格安SIM（スマホ）おすすめ10社を比較！料金・通信速度のランキングも紹介

格安SIMは大手キャリアと比べて月額の携帯料金を安くできることから人気の通信サービスです。料金・速度・プランやサービスが異なるので「格安SIMはどこがいい？」と悩んでしまう人も多いでしょう。

また、「格安SIM（スマホ）はやめとけ」「格安SIMは繋がらない」という評判やデメリットを見ると、乗り換えを躊躇してしまう人もいるのではないでしょうか？

結論、格安SIMは月額1,000円前後のプランを提供している会社も多く、スマホ代を安くしたい人におすすめです。 この記事では、月額料金を抑えつつも快適に利用できる格安SIMを10社紹介します。

会社名	楽天モバイル	LINEMO	UQモバイル
–
おすすめな人	データ無制限を安く 使いたい人	基本料金が安い 格安SIMがいい人	ドコモユーザーで スマホ代を安くしたい人
月額料金 （税込）	3GBまで：1,078円 3GB ～20GB：2,178円 20GB ～無制限：3,278円	・3GBまで：990円 　3〜10GB：2,090円 ・20GBまで ：2,728円 　20〜30GB：3,960円	4GB：2,365円 （割引適用時1,078円） 15GB：3,465円 （割引適用時2,178円） 20GB ：3,278円
通信速度※	平均ダウンロード速度：138.05Mbps	平均ダウンロード速度：64.69Mbps	平均ダウンロード速度：109.82Mbps
詳細	公式	公式	公式

格安SIMおすすめ比較一覧表

おすすめの格安SIM10選の月額料金と通信速度をまとめると以下のようになりました。

キャリア名	楽天モバイル	LINEMO	UQモバイル	ahamo	povo	Y!mobile	mineo	IIJmio	NUROモバイル	イオンモバイル
ロゴ
月額料金	3GBまで：1,078円 3GB ～20GB：2,178円 20GB ～無制限：3,278円	・3GBまで：990円 　3〜10GB：2,090円 ・20GBまで ：2,728円 　20〜30GB：3,960円	コミコミプラン（20GB ）：3,278円 とくとくプラン（15GB）：3,465円（各種割引適用時2,178円） ミニミニプラン（4GB）：2,365円（各種割引適用時1,078円）	30GB：2,970円 100GB：4,950円	基本料0円 無制限（24時間）：330円 1GB（7日間）：390円 3GB （30日間）：990円 20GB （30日間）：2,700円 60GB（90日間）：6,490円 150GB（180日間）：12,980円	シンプルS（4GB）：2,365円 シンプルM（20GB ）：4,015円 シンプルL（30GB）：5,115円	【シングルタイプ（データ通信のみ）】 1GB；880円 5GB：1,265円 10GB：1,705円 20GB：1,925円 【デュアルタイプ（データ通信+音声通話）】 1GB ：1,298円 5GB ：1,518円 10GB：1,956円 20GB：2,178円	【データeSIM（ドコモ回線のみ）】 2GB：440円 5GB：660円 10GB：1,100円 15GB：1,430円 20GB：1,650円 【データ（ドコモ回線のみ）】 2GB：740円 5GB：900円 10GB：1,400円 15GB：1,730円 20GB：1,950円	【音声通話SIM】 3GB：792円 5GB：990円 10GB：1,485円 15GB：1,790円 20GB：2,699円 40GB：3,980円 5分かけ放題（1GB）：930円 10分かけ放題（1GB）：1,320円 かけ放題（1GB）：1,870円	【さいてきプラン（音声通話SIM）】 0.5GB：803円 1GB：858円 3GB：1,078円 5GB：1,298円 10GB：1,848円 20GB：1,958円 30GB：3,058円 40GB：4,158円 50GB：5,258円
通信速度※	平均ダウンロード速度：138.38Mbps	平均ダウンロード速度: 64.69Mbps	平均ダウンロード速度：108.9Mbps	平均ダウンロード速度: 81.16Mbps	平均ダウンロード速度: 106.54Mbps	平均ダウンロード速度: 88.99Mbps	平均ダウンロード速度: 47.26Mbps	平均ダウンロード速度: 49.26Mbps	平均ダウンロード速度: 61.39Mbps	平均ダウンロード速度: 43.15Mbps
使用回線	楽天・au	ソフトバンク	au	ドコモ	au	ソフトバンク	ドコモ・au・ソフトバンクから選べる	ドコモ・auから選べる	ドコモ・auから選べる	ドコモ・auから選べる
MNP乗り換え キャンペーン	対象iPhone購入で最大 32,000円おトク	スマホプラン(20GB/月) 15,000円相当 PayPayポイント付与	オプション加入 最大10,000円相当還元	iPhone15(128GB)購入 44,000円割引	新規加入で1TB(3日間) プレゼント	最大10,000円相当 PayPayポイント付与	マイピタプラン 一律990円キャンペーン	月額料金最大半年間 割引キャンペーン	20GBプラン申し込み 13,000円キャッシュバック	イオンカード支払で最大 11,000WAONポイント プレゼント
詳細	公式	公式	公式	公式	公式	公式	公式	公式	公式	公式

※出典：みんなのネット回線速度

各社のサービスによって、料金だけでなく通信速度も異なります。

「1円でも安いサービスに加入したい」と考えている方も、お金だけを判断基準にすると通信速度が遅く損をしてしまうかもしれません。

格安SIMおすすめ10選

ここでは、以下のおすすめな格安SIM10選を紹介します。

• 楽天モバイル
• UQモバイル
• ahamo
• LINEMO
• povo
• Y!mobile
• mineo
• IIJmio
• NUROモバイル
• イオンモバイル

