiルーターの設置場所とインターネットを利用する部屋が離れている場合には、デュアルバンド(もしくはトライバンド)かつ、ビームフォーミングに対応しているWi-Fiルーターを選びましょう

デュアルバンドとは
二つの周波数が利用できる通信機器のことです。Wi-Fiには「2.4GHz」と「5GHz」の二つの周波数があり、2.4GHzは「他の機器との干渉を受けやすいが、遠くまで電波が届く」、5GHzは「他の機器との干渉を受けないが、電波が届く距離は短い」という特徴があります。
ビームフォーミングとは
特定の方向へ電波を送信することで、安定した通信を可能にする技術のことです。通常Wi-Fiの電波はルーターを中心に全方向に向かって発信しています。しかし、ビームフォーミングは届けたい場所に集中して電波を送ることができるため、電波の強度が高まり、電波の届きにくい部屋でも安定した通信が可能になります。

なお、Wi-Fiを利用する人数が多い場合にはMU-MIMOに対応しているWi-Fiルーターを選ぶのをおすすめします。

MIMOとは
「Multiple Input Multiple Output」の略で、送信機と受信機の双方に複数のアンテナを搭載することで通信品質を向上する技術のことです。MIMOには1対1で通信を行う「SU-MIMO(Single User MIMO)」と複数の端末と同時に通信を行う「MU-MIMO(Multi User MIMO)」の2種類があります。ちなみに、単にMIMOと表記されている場合はSU-MIMOを指していることが一般的です。
【SU-MIMOとMU-MIMOの違い】

このように、MU-MIMOなら複数の端末を同時にインターネットに接続しても通信速度が遅くなる心配がないのです。

主にWi-Fiを利用する予定の方は、これらのポイントを押さえてWi-Fiルーターを用意しておくと良いでしょう。

5-3.スマホとセット割ができる回線を選ぶ

スマホを利用している方は、スマホとセット割ができる回線を選ぶと利用料金を抑えることができますよ。

 
以下の表は回線ごとにセット割の対象となる携帯会社をまとめたものです。

※横にスクロールできます

回線名セット割対象の携帯会社概要
NURO光SoftBank「NURO 光 でんわ」の加入が必須
スマホの月額料金が毎月最大1,100円割引(10回線まで)
NUROモバイル初月を除く12カ月間スマホの月額料金が330円割引
(NURO光新規契約者のみ1回線)
auひかりauネット+電話のプランに加入でスマホの月額料金が毎月最大1,100円割引
(10回線まで)
UQ mobileネット+電話のプランに加入でスマホの月額料金が毎月最大858円割引
(10回線まで)
ドコモ光docomoスマホの月額料金が毎月最大1,100円割引(20回線まで)
SoftBank光SoftBankスマホの月額料金が毎月最大1,100円割引(10回線まで)
Y!mobileスマホの月額料金が毎月最大1,188円割引(10回線まで)
ビッグローブ光au・auスマートバリュー(家族向け)
ネット+電話のプランに加入でスマホの月額料金が毎月最大1,100円割引
(10回線まで)
・auセット割(単身向け)
ネットの月額料金が毎月最大1,200円割引(契約者のみ)
BIGLOBEモバイルネットの月額料金が1年間3,300円割引&スマホの月額料金が毎月220円割引
donedoneスマホの月額料金が毎月220円割引(契約者のみ)
UQ mobileネット+電話のプランに加入でスマホの月額料金が毎月最大858円割引
(10回線まで)
eo光auネット+電話のプランに加入でスマホの月額料金が毎月最大1,100円割引
(10回線まで)
UQ mobileネット+電話のプランに加入でスマホの月額料金が毎月最大858円割引
(10回線まで)
mineo初月を除く12カ月間ネットの月額料金が330円割引
楽天ひかり楽天モバイル利用開始月から12カ月間ネットの月額基本料が0円
@nifty光auネット+電話のプランに加入でスマホの月額料金が毎月最大1,100円割引
(10回線まで)
UQ mobileネット+電話のプランに加入でスマホの月額料金が毎月最大858円割引
(10回線まで)
※2022年3月23日現在
 
