格安SIMに乗り換えたいと思っていても、このように不安を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
大手キャリアより月額料金が安く抑えられることで知られている格安SIMですが、代表的なデメリットとしては通信速度が不安定であることが挙げられます。
他にも大手キャリアのサービスとは異なる点があるため、格安SIMに乗り換える前にはきちんとその特徴を把握しておく必要があります。
格安SIMに乗り換えてから後悔することがないよう、この記事では格安SIMのデメリットを詳しく解説します。
また、併せて格安SIMのメリットも紹介していきます。
- 楽天モバイル:データ容量無制限!通信量が1GB以下の月は無料
- UQ mobile:安定した通信速度が魅力!auからなら乗り換えも簡単
- Y!mobile:家族割がお得!通信速度も安定していて使いやすい
- mineo:データシェアが使えて便利!速度制限中も1.5Mbpsで利用可
1.そもそも格安SIMとは?
という疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね。
簡単にいうと、「格安SIM」とはdocomoやau、SoftBankといった大手キャリアよりも安い価格でスマホが使えるSIMカードのことです。
そもそもスマートフォンを電話機として利用するためにはSIMカードと呼ばれるICカードを端末に挿入する必要があります。
「Subscriber Identity Module」の略でスマホ本体に挿入するICカードのことです。SIMカードには契約者情報が記録されており、これにより電話の発信・受信や3G/4G/5GLTEなどのモバイル回線に接続することができます。
「SIMカード」を利用した「格安」で利用できる通信サービスだから「格安SIM」と呼ばれているのですね。
と気になる方もいらっしゃるでしょう。
格安SIM事業者は自社の回線設備を持たず、大手キャリアから回線を借りています。
回線設備にかかるさまざまなコストを削減することで、大手キャリアよりも手頃な価格でサービスを提供できているのですね。
2.乗り換える前に知っておきたい!格安SIMのデメリット
このように不安を感じている方もいらっしゃるかもしれませんね。
確かに格安SIMでは、大手キャリアで受けられるサービスが提供されていないケースもあります。
乗り換えてから後悔することがないように事前に格安SIMのデメリットについて知っておくことは重要です。
- 通信速度が不安定になる傾向がある
- 実店舗が少ない
- キャリアメールが使えない
- SIMカードに対応していない端末がある
- SIMロックの解除が必要になる場合がある
- 初期設定を自分で行う必要がある
- 通話ができない期間がある
- 通話料金が比較的高い
- 支払方法が限定されている場合が多い
デメリット1 通信速度が不安定になる傾向がある
格安SIMにはネットにつながりにくくなったり通信速度が不安定になったりする傾向があります。
格安SIMを提供しているMVNOは、大手キャリアの回線を借りて通信を行っています。
回線を貸している大手キャリアは、自社の通信速度に影響が出ないように、MVNOに対して使える通信量の上限を設定しています。
そのため、利用者が多い時間帯や人が多い場所で接続すると、設定された上限以上の通信量が必要になり、超えた分の通信量は供給が後回しにされてしまうため遅延が生じてしまいます。
サブブランドは 格安SIMの一種ですが、大手キャリアよりも比較的月額料金が安く、他の格安SIMよりも通信速度が安定しているという特徴があります。
ただし、一般的な格安SIMサービスに比べると料金が割高になる可能性がある点には注意が必要です。
デメリット2 実店舗が少ない
格安SIMはオンラインでの申し込みが一般的で、実店舗が少ないこともデメリットとして挙げられます。
なぜ格安SIMは実店舗が少ないのかというと、設備費用や人件費をカットして通信サービスを安く提供するためです。
しかし、対面によるサポートが受けられないのは不安になりますよね。
多くの格安SIMのホームページでは、よくある質問から気になるキーワードを入力して検索できたり、チャットで質問できたりするサービスが用意されています。