楽天モバイル

• 低価格な料金で利用できる
• 「Rakuten Link」を利用すると国内通話が無料になる
• 初期費用や契約年数の縛りがない

楽天モバイルは、楽天グループが運営する格安SIMです。料金のシンプルさが特徴的で、3GB1,078円（税込）から契約できます。

また「Rakuten Link」を利用すると、国内通話を無料で利用が可能です。電話をする機会が多い方も、高額な通話料を請求されることはありません。

さらに初期費用や契約年数の縛りがなく、利用してみて合わないと感じたらすぐに解約できる点もメリットです。

楽天モバイルのメリット・デメリット

楽天モバイルのメリット

• 低価格な料金で利用できる
• 「Rakuten Link」を利用すると国内通話が無料になる
• 初期費用や契約年数の縛りがない

楽天モバイルのデメリット

• 通信エリアや回線の安定性に劣る
• 楽天モバイルのサービスに対応していない端末もある

楽天モバイルの基本情報

出典: 楽天モバイル 公式サイト
※出典：みんなのネット回線速度
※キャンペーンは2024年6月現在の情報です

楽天モバイルの速度

楽天モバイルの乗り換え（MNP）キャンペーン

楽天モバイルの乗り換え（MNP）キャンペーンでは、6,000ポイントもらえるキャンペーンを実施しています。

表内の「条件」を【1】【2】【3】すべて満たしている方が対象となるので、自分が満たしているか必ず確認してください。

※出典：楽天モバイル公式サイト

LINEMO

• 10GBプラン登場！月額2,090円（税込）
• 他社からMNP乗り換えで
  PayPayポイント最大15,000円相当プレゼント
• 契約やサポートをオンラインまたはLINEを介して行える
• LINEの使用によるデータ消費がゼロの「LINEギガフリー」

LINEMOは、ソフトバンクが提供するオンライン専用の新料金ブランドです。ソフトバンク回線が利用できるので通信品質も安定しています。

LINEMOは、LINEアプリの使用をデータ消費ゼロとする「LINEギガフリー」を標準で提供し、ソフトバンクと同等の通信品質を保証しています。

2024年7月末から新プランが登場。キャリアのサブブランド、オンライン専用プランにはなかった月10GBのプラン月額2,090円（税込）がリリースされました。

プランの特徴は、データ使用量に応じて料金が変わる従量制。10GBのプランでも3GB未満であれば990円（税込）です。

他にも月20〜30GB使えるプランもあるので、スマホの使用量にフィットしたプランを選べます。

30GBのプランでも4,000円を下回る形で用意しているため、コストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。

LINEMOのメリット・デメリット

LINEMOのメリット

• 契約やサポートをオンラインまたはLINEを介して行える
• LINEの使用によるデータ消費がゼロの「LINEギガフリー」
• コストパフォーマンスが高い

LINEMOのデメリット

• オンライン専用のサービスであるため対面でのサポートが受けられない
• 海外で利用するためには別途費用が発生する

LINEMOの基本情報

出典:LINEMO 公式サイト
※出典：みんなのネット回線速度
※キャンペーンは2024年3月現在の情報です

UQモバイル

※2024年3月12日時点の情報です。詳細は公式サイトをご覧ください。

• 使い切らなかったデータ量を翌月に持ち越せる
• 自宅セット割による割引が可能
• 基本データ容量超過後も最大1Mbpsの速度で使い続けられる

UQモバイルは、KDDIグループのサービスです。主に「コミコミプラン」「とくとくプラン」「ミニミニプラン」3つのプランを提供しています。

コミコミプランは国内通話が24時間かけ放題で、データ使用量は20GBです。ミニミニプランは、主にメールや軽いデータ使用に適しており、月額2,365円で利用できます。