格安SIMが割引対象になっている会社もあるんだね。

回線によっては毎月1,200円も割引になるケースもあるため、セット割を利用した方がお得です。

スマホとのセット割も考慮して回線を選ぶと利用料を抑えることができますよ。

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5-4.特典やキャンペーンがある回線を選ぶ

利用料金をできる限り抑えたいという方は、月額料金だけでなく各社の特典やキャンペーンにも注目しましょう

例えば、新規契約者を対象に工事費などの初期費用が無料になるキャンペーンや、他社からの乗り換え者を対象に違約金を肩代わりしてくれるキャンペーンなどがあります。

他にも特定のプランに加入することで高額キャッシュバックが受けられる特典が設けられているケースもありますよ。

なおキャンペーンは「自動でキャンペーンが適用されるケース」と、「キャンペーンの申し込みが必要なケース」があります。

申し込みが必要なケースは契約時に一緒に申し込むことが一般的なので、事前に利用できるキャンペーンがないか調べておくと良いでしょう。

 
後からお得なキャンペーンがあることに気づいても、申し込めない可能性があるから注意してください。

また、プロバイダー独自のキャンペーンの場合は回線業者の窓口から申し込むとキャンペーンの対象とならないため注意が必要です。

6.おすすめの光回線10選

 
光回線を導入したいけど、どの事業者と契約するか迷うな……。

光回線を運営している事業者はたくさんあるため、どれを選んで良いのか迷ってしまいますよね。

このページでは、おすすめの光回線を10サービスに厳選して紹介します。事業者選びの参考にしてみてください。

【おすすめの光回線比較一覧】

※横にスクロールできます

事業者名工事費無料キャンペーンセット割対象キャリアメリットデメリット
NURO光あり(実質無料)SoftBank
NUROモバイル
通信速度が速い提供エリアが狭い
auひかりあり(実質無料・オプション加入必須)au
UQ mobile
通信速度が速い提供エリアが
限られている
ドコモ光あり(新規契約のみ)docomo提供エリアが広い料金が比較的高い
SoftBank光あり(実質無料)SoftBank
Y!mobile
提供エリアが広い通信速度がやや遅い
ビッグローブ光あり(実質無料)au
BIGLOBEモバイル
donedone
UQ mobile
提供エリアが広い通信速度がやや遅い
eo光あり(実質無料)au
UQ mobile
mineo
料金が比較的安い提供エリアは関西のみ
楽天ひかりあり(楽天モバイルの契約が必須)楽天モバイル料金が比較的安い契約期間が長い
@nifty光あり(実質無料)au
UQ mobile
提供エリアが広い通信速度がやや遅い
OCN光ありOCN モバイル ONE料金が比較的安い通信速度がやや遅い
So-net 光あり(実質無料)提供エリアが広い3年目以降の料金が高め
各サービスの特徴とともにご紹介している料金プランは一例であり、その価格で利用できることを保証するものではありません。また本記事に掲載の情報は2022年3月30日時点のものです。

おすすめ1 NURO光

NURO光
メリット
他サービスより通信速度が速い
料金が手頃
他社からの乗り換えがしやすい
デメリット
提供エリアが限られている
こんな人におすすめ!
NURO光の提供エリアにお住まいでSoftBankユーザーの方
高速通信を重視する方
引っ越しが多い方
NURO光のプラン別利用料金

G2Tプラン
3年間総支払額
月額5,200円
工事費
44,000円
(36回払い)
事務手数料
3,300円
Wi-Fiルーター
レンタル
0円
最大速度
下り2Gbps
契約期間
3年間
解約手数料
10,450円
セット割
SoftBank、
NUROモバイル

G2Dプラン
2年間総支払額
月額5,700円
工事費
44,000円
(24回払い)
事務手数料
3,300円
Wi-Fiルーター
レンタル
0円
最大速度
下り2Gbps
契約期間
2年間
解約手数料
10,450円
セット割
SoftBank、
NUROモバイル

G2Nプラン
月額6,100円
工事費
44,000円
(24回払い)
事務手数料
3,300円
Wi-Fiルーター
レンタル
0円
最大速度
下り2Gbps
契約期間
縛りなし
解約手数料
0円
セット割
SoftBank、
NUROモバイル