と不安に感じる方は、実店舗を展開しているサービスや、家電量販店などで取り扱いのある格安SIMサービスを選ぶといいでしょう。
デメリット3 キャリアメールが使えない
一般的に格安SIMではキャリアメールが使えません。
キャリアメールが使えるのは大手キャリアと契約したユーザーのみです。
一つの電話番号につき一つのアドレスしか取得できないことからなりすましの心配がなく、信頼性が高い傾向があります。
と感じる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、現在では以前に比べてキャリアメールの必要性は高くないと考えられます。
以前はキャリアメールでなければ会員登録や申し込みができないホームページなどもありましたが、現在ではフリーメールで代用できる場面が増えているからです。
格安SIMユーザーの多くはフリーメールを利用しています。
キャリアメールに比べるとフリーメールの安全性や信頼性は高いとはいえませんが、現在では不正アクセスを防止するために二段階認証を採用しているサービスが増えています。
デメリット4 SIMカードに対応していない端末がある
スマホの中には、MVNOが提供しているSIMカードに対応していない端末が存在します。
このとき注意したいのは、ブランド名だけではなく機種名までしっかりチェックすることです。
例えば同じiPhoneでも、「iPhone7は正常に動作することが確認されているが、iPhone6で動作するかどうかは未確認」という場合があります。
手元にあるスマートフォンが対応しているかどうかは事前にしっかり調べておきましょう。
デメリット5 SIMロックの解除が必要になる場合がある
「SIMロック」が掛かっているスマホはSIMロックの解除が必要になる場合があります。
SIMロックとは他社のSIMカードを挿入しても通信や通話ができないように、スマホ側に制限が設けられている状態のことです。
docomoやauといった大手キャリア経由で購入したスマホには、SIMロックが掛かっていることがあります。
SIMロックの解除が必要になるのは乗り換え前に契約していたキャリアと異なる回線を利用している格安SIMに申し込む場合です。
ただし、乗り換え先の格安SIMが今までと同じ回線を使用する会社の場合は、SIMロックの解除は不要です。
例えば、auのSIMロックがかかっているスマートフォンはauの回線を使っている格安SIM(BIGLOBEモバイルなど)であればSIMロックを解除しなくても原則として利用することができます。
デメリット6 初期設定を自分で行う必要がある
格安 SIMでスマホを使用する際には、「APN設定」と呼ばれる初期設定を自分で行う必要があります。
APNとは「Access Point Name」(アクセスポイント名)の略です。
スマホにアクセスポイント名を設定することで、モバイル回線に接続できるようになります。
大手キャリアやサブブランドで契約した場合APN設定は不要ですが、格安SIMの場合は自分で行わなくてはなりません。
格安SIM事業者の公式サイトにはAPN設定の詳しい手順が載っていることが多く、契約時に受け取る書類にも設定方法が説明されている場合があります。
画像や図などを交えて説明していることがほとんどなので、手順をしっかり守って行えば初心者でも安心してAPN設定ができるでしょう。
どうしてもAPN設定ができない場合は、電話や連絡フォームなどで問い合わせをしても良いでしょう。
デメリット7 通話ができない期間がある
乗り換え先でも今までの電話番号を使う際、通話ができない期間が発生する場合があります。
スマホの会社を乗り換えても電話番号を変えたくない場合は「MNP」の手続きが必要になります。
MNPの手続きは以下の流れで進んでいきます。
ここで注意したいのが、②の「転出元での解約手続き」を行った時点で今持っているSIMカードが使用できなくなるという点です。
SIMカードが使用できなくなるとモバイル回線の接続や通話ができなくなるため、新しいものが届くまで空白の期間ができてしまいます。
この空白期間は2~3日発生する場合があります。