また自宅セット割や家族セット割などの割引サービスを併用すると、月額料金の割引が可能です。

安く利用したい方は、契約前に自分が利用できる割引制度を確認してみましょう。

さらに基本データ容量超過後も最大1Mbpsの速度で使い続けられるため、万が一通信制限になったときもテキストでの連絡や通話は問題ありません。

UQモバイルのメリット・デメリット

UQモバイルのメリット

• 使い切らなかったデータ量を翌月に持ち越せる
• 自宅セット割による割引が可能
• 基本データ容量超過後も最大1Mbpsの速度で使い続けられる

UQモバイルのデメリット

• 他格安SIMと比べ料金が高い
• 販売されている端末の種類が限られる

UQモバイルの基本情報

出典:UQモバイル 公式サイト
※出典：みんなのネット回線速度
※キャンペーンは2024年3月現在の情報です

UQモバイルの速度

ahamo

• 5分以内の国内通話であれば何度でも無料で利用できる
• 契約に手数料がかからずオンラインで完結できる
• 82カ国以上でデータ通信を利用できる

ahamoはNTTドコモが提供するプランで、実店舗での申し込みは受け付けていないオンライン専用サービスです​​。

30GBの月額料金は2,970円で用意していて、日本国内および海外82か国・地域で20GBのデータ通信を利用できます。

また1回5分以内の国内通話であれば、無料で利用できます​​。

なお、ahamoの契約手続きやサポートはオンラインショップ限定です。ドコモショップではサポートを受けられないため注意しましょう。

ahamoのメリット・デメリット

ahamoのメリット

• 5分以内の国内通話であれば何度でも無料で利用できる
• 契約に手数料がかからずオンラインで完結できる
• 82カ国以上でデータ通信を利用できる

ahamoのデメリット

• ドコモショップで直接サポートが受けられない
• ドコモのキャリアメールに非対応

ahamoの基本情報

出典:ahamo 公式サイト
※出典：みんなのネット回線速度
※キャンペーンは2024年3月現在の情報です

＼オンラインから簡単／
【ahamo】
申し込みはこちら

ahamoの速度

ahamoは、平均ダウンロード速度64.73Mbpsの速度を誇ります。日常生活には支障がないレベルの速度で、Webサイトの閲覧や動画視聴を快適に行えます。

オンラインゲームはRPGなどスピード感の低い内容であれば問題ありません。ドコモキャリアを探している方は、ahamoを契約してみてください。

povo2.0

• 基本料金が無料
• 必要なデータ量（トッピング）を自由に選んでカスタマイズできる
• デザリングを無料で利用できる

povo2.0は、KDDIから提供されるオンライン専用の新料金プランで、2021年1月に発表されました。

このプランは、特に若年層が主に利用する通話アプリの現状を踏まえ、余計なものを削除し、必要なサービスのみを提供することを目指しています。

基本料金が0円からのスタートで、データや通話などのサービスをユーザーのニーズに応じて「トッピング」として追加できる新しい形の料金プランです​​​​。

povoのデータプランは、ユーザーが自分のライフスタイルに合わせて様々なデータ容量から選択でき、24時間データ使い放題のトッピングも用意されています。

povo2.0のメリット・デメリット

povo2.0のメリット

• 基本料金が無料
• 必要なデータ量（トッピング）を自由に選んでカスタマイズできる
• デザリングを無料で利用できる

povo2.0のデメリット

• オンライン飲みの対応であるため店舗でのサポートが受けられない
• トッピングしていない状態だと無料で利用できるが通信速度が遅い

povo2.0の基本情報

出典:povo2.0 公式サイト
※出典：みんなのネット回線速度
※キャンペーンは2024年3月現在の情報です

povoの速度

povoは、平均ダウンロード速度91.18Mbpsと快適な通信が可能です。動画視聴はもちろん、オンラインゲームもプレイできます。

au系列の格安SIMを探している方は、povoを検討してみてください。

Y!mobile

• 一日中高速で安定した通信が可能
• 料金プランがシンプル
• 実店舗でのサービスにも対応

Y!mobileは、88.99Mbpsのダウンロード速度が特徴的な格安SIMです。動画視聴やオンラインゲームをする方も、快適に利用できます。

Y!mobileはシンプルな料金プランも見逃せません。シンプルS・M・Lの3プランのみ用意しているため、格安SIMの知識に疎い方も迷わず契約できます。

また全国約2,500の店舗を展開し、店頭でのサービスも充実しています​​。

Y!mobileのメリット・デメリット

Y!mobileのメリット

• 一日中高速で安定した通信が可能
• 料金プランがシンプル
• 実店舗でのサービスにも対応

Y!mobileのデメリット

• データ使用量無制限のプランがない
• 割引を利用しない場合は他社と比べ料金が高い

Y!mobileの基本情報

出典:Y!mobile 公式サイト
※出典：みんなのネット回線速度
※キャンペーンは2024年3月現在の情報です

Y!mobileの速度

Y!mobileは平均ダウンロード速度84.11Mbpsと問題なく通信できる点がポイントです。pingの数値も40.89msと、応答速度も問題ありません。

気になる方は、自分気になる料金プランを確認してみてください。

mineo

• 複数のキャリア回線が選べる
• 最大10回線までのシェアも可能
• 通信の混雑状況がわかる「ネットワークお天気情報」

mineoは、au、NTTドコモ、ソフトバンクの3大キャリアの回線を利用している点が特徴です。自分が利用しているキャリアに応じて、回線種別とデータ容量を選べます。

また使用されなかったデータは翌月に繰り越せて、最大10回線までのシェアも可能です。子どもがデータを大量に使う家庭なら、親のデータ通信を分け与えられます。

さらに通信の混雑状況がわかる「ネットワークお天気情報」なども提供​​​​。回線が混み合っていないか都度確認できるため、通信の悪さを端末のせいにすることは無くなります。

mineoのメリット・デメリット

mineoのメリット

• 複数のキャリア回線が選べる
• 最大10回線までのシェアも可能
• 通信の混雑状況がわかる「ネットワークお天気情報」

mineoのデメリット

• 地域や時間帯によって電波が弱くなる場合がある
• キャリア決済ができない端末がある

mineoの基本情報

出典:mineo 公式サイト
※出典：みんなのネット回線速度
※キャンペーンは2024年3月現在の情報です

mineoの速度

mineoは平均ダウンロード速度54.27Mbpsとなっています。日常使いには問題ないレベルの速度で、RPGやパズルなどのゲームであればいつも通りプレイが可能です。

データの使用量が少ない方は、mineoの利用を検討してみてください。

IIJmio

• SIMの機能とデータ量を自由に組み合わせられる柔軟性
• 低速時でも数秒間高速で通信できる「バースト転送」
• 端末とのセットプランも用意

IIJmioは、SIMの機能とデータ量を自由に組み合わせられる柔軟性が魅力です。余計な機能のためにお金を払う必要がないため、より支払う費用を抑えて契約できます。

また通信制限にかかったときも数秒間高速で通信できる「バースト転送」も魅力。テキストメインのサイトであれば、通信制限下でもサクサク閲覧できます。

さらに端末とのセットプランも用意しているため、バッテリーが弱っているデバイスを使っている方はまとめての契約がおすすめです。

IIJmioのメリット・デメリット

IIJmioのメリット

• 自身に合うプランを選べる
• 低速時でもバースト機能により数秒間高速でデータ通信が可能
• 取り扱う端末の種類が豊富

IIJmioのデメリット

• ピーク時に通信速度が低下してしまう
• 支払い方法が限定的

IIJmioの基本情報

出典:IIJmio 公式サイト
※出典：みんなのネット回線速度
※キャンペーンは2024年3月現在の情報です

IIJmioの速度

IIJmioはWebサイト閲覧や動画視聴は問題なく行えるレベルの速度を用意しています。ただし、FPSなど速い速度が求められるゲームは適さないと理解しておきましょう。