\最大60,000円キャッシュバック!/
NURO光に
申し込む(公式)

NURO光はSONYが提供する光回線です。

独自回線のため常に安定した通信状況でインターネットに接続できます

またNURO光の通常プランは、下り最大2Gbpsと2倍の速さになっています。

さらに、高速プランでは業界でもトップクラスの10Gbpsもの高速通信が可能です。

通信速度の速さを重視する方にはNURO光はおすすめだといえるでしょう。

この数値は最大の通信速度を表す理論値であり、接続状況によっては実際の数値とは異なる場合があります。

「NURO 光 G2N」という契約期間が設けられていないプランでも月額料金が6,100円と比較的手頃な価格であるのもうれしいポイントですよね。

また契約期間中に引っ越しがあった場合でも、「お引越しサポート特典」を利用すれば「契約解除料・工事費残債・引っ越し先の工事費・契約事務手数料」が実質0円になります。

既に設備導入済みのマンションにお住まいの方は、より通常月額料金のお得な「NURO光 for マンション」が利用可能です。

現在他の回線を利用している方や、引っ越しが多い方にもNURO光はおすすめです

ただし、NURO光は独自回線事業者であるため、エリアによっては回線が開通しておらず利用できないというデメリットがあります。

裏を返せばNURO光の提供エリアにお住いの方は見逃せないサービスだといえるでしょう。

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NURO光に
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おすすめ2 auひかり

auひかり
メリット
他サービスより通信速度が速い
au、UQ mobileとのセット割が利用可能
工事費が実質無料
表彰多数の実績
デメリット
提供エリアが限られている
解約料金が高い
こんな人におすすめ!
auひかりの提供エリアにお住まいの方
高速通信を重視する方
au、UQ mobileユーザーの方
auひかりのプラン別利用料金

ずっとギガ得プラン
ホームタイプ
月額5,940〜6,160円
初期費用
41,250円
事務手数料
3,300円
Wi-Fiルーター
レンタル
0円
最大速度
下り1Gbps
契約期間
3年間
解約手数料
16,500円
セット割
au、UQ mobile

auひかりはKDDIが自社の回線を提供するサービスです。

auユーザーの方は適用条件を満たせば「auスマートバリュー」を利用でき、スマホの月額料金が毎月550~1,100円割引になります

また格安SIMの「UQ mobile」にもセット割(最大858円)があります

 
ちなみにau、UQ mobileのセット割が適用されるためには、ネットの他に固定電話回線の契約も必要です。

auもしくはUQ mobileのスマホを持っている方で、auひかりの対応エリアにお住まいの方はぜひ利用したいサービスですよね。

また、auひかりは独自回線のため通信速度が常に安定しているというメリットもあります。

ただし契約期間が3年と他社に比べて長く違約金も高額なので、短期間で解約する予定がある方や引っ越しが多い方は注意しましょう。

おすすめ3 ドコモ光

ドコモ光
メリット
提供エリアが広い
docomoとのセット割が利用可能
デメリット
通信速度が独自回線事業者に比べ劣る可能性がある
docomoユーザー以外は料金が高め
こんな人におすすめ!
安心感のあるサービスを利用したい方
docomoユーザーの方
ドコモ光のプラン別利用料金

一戸建て向け
1ギガ タイプA(2年定期契約)
月額5,720円
工事費
19,800円
事務手数料
3,300円
Wi-Fiルーター
レンタル
プロバイダー
による
最大速度
1Gbps
契約期間
2年間
解約手数料
14,300円
セット割
docomo

マンション向け
1ギガ タイプA(2年定期契約)
月額4,400円
工事費
16,500円
事務手数料
3,300円
Wi-Fiルーター
レンタル
プロバイダー
による
最大速度
1Gbps
契約期間
2年間
解約手数料
14,300円
セット割
docomo

\最大10万円キャッシュバック!/
ドコモ光に
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ドコモ光は大手キャリアのNTTドコモが提供する光回線です。