即日MNPとは期間内であれば好きなタイミングでMNPの切り替えが可能なサービスのことで、空白期間も10分~30分程度とかなり短縮されています。
デメリット8 通話料金が比較的高い
月額料金が安いことが大きな魅力の格安SIMですが、通話料金に限っては比較的高い傾向にあります。
例えば大手キャリアの場合、同じ携帯会社の通話が無料だったり、かけ放題のプランが豊富にあったりするので、料金を気にせずに通話ができますよね。
一方で、格安SIMは基本的に22円/30秒の通話料金が発生するため、大手キャリアと比較すると割高に感じます。
しかし、LINEなどの通話ができるアプリを利用すれは無料で通話ができるため、格安SIMの通話料金の高さが実際にデメリットとなることは少ないでしょう。
また、格安SIMの中にはその会社専用の通話アプリを運用しているものがあり、専用アプリを介して通話することで、通話料金が半額になったり無料になったりします。
専用アプリをインストールする、通話のたびに専用アプリを起動する、というひと手間が必要ですが、通話料金の節約になりますので、日頃から通話をよくする方はチェックしておきましょう。
デメリット 9 支払方法が限定されている場合が多い
ほとんどの格安SIMは支払方法がクレジットカード決済に限定されています。
クレジットカードを所有していない方や、口座振替やデビットカードを使用したい方にとってはデメリットになるでしょう。
- 銀行口座から直接引き落とさないので未払いのリスクが減らせる
- 滞納された場合でも料金回収のコストが節約できる(カード会社が代行するため)
- クレジットカードの審査に通っている人は社会的に信用できる
格安SIMは手頃な価格でサービスを提供しているため利益が少なく、利用者による利用料金の滞納は大きな損失になります。
滞納のリスクや料金回収のコストを回避するために、多くの格安SIMは支払方法をクレジットカード決済に限定しているのです。
3.格安SIMのメリットとは?
ここまで格安SIMのデメリットについて解説してきましたが、格安SIMに人気がある理由が気になるという方も多いでしょう。
大手キャリアと比べると格安SIMにデメリットがあるのは事実ですが、一方で大手キャリアにはないメリットも存在しています。
- 大手キャリアと比較して月額料金が安い
- 料金プランがシンプルで分かりやすい
- データ容量が少ないプランも用意されている
- データシェアが利用できる会社もある
- 機種変更をせずに乗り換えることができる
メリット1 大手キャリアと比較して月額料金が安い
格安SIMの最大のメリットは月額料金が安いことです。
大手キャリアでスマホを使う場合、月額料金は5,500~7,500円前後が一般的な価格帯だといわれています。
また、月額料金とは別にスマホの端末代を分割で支払っている方は1万円を超える場合もあるでしょう。
一方で多くの場合格安SIMは3,000~4,000円前後の月額料金でスマホの使用が可能です。
仮に大手キャリアで月額7,500円支払っていた人が月額3,000円の格安SIMに乗り換えたとすると、年間54,000円もの節約になります。
また格安SIMの場合、さまざまなサービスがオプション扱いになっているため、不要と感じるサービスを追加しなければ、さらに月額料金を抑えることができますよ。
メリット2 料金プランがシンプルで分かりやすい
格安SIMはプランがシンプルなのも魅力の一つです。
大手キャリアでは契約時にオプションの追加やセット割をすすめられることが多く、「お得そうだから」という理由で、内容をきちんと理解する前に加入してしまうケースもあるのではないでしょうか。
大手キャリアの場合は、毎月スマホの利用料金を支払っているのに、その内訳を正しく把握できていない方も少なくないでしょう。
一方格安SIMの場合は、月間に使える通信データの容量で月額料金が設定されており、プラン設計がシンプルです。
メリット3 データ容量が少ないプランも用意されている
格安SIMはデータ容量が少ないプランが充実しています。
大手キャリアは5Gの普及に向けて、20~50GBの大容量プランや、容量が無制限のプランなどを中心に打ち出しています。