主な利用目的がニュースを見たり音楽を聞いたりすることの方は、IIJmioの契約を考えてみてください。

NUROモバイル

• 三大キャリアの回線を選べる
• 余ったデータを繰り越せる
• 特定のSNS利用時にかかるデータ量がノーカウントになるプランがある

NUROモバイルは、ソニーグループが提供する格安SIMサービスです。特徴として、ドコモ・au・ソフトバンクの三大キャリアの回線を利用者が選べる点があります。

またNUROモバイルは、利用しなかったデータの繰越が可能です。追加料金もなく自動的に繰り越すため、旅行などでデータ通信を使う機会が多いときに備えられます。

「NEOデータフリー」を採用しているプランなら、LINEやXなどを利用するときにかかる通信量はカウントされません。

「ストーリーやショート動画を見ていたら通信制限になった」という経験がある方は、NEOデータフリーを活用すればストレスは解消されるでしょう。

NUROモバイルのメリット・デメリット

NUROモバイルのメリット

• 三大キャリアの回線を選べる
• 余ったデータを繰り越せる
• 特定のSNS利用時にかかるデータ量がノーカウントになるプランがある

NUROモバイルのデメリット

• 昼のピークタイム時に通信速度が遅くなりやすい
• 支払い方法が限定的

NUROモバイルの基本情報

出典:NUROモバイル 公式サイト
※出典：みんなのネット回線速度
※キャンペーンは2024年3月現在の情報です

NUROモバイルの速度

NUROモバイルは平均Ping値45.82msと、同水準の事業者の中でも高い処理能力を誇る点が魅力です。送受信するデータ容量が多くても、問題なく処理できます。

容量の大きなゲームや動画視聴をする方は、NUROモバイルを検討してみてください。

イオンモバイル

• 料金プランが豊富
• 店舗でのサポートを受けられる
• 高齢者向けのプランも用意

イオンモバイルは、イオンが提供する格安SIMサービスです。

このサービスは、月額料金が非常にリーズナブルであり、データプランは月額803円（0.5GBプラン）から最大で月額5,258円（50GBプラン）までの範囲で、利用者のニーズに応じた多様なプランを提供しています。

イオンモバイルでは、イオンモールなどに実店舗を用意。オンラインでの契約がわからない主婦（夫）も店舗での契約手続きやアフターサポートを受けられます。

さらに高齢者向けのプランも用意しているため、2世帯で暮らしている家庭なら、家族全員格安SIMに変更できるでしょう。

イオンモバイルのメリット・デメリット

イオンモバイルのメリット

• 料金プランが豊富
• 店舗でのサポートを受けられる
• 高齢者向けのプランも用意

イオンモバイルのデメリット

• ピーク時に通信速度が低下する可能性がある
• 店舗によって対応の質が異なる場合がある

イオンモバイルの基本情報

出典:イオンモバイル 公式サイト
※出典：みんなのネット回線速度
※キャンペーンは2024年3月現在の情報です

イオンモバイルの速度

イオンモバイルは自宅にWi-Fiを引いている方、Webサイト閲覧や動画視聴が中心の方におすすめです。他社と比較して通信速度は遅めですが、最低限必要な速度は確保しています。

「最低限のスペックで良いから料金を抑えたい」と考えている方は、イオンモバイルを検討してみてください。

格安SIM月額料金ランキング

月額料金が特に安い格安SIMサービスのトップ3をご紹介します。

【格安SIM月額料金ランキング】

1. povo：基本料0円
2. IIJmio：2GB：440円
3. NUROモバイル：0.2GB：330円

1位のpovoは、基本料金が0円で利用できる点が大きな特徴です。利用者は必要なデータ量を「トッピング」として自由に選択し、使用した分だけ支払います。

毎月の固定費を抑えたい人や、通信量が月によって大きく変動するユーザーにおすすめです。

2位のIIJmioでは、2GBのプランが特にコストパフォーマンスに優れており、使用データ量が3GBより少ない人や、コストを抑えつつ安定したデータ通信を求めるユーザーに適しています。

3位のNUROモバイルは、3GBのプラン月627円と低価格で設定されています。コストを抑えつつも、そこそこのデータ使用量を求める人にとって魅力的な選択肢です。

月額料金を重視し、自身のライフスタイルやデータ利用量に合った格安SIMを選びたい人は、これらのオプションから選ぶと良いでしょう。

格安SIM通信速度ランキング

格安SIMの通信速度で注目すべきトップ3をご紹介します。これらの速度は、「みんなのネット回線速度」のデータに基づいています。

【格安SIM通信速度※ランキング】

1. 楽天モバイル：138.38Mbps
2. UQモバイル：108.9Mbps
3. povo：106.54Mbps

※2024年3月時点のダウンロード速度
※出典：みんなのネット回線速度

まず1位は楽天モバイルで、平均ダウンロード速度は138.38Mbpsとなっています。この速度は、ストリーミングや大容量のダウンロードを頻繁に行うユーザーに適しています。

楽天モバイルでは、繋がりやすいと言われるプラチナバンド利用を総務省から認定されました。2024年早期にはサービス提供を目指しており、さらに通信品質の向上が期待されています。

次に2位はUQモバイルで、平均ダウンロード速度は108.9Mbpsです。

3位はpovoで、平均ダウンロード速度は106.54Mbpsです。高速で安定しているため、動画視聴やSNSであれば問題なく利用できます。

ただし実際の通信速度は、利用する地域や時間帯、デバイスによって異なります。必ず自宅や使っているデバイスに問題ないことを確認してから契約しましょう。

【目的別】格安SIMのおすすめ

格安SIMの事業者を見ても「結局自分には何が合っているかわからない」と悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。