NTT系列の企業であるためフレッツ光を利用しており、提供エリアが広いのが大きな特長です。

ドコモ光にはフレッツ光のほか、ケーブルテレビ回線を利用するサービスもあります。

docomoユーザーはセット割が利用でき、スマホの月額料金が最大1,100円割引になります。

また、現在は新規受け付けを停止している「カケホーダイ」と「パケあえる」を利用している方も割引の対象です。

 
ちなみにdocomoスマホがセット割の対象となっている事業者はドコモ光だけです。セット割を利用したいdocomoユーザーは必見です。

なお独自回線に比べて通信速度が劣るケースもあるため、「IPv6」に対応しているプロバイダーを選ぶか「ドコモ光 10ギガ」を利用するのがおすすめです。

「ドコモ光 10ギガ」は月額6,930~8,800円で戸建てプランのみ利用可能です。詳細は公式サイトをご参照ください。
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ドコモ光に
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おすすめ4 SoftBank光

softbankhikari
メリット
提供エリアが広い
SoftBank、Y!mobileとのセット割が利用可能
工事費用が実質無料
デメリット
通信速度が独自回線事業者に比べ劣る可能性がある
こんな人におすすめ!
SoftBankユーザーの方
初期費用を抑えたい方
すぐにインターネットの利用を開始したい方
SoftBank光のプラン別利用料金

東日本エリア 戸建て向け
ファミリー・ギガスピード(2年自動更新プラン)
月額5,720円
工事費
26,400円
事務手数料
3,300円
Wi-Fiルーター
レンタル
プロバイダーによる
最大速度
1Gbps
契約期間
2年間
解約手数料
10,450円
セット割
SoftBank、
Y!mobile

東日本エリア マンション向け
マンション・ギガスピード(2年自動更新プラン)
月額4,180円
工事費
26,400円
事務手数料
3,300円
Wi-Fiルーター
レンタル
プロバイダーによる
最大速度
1Gbps
契約期間
2年間
解約手数料
10,450円
セット割
SoftBank、
Y!mobile

\10ギガプランがお得!/
ソフトバンク光に
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SoftBank光は大手キャリアのソフトバンクが提供する光回線です。

SoftBank光を利用している光コラボ回線なので、提供エリアが広いのが特徴です。

SoftBank光では新規契約者だけでなく、他社から乗り換える方や、引っ越し先でも同じ回線を使用したい方などにも工事費が実質無料になるキャンペーンを開催しています。

初期費用をできるだけ抑えたい方におすすめの光回線といえますね。

また他社の違約金や撤去工事費用を還元(最大10万円)してもらえるキャンペーンも実施しています。

なお、SoftBankとY!mobileユーザーは「おうち割 光セット」が適用され、スマホの月額料金が550~1,188円割引になります。

通常の固定回線では回線工事が完了するまでインターネットを利用できませんが、SoftBank光では開通までの間、SoftBankの提供するモバイルWi-Fiルーターまたはホームルーターを無料でレンタルできます

 
無料で貸してくれるんだ。光回線が開通するまでの間のつなぎ用のネット回線を自分で用意しなくて良いのはうれしいね。
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ソフトバンク光に
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おすすめ5 ビッグローブ光

ビッグローブ光
メリット
au、donedone、UQ mobile、BIGLOBEモバイルとのセット割が利用可能
開通工事までホームルーターを無料レンタル
工事費が実質無料
デメリット
通信速度が独自回線事業者に比べ劣る可能性がある
こんな人におすすめ!
au、donedone、UQ mobile、BIGLOBEモバイルユーザーの方
引っ越しの可能性がある方
ビッグローブ光のプラン別利用料金

一戸建て料金
シミュレーション結果
月額5,478〜6,028円
工事費
19,800円
申込手数料
3,300円
Wi-Fiルーター
レンタル
13カ月目から
550円/月
最大速度
1Gbps
契約期間
3年間
解約手数料
11,900円
セット割
au、donedone、
UQ mobile
、BIGLOBEモバイル

マンション料金
シミュレーション結果
月額4,738〜4,480円
工事費
16,500円
申込手数料
3,300円
Wi-Fiルーター
レンタル
13カ月目から
550円/月
最大速度
1Gbps
契約期間
3年間
解約手数料
11,900円
セット割
au、docomo
UQ mobile
BIGLOBEモバイル

\申し込みで40,000円キャッシュバック!/
ビッグローブ光に
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ビッグローブ光はプロバイダー事業者のBIGLOBEが提供する光コラボの回線です。