データ容量を使い切ってしまうと翌月まで通信速度が制限されるため、速度制限を避けようと大容量のプランを契約してしまう方も多いのではないでしょうか。
また、データ容量が多いほど1GBあたりの単価が安くなるためお得に感じるかもしれませんね。
しかし、ご自身の使い方に合っていないと、せっかくの大容量プランでも有効に活用できず割高な料金を払い続けることになってしまう場合もあります。
普段からあまりデータ容量を使わない方は、データ容量が少ないプランが豊富に用意されている格安SIMに乗り換えると月額料金の節約になるでしょう。
メリット4 データシェアが利用できる会社もある
格安SIMのなかには「データシェア」が利用できる会社があります。
別々に契約するよりも月額料金が安くなるため、スマホやタブレットを複数持っている方や、家族で格安SIMを使用したい方におすすめのサービスです。
メリット5 機種変更をせずに乗り換えることができる
格安SIMであれば機種変更をせずに乗り換えることも可能です。
格安SIMは月額料金が安いため、大手キャリアから乗り換えれば大きな節約になります。
と気になっている方もいらっしゃるかもしれませんね。
お手元にある端末が対応している格安SIMサービスを選べば、端末を買い替えることなく乗り換えすることが可能です。
使っているスマホがSIMフリースマホではない場合は、SIMロックの解除が必要になりますが、Web上で簡単に申し込むことができます。
4.後悔せずに格安SIMを選ぶポイントとは?
格安SIMにデメリットがあることは事実ですが、それと同時に「月額料金の安さ」を始めとしたさまざまなメリットもあります。
格安SIMは通信料金を節約したい方にとっては魅力的なサービスですよね。
と尻込みしてしまう方もいらっしゃるかもしれませんね。
そこで、ここからは格安SIMを選ぶ際に重要となる六つのポイントを解説していきます。
- SIMカードの種類で選ぶ
- 自分に合ったデータ容量のプランを選ぶ
- 使える回線の種類で選ぶ
- 通信速度で選ぶ
- 実店舗の有無で選ぶ
- 支払方法から選ぶ
ポイント1 SIMカードの種類で選ぶ
格安SIMのプラン選びで最初に注目するべきなのはSIMカードの種類です。
SIMカードは主に3種類に分類されますが、それぞれの名称と対応しているサービスは以下のとおりです。
【SIMカードの種類】
種類 | 電話番号(※)での通話 | SMS | モバイルデータ通信 |
---|---|---|---|
音声通話SIM | ○ | ○ | ○ |
データSIM | × | × | ○ |
SMS対応データSIM | × | ○ | ○ |
インターネットだけ利用できれば良いという方はデータSIMを、電話番号が必要な方は音声通話SIMを選びましょう。
電話番号が不要で通話はLINEなどのアプリで十分だという方にはSMS対応データSIMがおすすめです。
SMS対応データSIMでは音声通話をすることはできませんが、電話番号が発行されるためSMSを利用することができます。
「110」や「119」といった緊急通報もできないため、注意しましょう。
ポイント2 自分に合ったデータ容量のプランを選ぶ
SIMカードの種類を決めたら、次はデータ容量を選びましょう。
重要なのは自分に合ったデータ容量のプランを選ぶことです。
例えば、ご自身が使い切れないほどの大容量のプランを契約したり、容量が足りなくて毎月データチャージを繰り返したりすると、余計な出費がかさんでしまいます。
ちなみに、毎月の使用量にばらつきがある場合は使った分だけ支払うことができる「従量制プラン」がおすすめです。
ポイント3 使える回線の種類で選ぶ
機種変更をせずに格安SIMを利用したい場合は使える回線の種類にも注目しましょう。
基本的には大手キャリアで購入した端末を格安SIMサービスで利用する場合はSIMロック解除が必要となります。
ただし、乗り換え先の格安SIMが今までと同じ回線を使用する会社の場合はSIMロックを解除しなくても利用できます。
そのため、現在auを使っている人であればau回線を提供している格安SIMを、docomoを使っている人であればdocomo回線を提供している格安SIMを選べば手元の端末をそのまま使用できるということです。
ポイント4 通信速度で選ぶ