そこで以下では、目的別でおすすめの格安SIMを紹介します。以下を参考に、自分に合った業者を絞り込んでみてください。

速度重視で選びたい人におすすめの格安SIM

キャリア名	楽天モバイル	UQモバイル	povo
ロゴ
月額料金	3GBまで：1,078円 3GB ～20GB：2,178円 20GB ～無制限：3,278円	コミコミプラン（20GB ）：3,278円 とくとくプラン（15GB）：3,465円（各種割引適用時2,178円） ミニミニプラン（4GB）：2,365円（各種割引適用時1,078円）	基本料0円 無制限（24時間）：330円 1GB（7日間）：390円 3GB （30日間）：990円 20GB （30日間）：2,700円 60GB（90日間）：6,490円 150GB（180日間）：12,980円
通信速度※	平均Ping値：51.1ms 平均ダウンロード速度：120.89Mbps 平均アップロード速度：31.18Mbps	平均Ping値：44.42ms 平均ダウンロード速度：111.13Mbps 平均アップロード速度：18.55Mbps	平均Ping値：49.04ms 平均ダウンロード速度：98.18Mbps 平均アップロード速度：17.9Mbps
使用回線	楽天・au	au	au
詳細	公式	公式	公式

※出典：みんなのネット回線速度

速度重視で選びたい方におすすめの事業者は、上記の3社です。記事内で速い速度を誇るのは楽天モバイルとなっています。

楽天モバイルは平均ダウンロード速度120.89Mbpsと、オンラインゲームもできるレベルの速度が大きな魅力。

iPhoneを購入できるおすすめの格安SIM

キャリア名	楽天モバイル	UQモバイル	ahamo	Y!mobile	mineo	IIJmio
ロゴ
購入できるiPhone	・iPhone 15 Pro Max ・iPhone 15 Pro ・iPhone 15 Plus ・iPhone 15 ・iPhone 14 Plus ・iPhone 14 ・iPhone 13 ・iPhone SE（第3世代）	・iPhone13 ・iPhoneSE（第3世代）	・iPhone 15 Pro Max ・iPhone 15 Pro ・iPhone 15 Plus ・iPhone 15 ・iPhone 14 ・iPhone SE（第3世代）	・iPhone13 ・iPhoneSE（第3世代）	・iPhone 15 ・iPhone 14 ・iPhone 13 ・iPhone SE（第3世代） ・iPhone 12 mini	・iPhone 13 mini ・iPhone 12 ・iPhone 12 mini ・iPhone 11 ・iPhone SE（第2世代）
月額料金	3GBまで：1,078円 3GB ～20GB：2,178円 20GB ～無制限：3,278円	コミコミプラン（20GB ）：3,278円 とくとくプラン（15GB）：3,465円（各種割引適用時2,178円） ミニミニプラン（4GB）：2,365円（各種割引適用時1,078円）	20GB：2,970円 100GB：4,950円	シンプルS（4GB）：2,365円 シンプルM（20GB ）：4,015円 シンプルL（30GB）：5,115円	【シングルタイプ（データ通信のみ）】 1GB；880円 5GB：1,265円 10GB：1,705円 20GB：1,925円 【デュアルタイプ（データ通信+音声通話）】 1GB ：1,298円 5GB ：1,518円 10GB：1,956円 20GB：2,178円	【データeSIM（ドコモ回線のみ）】 2GB：440円 5GB：660円 10GB：1,100円 15GB：1,430円 20GB：1,650円 【データ（ドコモ回線のみ）】 2GB：740円 5GB：900円 10GB：1,400円 15GB：1,730円 20GB：1,950円
使用回線	楽天・au	au	ドコモ	ソフトバンク	ドコモ・au・ソフトバンクから選べる	ドコモ・auから選べる
MNP乗り換え キャンペーン	対象iPhone購入で最大 32,000円おトク	オプション加入 最大10,000円相当還元	iPhone15(128GB)購入 44,000円割引	最大10,000円相当 PayPayポイント付与	マイピタプラン 一律990円キャンペーン	月額料金最大半年間 割引キャンペーン
詳細	公式	公式	公式	公式	公式	公式

※キャンペーンは2024年5月時点での情報です。最新の情報は各公式サイトにてご確認ください。

iPhoneを購入できるおすすめの格安SIMを上記の表にまとめました。最も多くの種類を取り扱っているのは、楽天モバイルの9種類です。

そのほかahamoは最新のiPhone15系列の商品をすべて取り揃えていて、mineoはiPhone15のみの取り扱いでした。

データ容量別でおすすめの格安SIM

キャリア名	楽天モバイル	LINEMO	ahamo
ロゴ
月額料金	3GBまで：1,078円 3GB ～20GB：2,178円 20GB ～無制限：3,278円	3GB：990円 20GB：2,728円	30GB：2,970円 100GB：4,950円
通信速度※	平均ダウンロード速度：138.38Mbps	平均ダウンロード速度: 64.69Mbps	平均ダウンロード速度: 81.16Mbps
使用回線	楽天・au	ソフトバンク	ドコモ
詳細	公式	公式	公式

※出典：みんなのネット回線速度

データ容量別でおすすめの格安SIMをまとめました。使用するデータ量が少ない（3GB以下）方のおすすめなのはLINEMOで、多い方におすすめなのが楽天モバイルとahamoです。