また、スマホのセット割が充実しており、au、donedone、UQ mobile、BIGLOBE モバイルの4社が割引の対象です。

引っ越し先でもビッグローブ光を継続して利用する場合は工事費が無料になるため、引っ越しが多い方も安心ですね。

 
ネット回線が開通するまで3週間以上かかる場合は、ホームルーターを無料でレンタルすることもできます。
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ビッグローブ光に
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おすすめ6 eo光

eo光
メリット
au、UQ mobile、mineoとのセット割が利用可能
安定した高速通信が期待できる
2年以上利用した場合解約手数料がかからない
デメリット
提供エリアが狭い
2年目から月額料金が上がる
こんな人におすすめ!
au、UQ mobile、mineoユーザーの方
関西圏にお住まいの方
eo光のプラン別利用料金

1ギガコース
月額3,280円(1年目)
5,448円(2年目以降)
標準工事費
29,700円
契約事務手数料
3,300円
Wi-Fiルーター
レンタル
105円
最大速度
1Gbps
最低利用期間
2年間
解約手数料
0〜13,200円
(最低利用期間を過ぎた場合なし)
セット割
au、UQ mobile、mineo

5ギガコース
月額3,280円(1年目)
5,960円(2年目以降)
標準工事費
29,700円
契約事務手数料
3,300円
Wi-Fiルーター
レンタル
105円
最大速度
5Gbps
最低利用期間
2年間
解約手数料
0〜13,200円
(最低利用期間を過ぎた場合なし)
セット割
au、UQ mobile、mineo

10ギガコース
月額3,280円(1年目)
6,530円(2年目以降)
標準工事費
29,700円
契約事務手数料
3,300円
Wi-Fiルーター
レンタル
105円
最大速度
おおむね10Gbps
最低利用期間
2年間
解約手数料
0〜13,200円
(最低利用期間を過ぎた場合なし)
セット割
au、UQ mobile、mineo

\関西エリアの人におすすめ/
eo光に
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eo光は関西電力の持つ独自の回線設備を利用した電力系の光回線です。

サービス提供エリアは2022年3月現在大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県、福井県の一部市区町村に限られていますが、今後も拡大が予定されています。

eo光では、1年目は月額3,280円から利用することができます。

また、2年以上利用した場合は解約手数料がかからずに解約できるのもうれしいポイントです。

また電気料金やガス料金もセット割の対象となっており、12カ月分の電気代から月々550円(固定)、4カ月分のガス代から月々最大550円割引されます。

au、UQ mobile、mineoとのセット割も適用できるので関西圏にお住まいで、これらのスマホを使っているという方は必見ですよ。 

\関西エリアの人におすすめ!/
eo光に
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おすすめ7 楽天ひかり

楽天ひかり
メリット
提供エリアが広い
スマホと同時申し込みで最大12カ月間無料
月額料金は比較的安い
デメリット
大手キャリアとのセット割は利用できない
こんな人におすすめ!
楽天系列のサービスをよくお使いになる方
長く利用できる方
楽天ひかりのプラン別利用料金

マンションプラン(集合住宅)
月額4,180円
標準工事費
2,200〜16,500円
初期登録費
880〜1,980円
Wi-Fiルーター
レンタル
220円
最大速度
1Gbps
契約期間
3年間
解約手数料
10,450円
セット割
楽天モバイル

ファミリープラン(戸建て)
月額5,280円
標準工事費
2,200〜19,800円
初期登録費
880〜1,980円
Wi-Fiルーター
レンタル
220円
最大速度
1Gbps
契約期間
3年間
解約手数料
10,450円
セット割
楽天モバイル

\いちばんお得なキャンペーン窓口/
【楽天ひかり】
詳細はこちら

楽天ひかりは楽天の提供する光回線で、フレッツ光を利用した光コラボの回線です。

楽天モバイルと一緒に申し込むと開通月から最大6カ月間利用料金が無料になる非常にお得なキャンペーンを行っています。

通常料金はマンション向けプランで4,180円、戸建て向けプランで5,280円と比較的手頃な価格です。

また1年目の月額料金は、マンション向けプランで1,980円、戸建て向けプランで3,080円なのでお得に始められますよ。

さらに楽天ひかりを契約すると、楽天市場での買い物で得られる楽天ポイントの還元率が常に+1倍になるため、家計にもうれしいですね。

楽天ひかりは、特に楽天系列のサービスをよくお使いになる方におすすめしたい光回線です。

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【楽天ひかり】
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おすすめ8 @nifty光