格安SIMを選ぶ上では通信速度も重要なポイントです。
特に動画やオンラインゲーム、ビデオ通話などは十分な通信速度がないと快適に楽しむことができないため、利用する機会が多い方は気になりますよね。
格安SIMは公式サイトなどに自社サービスの通信速度を掲載しています。
乗り換え前にどれくらいの通信速度が確かめるようにしておきましょう。
ポイント5 実店舗の有無で選ぶ
格安SIMへ乗り換える際、対面によるサポートを受けたい場合は実店舗の有無で選ぶのがおすすめです。
実店舗を展開している代表的な格安SIM事業者について、サポート内容を比較したのが以下の表です。
【サービス別実店舗で受けられるサポート一覧】
サービス | サポート内容 |
---|---|
UQ mobile | 新規契約、乗り換え(MNP)、契約情報の更新、機種変更、修理受付 |
Y!mobile | 新規契約、乗り換え(MNP)、機種変更、契約情報の更新、修理受付、解約、支払、郵送下取りサービス (一部店舗:店頭下取りサービス、スマホ設定サポート) |
mineo< | 新規契約、乗り換え(MNP)、SIM/端末受け取り、プラン変更、機種変更、SIMカードの交換/再発行、初期設定サポート、その他有料サポート |
イオンモバイル | 新規契約、乗り換え(MNP)、プラン変更、契約情報の更新、解約、修理受付、スマホ無料貸出、フィルム貼り |
実店舗では気になることを質問をしながら契約を進められるため安心感がありますよね。
ただし、Web限定の割引キャンペーンなどは受けられなくなってしまう点には注意が必要です。
4-6.支払方法から選ぶ
格安SIMサービスを選ぶ際は対応している支払方法にも注目しましょう。
格安SIMの多くは支払方法がクレジットカードに限定されています。
口座振替やデビットカード支払に対応している代表的な格安SIM事業者は以下のとおりです。
サービス | 口座振替 | デビットカード |
---|---|---|
UQ mobile | ○ | ○ |
Y!mobile | ○ | × |
mineo | ×(※) | ○ |
BIGLOBEモバイル | ○ | × |
ただしサービスによっては対応している口座やデビットカードの種類が限定されているため、事前に公式ホームページで確認をしておきましょう。
5.おすすめの格安SIMサービス8選
格安SIMを実際に契約してみたいと思っても、具体的にどのサービスを選べばいいのかは難しいところですよね。
総務省の「電気通信事業分野における市場検証(令和2年度)」という資料によると、2021年3月時点で格安SIM事業者は1,516も存在しています。
これだけ数が多いと、先ほどご紹介した選び方のポイントを踏まえて自分で契約するサービスを選ぶのは難しいですよね。
そこでこの章ではおすすめの格安SIMを八つに厳選して紹介していきます。
各サービスの料金や、どんな人におすすめなのかという情報を一目で分かるようにまとめているため、ぜひ参考になさってくださいね。
おすすめ1 楽天モバイル
楽天モバイルのプラン別利用料金
\いちばんお得なキャンペーン窓口/
【楽天モバイル】
詳細はこちら
楽天モバイルは、乗り換え先ナンバーワン*1を獲得している人気の高いサービスです。
プランはたった一つだけというシンプルさが大変分かりやすく、かつライトユーザーからヘビーユーザーまで対応しているのが特徴的です。
楽天モバイルでは使用したデータ容量で毎月の料金が決まります。
1GB未満は0円で利用可能、20GB超過後は3,278円で使い放題と、データ容量の使用が少ないユーザーでも多いユーザーでもお得に利用することができますね。
通話オプションは1,100円とやや高めに感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しか楽天モバイル専用の通話アプリ「Rakuten Link」を利用すれば無料、無制限で国内通話ができるため、オプションを付けずとも一般的な通話に困ることはないでしょう。
契約期間は設けられておらずいつ解約しても違約金は発生しないので、「格安SIMを試してみようかな」という軽い気持ちで始められます。