LINEMOは3GBの利用で990円と、1,000円を下回る月額料金が魅力的。「通信料にお金をかけたくない」と考えている方におすすめと言えるでしょう。

キャンペーンが充実している格安SIM

キャリア名	楽天モバイル	LINEMO	povo	Y!mobile
ロゴ
キャンペーン例	・スマホ料金＆ポイントかんたんシミュレーション ・他社からの乗り換えでポイントプレゼントキャンペーン ・楽天モバイル紹介キャンペーン ・楽天モバイルお申し込み＆対象製品ご購入で最大26,930円値引きなど	・PayPayポイントプレゼントキャンペーン ・データ追加購入が半年間おトクキャンペーン ・LINEMOおかえりだモンキャンペーン ・契約者向け！追加申込キャンペーン ・通話オプション割引キャンペーン2など	・Googleストアでおトクに購入できるコードプレゼントキャンペーン！ ・留守番電話サービス スタートキャンペーン ・新規加入でデータボーナス321GB（3日間）プレゼント！など	・【ワイモバイル10周年大感謝祭】紹介キャンペーン ・【ワイモバイル10周年大感謝祭】大抽選会 ・10周年大特価端末登場！ ・【特典リニューアル！】SIMカード/eSIMご契約でPayPayポイントプレゼント！など
月額料金	3GBまで：1,078円 3GB ～20GB：2,178円 20GB ～無制限：3,278円	3GB：990円 20GB：2,728円	基本料0円 無制限（24時間）：330円 1GB（7日間）：390円 3GB （30日間）：990円 20GB （30日間）：2,700円 60GB（90日間）：6,490円 150GB（180日間）：12,980円	シンプルS（4GB）：2,365円 シンプルM（20GB ）：4,015円 シンプルL（30GB）：5,115円
詳細	公式	公式	公式	公式

※出典：みんなのネット回線速度
※キャンペーンは2024年5月時点での情報です。最新の情報は各公式サイトにてご確認ください。

キャンペーンが充実している格安SIMをまとめました。楽天モバイル・LINEMO・Y!mobileは楽天ポイントやPayPayポイントの還元が魅力的です。

一方povoは、新規加入でデータをプレゼントするキャンペーンを実施しています。過去には25GB増量のキャンペーンも行っていたので、都度最新情報を確認しておきましょう。

光回線とのセット割があるおすすめの格安SIM

キャリア名	楽天モバイル	Y!mobile	mineo	IIJmio	NUROモバイル
ロゴ
セット割の内容	楽天ひかりと楽天モバイル初回申し込みで6ヶ月0円	おうち割 一人あたり毎月1,650円割引	eo×mineoセット割 月額料金から毎月330円割引	mio割 （IIJmioのSIMサービスと IIJmioひかりを同時利用で毎月660円割引）	セット割 NURO光とのセット利用で12ヶ月毎月最大1,100円割引
月額料金	3GBまで：1,078円 3GB ～20GB：2,178円 20GB ～無制限：3,278円	シンプルS（4GB）：2,365円 シンプルM（20GB ）：4,015円 シンプルL（30GB）：5,115円	【シングルタイプ（データ通信のみ）】 1GB；880円 5GB：1,265円 10GB：1,705円 20GB：1,925円 【デュアルタイプ（データ通信+音声通話）】 1GB ：1,298円 5GB ：1,518円 10GB：1,956円 20GB：2,178円	【データeSIM（ドコモ回線のみ）】 2GB：440円 5GB：660円 10GB：1,100円 15GB：1,430円 20GB：1,650円 【データ（ドコモ回線のみ）】 2GB：740円 5GB：900円 10GB：1,400円 15GB：1,730円 20GB：1,950円	【音声通話SIM】 3GB：792円 5GB：990円 10GB：1,485円 15GB：1,790円 20GB：2,699円 40GB：3,980円 5分かけ放題（1GB）：930円 10分かけ放題（1GB）：1,320円 かけ放題（1GB）：1,870円
使用回線	楽天・au	ソフトバンク	ドコモ・au・ソフトバンクから選べる	ドコモ・auから選べる	ドコモ・auから選べる
詳細	公式	公式	公式	公式	公式

※出典：みんなのネット回線速度

光回線とのセット割がある事業者を5社リストアップしました。中でも割引が際立っているのは、楽天モバイルの「6ヶ月間0円」と、IIJmioの「毎月660円割引」です。

楽天モバイルは、楽天ひかりと同時に申し込むと、契約から6ヶ月間の基本料金を無料にできます。また通信料が安いIIJmioも、IIJmioひかりとの同時利用で660円の割引が可能です。

格安SIMの選び方

格安SIMの効果的な選び方は次のとおりです。

• 回線のキャリアで選ぶ
• プランの種類で選ぶ
• データ量で選ぶ
• 通信速度で選ぶ
• 料金と契約条件で選ぶ

回線のキャリアで選ぶ

格安SIMを選ぶ際には、自身の端末がどのキャリアの回線に対応しているかを確認することが重要です。

同様に、auやソフトバンク製の端末を持っているなら、それぞれに対応した格安SIMを選択するのが適切です。

端末を変える予定がない方は、今利用している回線のキャリアを中心に検討してみてください。

プランの種類で選ぶ

格安SIMを選ぶ際、プランの種類を考慮することが大切です。

主に、音声通話が必要な場合やデータ通信のみを使用する場合、SMSの利用を考えている場合に分けられます。

多くの格安SIMでは、これらのニーズに合わせてプランをカスタマイズし選択することが可能です。

一方、データ通信のみを利用し通話はしない方は、データ専用プランが適しています。また、SMSの利用したい場合は、SMSオプション付きのプランがおすすめです。

データ量で選ぶ

格安SIMを選ぶ際、データ量を基準にする方法があります。

月間のインターネット使用量を把握し、それに合わせたデータプランを選びましょう。

例えば外出時に多くのデータを使用する場合、20GBなど多くのデータを使えるプランが適しています。

一方自宅や職場などのWi-Fi環境下での利用が多い方は、3GBなど低いデータ容量のプランでも十分でしょう。

通信速度で選ぶ

格安SIMを選ぶ際、通信速度の重視が大切です。特に動画視聴、オンラインゲームなど高速通信を要求される用途には、速度の高いサービスが適しています。

しかし、通信速度は地域や時間帯によって変動するため、自身がよく利用する場所や時間帯の速度評判を事前に調べることが重要です。

混雑する時間帯やエリアでは速度が遅くなることがあるので、速度が安定しているサービスを選びましょう。

料金と契約条件で選ぶ

格安SIMを選ぶ際、料金と契約条件を考慮することは非常に重要です。月額料金だけでなく、契約時や解約時にかかる費用をチェックしましょう。

また、最低利用期間が定められているかどうかも確認が必要です。

支払方法はクレジットカードのみ対応か、銀行口座振替やデビットカードが使用できるかも確認しましょう。契約後に思わぬ出費が出ないようにするためにも、事前に確認が必要です。

