格安SIMを契約する際に気になるのが支払い方法です。スマホ料金の支払いは、クレジットカードのみに対応しているものが多いため、「クレカ以外で支払える格安スマホはないの?」と疑問に思っている人も多いかもしれません。
実は、格安SIMの中にはクレジットカード以外にもデビットカードやコンビニ払い、口座振替に対応しているところもあります。
そこで本記事では、支払い方法の中でも口座振替に対応しているおすすめの格安SIMを紹介。メリット・デメリットや、注意点なども合わせて解説していくのでぜひ参考にしてください。
1.クレカ不要!口座振替対応の格安SIMおすすめ5選
というのが気になる点ですよね。
ここからは口座振替での支払いに対応している格安SIM事業者をお伝えしましょう。
楽天モバイル:データ容量無制限!3GB以下の月は1,000円以下
楽天モバイルのプラン別利用料金
\いちばんお得なキャンペーン窓口/
【楽天モバイル】
詳細はこちら
楽天モバイルは携帯キャリアの新料金プランのなかで、乗り換え候補先ナンバーワン*1を獲得している人気の高いサービスです。
プランはたった1つだけというシンプルさが大変分かりやすく、かつライトユーザーからヘビーユーザーまで対応しているのが特徴的です。
3GB未満は1,078円で利用可能、20GB超過後は3,278円で使い放題と、データ容量の使用が少ないユーザーでも多いユーザーでもお得に利用することができますね。
楽天モバイル専用の通話アプリ「Rakuten Link」を利用すれば無料、無制限で国内通話ができるため、オプションを付けずとも一般的な通話に困ることはないでしょう。
契約期間は設けられておらずいつ解約しても違約金は発生しないので、「格安SIMを試してみようかな」という軽い気持ちで始められます。
支払い方法が豊富でクレジットカード以外にも口座振替にも対応している他、楽天ポイントでの支払いもできるので楽天ユーザーの方には特におすすめです。
- 注釈・出典
- 楽天モバイル公式サイト
*1 MMD研究所調べ / 2023年10月27日時点 / 他社への乗り換えを検討している人を対象 / n=4,065
\いちばんお得なキャンペーン窓口/
【楽天モバイル】
詳細はこちら
LINEMO:プランは2つだけ!3GB以下の月は1,000円以下
LINEMOのプラン別利用料金
\いちばんお得なキャンペーン窓口/
【LINEMO】
詳細はこちら
LINEMOは、ソフトバンクが提供している格安SIMです。ソフトバンクの回線を利用することができるので、通信品質も心配いらないでしょう。
店舗は構えておらず、オンライン申し込みのみなのでスマホ料金をとにかく安く抑えられる点が魅力です。さらに、LINEの送受信や通話はギガカウントフリーなので、LINEの利用が多い人にとっても大きなメリットでしょう。
支払い方法は、クレジットカードと口座振替に対応。ソフトバンクかY!モバイルからの乗り換えなら、支払い方法をそのまま引き継げます。面倒な手続きも不要なので、気軽に乗り換えすることができますよ。
- 注釈・出典
- LINEMO公式サイト
\いちばんお得なキャンペーン窓口/
【LINEMO】
詳細はこちら
UQ mobile:auのサブブランドだから通信速度も安定
UQ mobileのプラン別利用料金
UQ mobileはauのサブブランドに当たるため、通信速度が安定しているという大きな特長があります。
auの回線を利用しているため、現在お使いのスマホがauで購入したものである方はSIMロック解除の手続きなしでそのまま乗り換えが可能です。
データ容量やライフプランに応じて3種類のプランが用意されているので、ご自分に合ったプランを選ぶことができますよ。
また手数料もかからず口座振替を利用できるのも魅力の一つだといえるでしょう。
通話料金は30秒当たり22円(税込)の基本プランのほか、国内通話10分かけ放題のコミコミプランなどが利用可能です。
Y!mobile:SoftBankのサブブランドだから通信速度も安定
Y!mobileのプラン別利用料金
Y!mobileはSoftBankのサブブランドに当たる格安SIM事業者です。
SoftBankの回線を利用しているため回線速度が比較的速く、SoftBankユーザーの方はSIMロック解除の手続きなしで乗り換えができるのが大きな魅力だといえます。
またY!mobileの大きな特徴として家族割の割引率が非常に高いことが挙げられます。
家族で利用すると2回線目以降の基本料金が1カ月当たり1,100円割引され、5〜18歳のお子さんがいるご家庭で親子割を適用しシンプルM・Lプランを利用した場合にはさらに1年間、1カ月当たり1,100円の割引がなされます。
一方で家族割を適用しなかった場合には、他の格安SIM事業者よりも少し料金が高い傾向にある点には注意が必要です。
BIGLOBEモバイル:データSIMのみ口座振替可能
BIGLOBEモバイルのプラン別利用料金
BIGLOBEモバイルは、インターネットプロバイダのBIGLOBEが提供する格安SIMです。
auの回線を利用する「タイプA」とdocomoの回線を利用する「タイプD」の回線から利用する回線を選ぶことができ、安定した通信速度が期待できます。
ただし、口座振替で利用する場合、契約できるのは音声通話のできないデータSIMに限られるという点に注意が必要です。
通話機能は要らない、タブレット端末を利用したいという方向けだといえるかもしれませんね。
BIGLOBEモバイルの料金プランは通信容量ごとに細かく分かれており、データSIMでも以下のとおり6つのプランが提供されています。(前掲のプランは一部を抜粋してご紹介しています。)
プラン | 月額料金(税込) |
---|---|
3ギガプラン | 990円 |
6ギガプラン | 1,450円 |
12ギガプラン | 2,970円 |
20ギガプラン | 4,950円 |
30ギガプラン | 7,425円 |
通信容量を超えた場合のデータチャージには100MB当たり330円(税込)がかかるので、ご自身に合ったプランを選ぶことが重要だといえるでしょう。
2.格安SIMは口座振替でも利用できる?