支払い方法が豊富でクレジットカード以外にも口座振替にも対応している他、楽天ポイントでの支払いもできるので楽天ユーザーの方には特におすすめです。
\いちばんお得なキャンペーン窓口/
【楽天モバイル】
詳細はこちら
おすすめ2 UQ mobile
UQ mobileのプラン別利用料金
UQ mobileはauのサブブランドであるため、他のMVNO回線と比べて通信速度が速いと高い評判を得ています。
大手キャリアに劣らない通信品質を求める方にはおすすめしたいサービスです。
auのサブブランドということで、auを利用していた人はSIMロックの解除が不要なため、簡単に乗り換えることができます。
またUQ mobile専売ショップの他にauショップでも申し込みを受け付けているため、対面で申し込みをできる店舗数が他のMVNOに比べ多くなっています。
UQ mobileのプランは3GB、15GB、25GBの三つが用意されており、ご自身の使用するデータ容量に合わせて選べます。
60歳以上を対象として24時間かけ放題のオプションを1,100円でプラスできるため、通話をメインに利用したいシニア世代にもおすすめできるサービスです。
大容量のデータプラン、使い放題のプランは設けられていませんが基本料金は安価なため、UQ mobile比較的ライトユーザー向けといえるでしょう。
おすすめ3 Y!mobile
Y!mobileのプラン別利用料金
SoftBankのサブブランドであるY!mobileは、SoftBankの持つ回線をそのまま使えるため、回線が混雑しやすい時間帯でも安定した通信速度が保たれていると評判です。
全国約4,000店舗のY!mobileショップの他に、ソフトバンクショップでも申し込みを受け付けているため、対面でのサポートが受けたい方でも安心ですね。
また全国にあるソフトバンクWi-Fiスポットが無料で使えるのもうれしいポイントです。
Y!mobileにはキャリアメールがあるため、別途フリーメールアドレスを取得する必要がありません。
「ネットバンキングなどの重要な登録にフリーメールは使用したくない……」
と心配されている方には、キャリアメールが使えるY!mobileであれば安全性が保たれるのでおすすめです。
格安SIMでは珍しく「家族割引」を行っているサービスの一つなので、家族全員まとめて格安SIMに乗り換えたという場合にもおすすめできます。
2回線目以降は1,188円割引きと、大変お得に利用できますよ。
おすすめ4 mineo
mineoのプラン別利用料金
mineoはdocomo、au、SoftBankの大手3社の回線を借りているため、現在大手3キャリアを利用している方はSIMロック解除なしでそのまま利用が可能です。
mineoには無制限、大容量のプランはありませんが、速度制限が強い代わりに速度制限中も1.5Mbpsで使える「パケット放題 Plus」というオプションがあります。
月額料金は385円かかりますが、10GB・20GBのコースを契約した場合はこの料金が無料になります。
1.5Mbpsはメッセージやメールのやり取り、SNSの利用、QRコード決済の利用、Webサイトの閲覧、地図アプリの利用、動画視聴がほぼ問題なく行える速度だとされています。
またmineoには全国のユーザーがパケットをシェアし合う「フリータンク」があり、誰かの余ったパケットを月1GBまで分けてもらうことができます。
月末に少しデータ容量が足りなくなってしまった、というときなどにとても便利ですよね。
200MBの小容量SIMでmineoを試せる「mineoプチ体験」が設けられているので、気軽に試してみても良いですね。
おすすめ5 IIJmio
IIJmioのプラン別利用料金
IIJmioはプランの種類が豊富で2、4、8、15、20GBの五つから選ぶことができます。
これならご自身にぴったりの無駄のないプランが見つかりますよね。
docomo、auの両回線の利用が可能なため、docomo、auユーザーはSIMロック解除が不要です。
またIIJmioでは無料のデータ容量のシェア機能を使えます。
データ容量を使い過ぎてしまったという月もこのシェア機能があれば安心ですよ。
ただし、決済はクレジットカードのみ、また専用のショップがないため対面によるサポートは受けられないことには注意しましょう。