メリット
提供エリアが広い
工事費実質無料
デメリット
他社と比較すると月額料金は高め
こんな人におすすめ!
au、UQ mobileを利用している方
初期費用を抑えたい方
信頼のおけるサービスを利用したい方
@nifty光のプラン別利用料金

ホームタイプ(一戸建て向け)
月額5,720円
標準工事費
825円×24回払い
回線契約料
2,200円
Wi-Fiルーター
レンタル
0円
最大速度
1Gbps
契約期間
2年間
解約手数料
10,450円
セット割
au、UQ mobile

マンションタイプ(集合住宅向け)
月額4,378円
標準工事費
687.5円×24回払い
回線契約料
2,200円
Wi-Fiルーター
レンタル
0円
最大速度
1Gbps
契約期間
2年間
解約手数料
10,450円
セット割
au、UQ mobile

@nifty光は国内プロバイダーのニフティが提供する光コラボの回線です。

nifty光は、長年の実績があり、国内ネット産業の老舗だといえるでしょう。

@nifty光は初月の支払いは2,200円の回線契約料のみ、工事費は24回分割で月々の料金から割り引かれるため、初期費用が抑えられるという大きなメリットがあります。

また「@nifty光電話」の加入が条件ですが、auとUQ mobileのスマホを持っている方はセット割が利用できます

auは最大1,100円、UQ mobileは最大858円がスマホの月額料金から割引されます。

auもしくはUQ mobileのユーザーは見逃せませんね。

ただし月額料金自体は他のサービスに比べると特別安価というわけではないので、工事費無料キャンペーンが利用できるのであれば他社の方がコストを抑えられる可能性もあるので注意してください。

おすすめ9 OCN光

メリット
提供エリアが広い
さまざまなオプションが充実
IPv6(IPoE)対応Wi-Fiルーターが無料
デメリット
大手キャリアとのセット割がない
こんな人におすすめ!
信頼のおけるサービスを利用したい方
高性能のWi-Fiルーターをお得に使いたい方
OCN光のプラン別利用料金

OCN光 ファミリータイプ
(一戸建て向け)
月額6,820円
新規工事費用
19,800円
事務手数料
3,300円
Wi-Fiルーター
レンタル
330円
最大速度
1Gbps
契約期間
2年
解約手数料
11,000円
セット割
OCN モバイル ONE

OCN光 マンションタイプ
(集合住宅向け)
月額5,170円
新規工事費
16,500円
事務手数料
3,300円
Wi-Fiルーター
レンタル
330円
最大速度
1Gbps
契約期間
2年
解約手数料
11,000円
セット割
OCN モバイル ONE

OCN光はOCNとNTTコミュニケーションズが連携して提供する光コラボの回線です。

フレッツ光の回線を持つNTT西日本・NTT東日本の系列会社であるNTTコミュニケーションズが直接提供に関わっているので安心して利用できるサービスだといえるでしょう。

またOCN光では最大で3万円のキャッシュバックが受けられるお得なキャンペーンも実施されています。

今ならIPv6(IPoE)に対応したWi-Fiルーターが無料でプレゼントされるキャンペーンもありますよ。

 
高性能のWi-Fiルーターが無料でゲットできちゃうなんてすごいね。

なお携帯電話料金を抑えたいという方は、セット割が適用されるOCN モバイル ONEとまとめて利用するのもおすすめです。

おすすめ10 So-net 光

so-net光
メリット
月額利用料金最大3カ月無料
提供エリアが広い
工事費実質無料
デメリット
月額割引が2年目まで
ルーターレンタル料金が高め
こんな人におすすめ!
お得に光回線を利用したい方
マンションに住んでいる人
ネットの使用量に変化がある人
So-net 光 のプラン別利用料金(So-net光 M)