格安SIMに乗り換えるメリット5つ

ここでは、大手キャリアから格安SIMに乗り換えるメリットについて詳しく解説します。乗り換えるメリットは次のとおりです。

• 料金の削減
• プランの多様性
• 端末の継続利用
• 端末の安価な購入
• 通信エリアの広さ

料金の削減

大手キャリアから格安SIMに乗り換えるメリットは、料金の削減です。

一般的に、大手キャリアの月額料金は4,000円から10,000円以上と高めに設定されており、多くのユーザーは実際に必要とするデータ量よりも高い金額で契約しています。

格安SIMは使用するデータ量に応じたプランを選択できるため、無駄な料金を払うことなく必要十分なサービスを受けられます。

結果として通信費用を大幅に下げられ、毎月の支出を減せるのです。

プランの多様性

大手キャリアから格安SIMに乗り換える際のメリットの一つは、プランの多様性です。利用者のさまざまなニーズに合わせて、多種多様なデータプランを提供しています。

例えば、低データ使用量のユーザー向けのプランから、高データ使用量のユーザー向けのプランまで、幅広く選択できます。

これにより、ユーザーは無駄なオプションにお金を払わずに契約できるようになりました。

端末の継続利用

大手キャリアから格安SIMへの乗り換えでは、現在利用中のスマートフォンをそのまま継続して使用できる点がメリットです。新しい端末を購入する必要がなくなり、初期投資が抑えられます。

しかし、乗り換え前にはいくつか確認が必要です。

まず、使用している端末がSIMロック解除が必要かどうかを確認しましょう。さらに、乗り換える格安SIMが現在の端末に対応しているかも重要なチェックポイントです。

これらの事前確認を行うことで、スムーズに格安SIMへと乗り換えることが可能になります。

端末の安価な購入

大手キャリアから格安SIMに乗り換える際の大きなメリットの一つに、端末を安価に購入できることがあります。

多くの格安SIM事業者は、高価な端末ではなく、手頃な価格のスマートフォンを提供しています。

これらの端末は、キャンペーン期間中にはさらに低価格で提供されることがあり、ユーザーにとっては大きな魅力です。

例えば、端末と通信費で月10,000円程度かけていた方は、半額程度の金額まで抑えられることもあります。

通信エリアの広さ

大手キャリアから格安SIMへの乗り換えにおいて、通信エリアの広さは重要なメリットの一つです。

格安SIMは、大手キャリアの通信ネットワークを使用しているため、大手キャリアと同等の通信回線を利用できます。

地方や郊外でもこれまでと同様で安定して連絡やSNSをチェックできるでしょう。

ただし、一部の格安SIMでは、混雑時の通信速度を制限することがあります。そのため、気になる格安SIMの通信状況を事前に確認することが重要です。

格安SIMに乗り換えるデメリット4つ

大手キャリアから格安SIMに乗り換える際に多くのメリットがありますが、デメリットもあるため注意しましょう。格安SIMに乗り換える際のデメリットは次のとおりです。

• 通信速度の遅さ
• キャリアメールの利用不可
• 端末選択の制限
• 店舗サポートの不足

通信速度の遅さ

格安SIMは大手キャリアと比較して通信速度が遅くなる可能性があります。特に混雑時間帯では速度が低下することも少なくありません。

しかし、ユーザーの工夫次第で影響を軽減できます。

例えば、データ使用量の多いアプリの利用制限やピークタイムの回避、Wi-Fiの活用などが挙げられます。

キャリアメールの利用不可

格安SIMに乗り換える際、大手キャリアのメールアドレス（例：@docomo.ne.jp、@softbank.ne.jp）をそのまま使えなくなる可能性があります。

これは、キャリアメールがキャリアのサービスに紐付いているためです。

もしキャリアメールを継続して利用したい場合は、メールを持ち運べるサービスに追加料金を支払い、登録する必要があることを覚えておくと良いでしょう。

別の無料メールサービスへの移行も一つの解決策です。

端末選択の制限

格安SIMを選ぶ際、端末の選択肢に制限があることが一つのデメリットです。最新のスマートフォンや特定のメーカーの端末が取り扱われていない場合があります。

もし最新の端末を利用したい場合、自分で購入する必要があります。

格安SIMへの乗り換え前には、現在使用している端末が新しいSIMカードに対応しているかを確認することが重要です。

全ての端末がSIMの変更に対応しているわけではないので、必ず手持ちの端末を確認してください。

店舗サポートの不足

格安SIMを選択する際、店舗サポートの不足は大きなデメリットとなります。

多くの格安SIM業者は店舗を持っていません。問題や疑問がある際は、電話やメール、オンラインチャットにてサポートしています。

そのため、直接店舗で相談したい場合、大手キャリアのようにすぐに対面でのサポートを受けられない点に注意が必要です。

機械に疎いユーザーにとっては、不便と感じるかもしれません。イオンモバイルのように実店舗でサポートを受けられる会社もあるので、店舗を用意しているサービスを利用してください。

格安SIMへ乗り換え（MNP）で申し込む方法

格安SIMを乗り換える際、おおまかな手順を知っておくとミスがありません。

特にこれまで店舗のある大手キャリアで契約していた方は、オンライン手続きをスムーズに行えるようにしましょう。

1. 動作確認が取れているスマホを用意する
2. MNP予約番号を用意する
3. 本人確認書類やクレジットカードなどを用意する
4. 気になる格安SIMを申し込む
5. 開通手続きを行う