おすすめ6 OCN モバイル ONE
OCN モバイル ONEのプラン別利用料金
OCN モバイル ONEはデータプランが豊富で500MB、1、3、6、10GBの五つに分けられています。
500MBなら月額500円、1GBなら月額700円と、低容量のプランが安価になっています。
通話に関しても安価であり、通話オプションや専用の通話アプリなどを使用しなくても通話料金が常に11円/30秒と他社と比較すると非常に低価格の部類です。
OCN モバイル ONEの大きな特徴としては「MUSICカウントフリー」という機能があり、対象の音楽サービス使用時の通信量がデータ容量にカウントされなくなります(要申請)。
ただしOCN モバイル ONEは現在5Gに対応していないため、この点は注意が必要です。
無制限や大容量のプランがなく上限も10GBまでなので、OCN モバイル ONEはどちらかというとあまりデータ通信を利用しないライトユーザー向けといえるでしょう。
おすすめ7 BIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイルのプラン別利用料金
BIGLOBEモバイルは2020年のオリコン顧客満足度®調査「格安SIM」で総合1位に選ばれているサービスです。
またBIGLOBEモバイルはMM総研「MVNOネットワーク品質調査」(2021年9月時点)の全項目で「ストレスなく利用できるレベル(基準値)」をクリアしているため、
「格安SIMに換えると通信の速度や安定感が心配……」
と感じている方でも安心して利用できます。
BIGLOBEモバイルには、加入するとYouTubeなどの対象21サービスの通信量がデータ容量にカウントされなくなる「エンタメフリー・オプション」も用意されています。
YouTubeやU-NEXT、Abemaなどが対象となっているので当該サービスをよく使うという方は必見です。
容量無制限のプランはありませんが、このようなオプションを付けることでデータ使用量を気にせずに利用できますよね。
また現段階では5Gには対応していないことにも注意しましょう。
おすすめ8 イオンモバイル
イオンモバイルのプラン別利用料金
イオンモバイルはプランが豊富に用意されているのが特徴で、単身であってもファミリーであってもぴったりなプランを見つけられるでしょう。
単身向けの音声プランでは0.5GB~50GBまで幅広いデータ容量が用意されており、1~10GBまでは1GB刻みで選ぶことができます。
また毎月上限の変更ができるため、無駄なく使えて通信費の節約ができますよね。
イオンモバイルは家族割を設けていませんが、ファミリー向けのシェアプランでは一人追加するごとに220円の追加で済むため大変安価で利用できます。
また60歳以上向けのプランも安価で提供されているため、イオンモバイルはシニア世代にもおすすめといえます。
イオンモバイルではdocomo、au回線の利用が可能なため、docomo、auユーザーはSIMロック解除が不要なのもうれしいポイントです。
但し、イオンモバイルは現在5Gに対応していないという点と、支払方法はクレジットカード決済のみという点には注意しましょう。
6.まとめ
通信サービスを安価で提供するため格安SIMはさまざまなコストを削減しています。
そのため大手キャリアと比べると通信速度が不安定であったり、受けられるサポートが少なかったりと、デメリットが存在しているのは事実です。
しかし、事前に格安SIMのデメリットを理解しておけば対策を取ることもできます。
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、格安SIMには「通信料金の手頃さ」を始めさまざまなメリットがあります。
また、格安SIMを提供しているMVNOによってはデメリットを補うようなプランやオプションが用意されているところもあります。
- 楽天モバイル:データ容量無制限!通信量が1GB以下の月は無料
- UQ mobile:安定した通信速度が魅力!auからなら乗り換えも簡単
- Y!mobile:家族割がお得!通信速度も安定していて使いやすい
- mineo:データシェアが使えて便利!速度制限中も1.5Mbpsで利用可