マンション
月額4,895円
工事費
26,400円
事務手数料
3,500円
Wi-Fiルーター
レンタル
660円
最大速度
1Gbps
契約期間
なし
解約手数料
なし
セット割

戸建て
月額5,995円
工事費
26,400円
事務手数料
3,500円
Wi-Fiルーター
レンタル
660円
最大速度
1Gbps
契約期間
なし
解約手数料
なし
セット割

\工事費が実質無料!/
So-net光
公式サイトはこちら

So-net 光は、1996年にサービスを開始したソニー系列の老舗プロバイダーであるSo-netが提供する光コラボの回線です。

最大2年間は月額料金が割引され、マンションプラン:3,520円/月額 戸建てプラン:4,378円/月額で利用できます。またSo-net光は、月額利用料金最大3カ月無料などお得な特典が豊富です。

工事費用も分割分が月々の利用料金から割引されるため実質無料になりますよ。

またインターネットが開通するまでの間、モバイルルーターを1ヶ月間無料でレンタルできるサービスを行っているので、回線工事に時間がかかる場合でも安心です。

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So-net光
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7.光回線と他の回線との違い

 
光回線以外にもネット回線はあるよね?他の回線とはなにが違うんだろう?

このような疑問を持った方も多いのではないでしょうか。

インターネット回線には光回線の他に「ADSL回線」「CATV回線」「モバイル回線」の三つの回線があります

各回線の特徴を以下の表にまとめました。

※横にスクロールできます

 平均通信速度メリットデメリット
上り下り
光回線約235Mbps約320Mbps・通信速度が速い
・接続が安定している
・回線工事が必要
ADSL回線約3Mbps約8Mbps・月額料金が安い・通信速度が遅い
・サービス終了が決まっている
CATV回線約18Mbps約130Mbps・テレビ接続サービスとのセットがお得・光回線より通信速度が遅い
・ネット単体だと割高
モバイル回線約8Mbps約29Mbps・自宅以外でも使用が可能
・回線工事が不要
・データ容量の上限が設定されていることが多い
・無制限のプランは料金が高め

それでは、それぞれの光回線との違いについて詳しく解説していきましょう。

7-1.ADSL回線との違い

ADSL回線は、「非対称デジタル加入者線」を意味する「Asymmetric Digital Subscriber Line」の略で、光回線が登場する以前に主流だったネット回線です。

光回線が光ファイバーを利用するのに対し、ADSLは電話回線を利用してインターネットに接続するという違いがあります。

ADSLは音声通話で使用しない周波数帯をネット回線として利用することで高速なデータ通信を可能にしています。

しかし回線自体は電話と同じなので、電話がかかってきた際にネットが切断されてしまったり、接続が不安定になったりすることがあります。

また「アナログ信号」というノイズの影響を受けやすい信号を使用しているため、基地局から離れると通信速度が遅くなる傾向があります。

同じように電話回線を使用するネット回線に「ISDN(Integrated Services Digital Network)」と呼ばれるサービスもあります。かつてはADSLに次ぐ主流なネット回線の一つでしたが、光回線の普及により今では利用者が激減しており、さらに利用者のほとんどは企業なので、存在を知らないという方も少なくないでしょう。