1.動作確認が取れているスマホを用意する

まずは動作確認が取れているスマホを用意しましょう。動作確認済みの端末であれば、SIMカードを挿すだけですぐ利用できます。

2.MNP予約番号を用意する

自分の端末の動作確認が済んだら、MNP予約番号を用意しましょう。MNP予約番号とは、電話番号を引き継ぐ際に必要な番号のことです。

各キャリアのMNP予約番号発行方法をまとめました。自分が利用しているキャリアをタップ・クリックして詳細を確認してください。

NTTドコモでの発行方法

【電話】

• ドコモの携帯電話から： 151
• 一般電話から：0120-800-000

受付時間：9:00～20:00

【オンライン】
My docomoでログインして手続き
受付時間：24時間

【店舗】
最寄りの店舗に来店予約をしてから来店

auでの発行方法

【電話】
0077-75470
受付時間：9:00～20:00

【オンライン】
My auでログインをしてから手続き
受付時間：24時間

【店舗】
最寄りの店舗に来店予約をしてから来店

ソフトバンクでの発行方法

【電話】

• ソフトバンク携帯電話から：＊5533
• 一般電話から：0800-100-5533

電話がつながったらガイダンスに沿って「1」を押下
オペレーター対応：9:00 ～ 20:00

【オンライン】
My SoftBankへログインしてからMNP予約番号発行
受付時間：24時間

【店舗】
最寄りの店舗に来店予約をしてから来店

楽天モバイルでの発行方法

【オンライン】
my 楽天モバイルから手続き
アプリ「my 楽天モバイル」からも手続き可能

店舗での発行を検討している方は、運転免許証などの本人確認書類を忘れずに持参してください。

3.本人確認書類やクレジットカードなどを用意する

次に本人確認書類やクレジットカードを用意しましょう。オンラインでの手続きを検討している方は、本人確認や決済に必要な書類を用意しておくとスムーズです。

運転免許証は写真をアップロードするため、事前にカメラロールに残しておくと時間がかかりません。

4.気になる格安SIMを申し込む

ここまでできたら、気になる格安SIMを申し込みましょう。キャンペーンを実施しているケースも多くあるので、どの制度を利用して契約するか明確にしてください。

またこれまで準備した下記の書類や番号が必要になります。準備に数日かけている方は、改めて用意できているか確認してください。

• MNP予約番号
• 本人確認書類
• クレジットカード

5.開通手続きを行う

契約する事業者での手続きが完了したら、数日ほどでSIMカードが届きます。SIMカードとは差し込むと通信できるようになる端末用のカードのことです。

機種変更もセットでしている場合は、新たな端末へのデータ移行も行いましょう。ここまでの手続きが滞りなく終わったら、格安SIMへの移行がすべて終了します。

格安SIMのよくある質問

ここでは、格安SIMのよくある質問に回答します。格安SIMのよくある質問は次のとおりです。

• プランの支払方法にはどんな種類がありますか？
• 契約後にプランの変更はできますか？
• 申し込み時に必要なものは？
• 契約解除料はかかりますか？
• 格安SIMにすると、できなくなることはありますか？

プランの支払方法にはどんな種類がありますか？

一般的に格安SIMの支払い方法は、クレジットカードが主流です。

しかし、提供業者によっては、デビットカードや銀行振込、コンビニ払いなど、異なる支払い方法を受け入れている場合もあります。

クレジットカード以外の支払い方法を選びたい方は、事前に確認しましょう。

契約後にプランの変更はできますか？

多くの格安SIMサービスでは、契約後にプランの変更が可能です。

しかし、プラン変更の手続きや可能なタイミングは業者によって異なりますので、詳細は各社の規約を確認してください。変更に伴い費用が発生する場合もあります。

申し込み時に必要なものは？

格安SIMを申し込む際には、身分証明書・クレジットカード・MNP予約番号が必要です。

MNP予約番号は現在のキャリアから取得でき、移行をスムーズに行うために重要です。

これらを準備しておくことで申し込みプロセスがスムーズに進みます。

契約解除料はかかりますか？

契約解除料の有無は格安SIMプロバイダーにより異なりますが、多くのプロバイダーでは契約解除料がかかりません。

ただし、最低利用期間が設けられている場合もあり、この期間内に契約を解除すると解約料が必要になってしまいます。

そのため、契約前にはプランの詳細や解約条件を確認しましょう。

格安SIMにすると、できなくなることはありますか？

格安SIMに変更すると、ピーク時の通信速度が低下や、キャリア特有のサービス（例：キャリアメール）が使用できなくなる可能性があります。

また、一部アプリケーションやサービスが利用できなくなる場合もあるため、乗り換え前に確認することが重要です。

まとめ

この記事では、格安SIMへの乗り換えを検討している人におすすめの格安SIMを10社ご紹介しました。目的別におすすめの格安SIMは以下の通りです。

※表内全て税込

特に楽天モバイルは、データ無制限のプランを3,000円程度で使えるのが魅力です。ドコモ・au・ソフトバンクの無制限プランと比較すると半分程度の料金です。

格安SIMの選び方とも記事内では詳しく開設しているので参考にしてみてください。

• 回線のキャリアで選ぶ
• プランの種類で選ぶ
• データ量で選ぶ
• 通信速度で選ぶ
• 料金と契約条件で選ぶ

他にも、大手キャリアからの乗り換え時に考慮すべきメリットとデメリットについても解説しています。

格安SIMは月額料金を安くなるメリットがあります。一方通信速度が遅くなる点やキャリアメールの利用できなくなる点には注意しなければなりません。