格安SIMを利用しようとして支払い方法にお困りの方もいらっしゃるかもしれませんね。
実はクレジットカードのほかに口座振替や請求書払いといった支払い方法が用意されている大手キャリアと違い、格安SIMの一般的な支払い方法はクレジットカードです。
しかしなかには口座振替で支払える格安SIMも存在するのでご安心ください。
と気になっている方もいらっしゃるかもしれませんね。
一言でいってしまえば、口座振替や請求書払いでの支払いを受け付けると、格安SIM事業者側のコストが増え、滞納などのリスクを負わなくてはならないからです。
クレジットカードは発行の際に支払い能力があるかどうかの審査があるため、クレジットカードをお持ちの方はその審査をクリアしている、つまり支払い能力があると認められますよね。
また万一滞納があってもそのリスクを負うのは格安SIM事業者ではなくクレジットカード会社になります。
3.口座振替で格安SIMを利用する場合の注意点
このように不安に思った方もいらっしゃるかもしれませんね。
口座振替で格安SIMを利用すると、クレジットカードで支払う場合には必要のない手間や出費が生じる場合があります。
ここでは口座振替で格安SIMを利用する際の注意点をお伝えしましょう。
- 振替手数料がかかる場合がある
- SIMカードの発行に時間がかかる場合がある
- 口座が登録されるまで請求書で払う必要がある
- 利用できるSIMカードが限られる場合がある
注意点1 振替手数料がかかる場合がある
格安SIMの利用料金を口座振替で支払う場合、振替手数料がかかる場合があります。
口座振替での支払いを受け付けることは格安SIM事業者にとってコストやリスクのあることなので、その分利用者がコストを負担しなければならないのですね。
金額は一回の支払いにつき110〜220円程度であることが一般的です。
一回当たりの金額は大した額ではありませんが、長いこと利用していると数千円の負担増になってしまいます。
注意点2 SIMカードの発行に時間がかかる場合がある
支払い方法に口座振替を選んだ場合、SIMカードの発行までに時間がかかってしまう点にも注意が必要です。
これは契約者に支払い能力があるかどうかの審査を受けなくてはならなかったり、オンラインで手続きが完結せず対面での契約や書面の郵送が必要になったりするためです。
クレジットカードで支払う場合と違い口座振替では滞納が生じるリスクを格安SIM事業者自身が負うことになるので安全な契約者であるかどうかしっかり判断する必要があるのですね。
金融機関での確認も行われるので、申し込みから契約成立までに1週間以上の日数がかかってしまうケースもあります。
すぐに利用を開始したいという方は注意する必要がありますね。
注意点3 口座が登録されるまで請求書で払う必要がある
口座振替で申し込んだ場合でも、口座登録までに時間がかかってしまうとその間請求書払いで利用料金を支払わなくてはなりません。
請求書が郵送されてきて、期日までにコンビニなどで支払う方式です。
請求書での支払いを忘れると契約を止められてしまう可能性もあります。
注意点4 利用できるSIMカードが限られる場合がある
事業者によっては口座振替で利用できるSIMカードの種類を限定している場合がある点にも注意が必要です。
格安SIMには「音声通話SIM」、「データSIM」、「SMS付きデータSIM」といった種類があり、以下のとおりそれぞれに機能が異なります。
音声通話の可能な音声通話SIMは口座振替での契約に対応していないケースがあるので注意しておきましょう。
音声通話 | データ通信 | SMS | |
---|---|---|---|
音声通話SIM | できる | できる | できる |
データSIM | できない | できる | できない |
SMS付きデータSIM | できない | できる | できる |
4.まとめ
格安SIM事業者の多くは、支払い方法をクレジットカードに限定しています。
口座振替などクレジットカード以外の支払い方法を受け付けると事業者側のコストが増え延滞などのリスクを負わなければならなくなるからです。
格安SIM事業者は安価にサービスを提供するため、さまざまなコストカットを行っているのですね。
しかし口座振替で契約できる格安SIMもなかには存在します。
ただし支払いのたびに振替手数料がかかる事業者が多いこと、SIMカードの発行までに時間がかかってしまう可能性があること、口座登録までに時間がかかると請求書支払いをしなければならない可能性があることに注意が必要です。
また事業者によっては契約できるSIMカードの種類が限られており、データSIMしか契約できない場合もあります。
口座振替で格安SIMを契約する際にはご自身の利用スタイルに合ったプランを選ぶことが重要だといえるでしょう。
- 楽天モバイル:データ容量無制限!通信量が1GB以下の月は無料
- Y!mobile:家族割がお得!通信速度も安定していて使いやすい