ADSLの魅力として月額料金の安さが挙げられます

ただし、ADSLおよびISDNは2024年に廃止されることが決定しており、新規契約の申し込みも受け付けておりません。

現在ADSLまたはISDNを利用している方は、サービスが終了する前に別の回線に乗り換えるようにしましょう。

 
ADSLから乗り換えるなら光回線がおすすめです。

7-2.CATV回線との違い

CATVとはケーブルテレビの略であり、アンテナではなくケーブルを使用してテレビ放送を受信するサービスのことです。

このテレビ放送を受信するためのケーブルを利用して、インターネットに接続する回線のことをCATV回線といいます。

CATV回線はテレビ局から変換機までを光ファイバー、変換機から自宅までを「同軸ケーブル」でつなぎ、インターネットに接続します。

同軸ケーブルとは
電気通信に使われるケーブルの一つで、主にテレビ受像機とアンテナを接続するために使用されます。

このように光ファイバーと同軸ケーブルを併用した接続方法を「光ハイブリッド方式」といいます。

【各固定回線がインターネットに接続するまでのイメージ図】
画像タグはワードプレスで挿入

CATV回線は光ハイブリッド方式により途中まで光ファイバーを利用しているため、電話回線を使用するADSL回線よりも通信速度は速いのが特徴です。

しかし光ファイバーだけで接続する光回線と比較すると通信速度は遅くなります。

また、CATV回線はテレビ接続がメインのサービスのため、ネット回線単体で申し込むとADSL回線や光回線よりも月額料金が高くなる傾向があります。

通信速度を重視している方や、テレビをあまり視聴しない方にはCATV回線よりも光回線の方がおすすめですよ。

7-3.モバイル回線との違い

モバイル回線とは物理的なケーブルを使用しない無線のインターネット回線です。

スマホなどで使用する4GLTEや5GLTEと同じ回線を使用してインターネットに接続します。

ケーブルを使用しないため、自宅以外でも利用できるのがモバイル回線の特徴です。

モバイル回線にはコンセントから給電する「ホームルーター」と、充電して使用する「モバイルWi-Fiルーター」の二つの種類があります。

ホームルーターとモバイルWi-Fiルーターとの違いについてはこちらの記事をご参照ください。

光回線より通信速度は劣るものの、回線工事が必要ないため手軽に導入が可能です。

ただし利用できるデータ容量に上限があったり、無制限に利用できても光回線より高額になったりするケースがあります。

モバイル回線は自宅以外でもインターネットを利用したい方にはおすすめですが、主に自宅で利用するのであれば光回線の方がおすすめです。

8.よくある質問

光回線とは?
光回線とは、「光ファイバー」を用いた通信回線のこと。
光回線で使われる光ファイバーは、一度に多くの情報を送ることが可能であったり、速い通信速度で安定したインターネット通信ができるといった特徴があります。

光回線のメリットとデメリットは?
光回線のメリットは、安定した接続・速い通信速度・データ容量が無制限である点などが挙げられます。
一方デメリットは、光回線を導入するときに「回線工事」が必要となる点、月額料金が比較的高めで、持ち運びが不可能な点などが挙げられます。
光回線の選び方は?
接続方法(PPPoE方式・IPoE方式)・ルーターの性能・スマホとのセット割・特典やキャンペーンの有無を加味して選ぶのがおすすめです。
光回線の種類は?
フレッツ光(ライトファイバー)、独自回線(ダークファイバー)、電力回線の3種類に分けられます。
回線によって、通信速度や利用可能な地域が異なるため、注意が必要です。
光回線の工事費用は?
光回線の平均工事費用は、15,000~40,000円程度です。各社によってばらつきがありますが、工事費無料キャンペーンなどを利用することで、光回線にかかる費用を安く抑えることができるでしょう。

9.まとめ

光回線とは光ファイバーと呼ばれる特殊な繊維を利用してデータを送受信するインターネット回線のことです。

光回線には以下のようなメリットがあります。

光回線のメリット
  1. インターネットの接続が安定している
  2. 通信速度が速い
  3. データ容量は無制限
  4. アンテナ不要でテレビが見られる

在宅ワークをしている方はもちろん、オンラインゲームをしたり動画サイトなど視聴したりする方など、日常的にインターネットを利用する方に向いているネット回線だといえます。

また光回線を利用するにあたって、以下の4点には注意が必要です。

光回線の注意点
  1. 回線工事が必要な場合がある
  2. 月額料金が比較的高めに設定されている
  3. 持ち運びができない
  4. 解約時期によっては違約金が発生する場合がある

外出先でインターネットに接続することが多い方や、引っ越しを頻繁にされる方などが光回線を使用する場合には、選ぶ回線に注意が必要です。

またセットで申し込むとスマホ代や電気料金などが割引になるサービスや、契約後にキャッシュバックが受けられるお得なキャンペーンなどもあります。

後悔しないように、月額料金だけでなく利用できるサービスやキャンペーンがないか事前にチェックしておきましょう。

 
なぜこのような結論に至ったのか、調査の詳細や理由について詳しくは以下のページで解説しているので、是非ご確認ください!
>おすすめの光回線を徹底解説しています

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