ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換える方法!メリット・デメリットも解説

「ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換える方法は?」
「乗り換えのベストタイミングはいつ?」

ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えを検討している人は、このような疑問を持つ人も少なくないはずです。

長年ソフトバンクを愛用していた人からすると、キャリアを乗り換えること自体が初めてで、乗り換え方法がわからない人もいるでしょう。

この記事では、ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換える方法について解説します。楽天モバイルの評判が気になり人はこちらもチェックして見てくださいね。

 
乗り換えるメリットや注意点についても解説するので、ぜひ参考にしてください。

この記事のまとめ

  • ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えはオンラインで完結!
  • 楽天モバイルに乗り換えるとデータ容量無制限で月額料金を下げられる
  • ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えで最大6,000ポイントプレゼント!
  • 乗り換えと同時にiPhone購入で最大32,000円相当お得

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ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換える方法

端末の動作確認・SIMロック解除

現在使用中の端末をそのまま使う人は、端末の動作確認とSIMロックの解除を行いましょう。端末の動作確認は、楽天モバイルの公式サイト内にある「ご利用製品の対応状況確認」からチェックが可能です。

機種や購入元を選択していくだけで、使用できるかどうかが簡単にわかります。

SIMロック解除は、SIMロック端末を使っている場合に必要です。ソフトバンクショップまたは「My Softbank」から手続きできます。

 
ソフトバンクショップでは3,300円(税込)の手数料がかかっていましたが、2023年9月13日以降は無料となりました。

なお、楽天モバイルで端末を購入する方は、動作確認やSIMロック解除は不要です。

楽天モバイルの店舗で乗り換えする場合は、ソフトバンクでMNP予約番号を発行します。オンラインで手続きする場合は必要ありません。

楽天モバイルに申し込む

端末の準備を終えたら、楽天モバイルに申し込みを行います。楽天モバイルの申し込みには楽天会員のユーザーIDが必要なので、ユーザーIDがない人は先に発行してください。

楽天モバイルへの申し込みは以下の手順で進めましょう。

楽天モバイルの申し込み手順
  1. 公式サイトから申し込み
  2. プラン・オプションを選択
  3. SIMのタイプを選択(eSIM・SIMカード)
  4. 購入するスマホを選ぶ(端末も購入する人のみ)
  5. 契約者情報の確認(楽天会員ログイン)
  6. 本人確認書類の提出
  7. 他社から乗り換え(MNP)を選択
  8. 受け取り方法・支払い方法の選択
  9. 電話番号の引き継ぎ(MNP)申請を行う

案内通りに進めていけば、難しくないはずです。なお、MNPワンストップ方式を活用すれば事前にMNP予約番号を取得する必要はありません。

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MNP開通手続き

数日から1週間程度で、端末とSIMカードが届きます。届き次第、MNP開通手続きを行いましょう。

 
my楽天モバイルにログインし、「申し込み番号」、「MNP転入を開始する」の順にタップするだけでOKです。

9:00〜21:00に開通手続きを行えば、当日中にMNP転入が完了します。

21:01以降にMNP転入を開始した場合は、手続き完了が翌日9時以降となるため注意が必要です。

21時直前であっても翌日開通となる場合があります。すぐ使用できるようにするためには余裕を持って手続きを行いましょう。

初期設定

MNP開通手続きを完了させたら、初期設定を行います。SIMカードタイプの場合は、以下の手順で初期設定を行ってください。

楽天モバイルの初期設定の手順
  1. SIMカードをスマホにセット
  2. スマホの初期設定を行う(端末を購入した人のみ)
  3. 楽天回線の開通を確認(Wi-Fiオフの状況でブラウザなどを立ち上げ)
  4. my 楽天モバイルアプリの設定

初期設定を問題なく終えれば、乗り換え手続きは完了です。

 
端末も新しくした人は、必要に応じてデータ移行もしておきましょう。

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ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換える7つのメリット

月額料金が安くなる

楽天モバイルへ乗り換えると、ソフトバンクよりも安くなるケースがほとんどです。2社の現行プランでの月額料金を比較してみました。

【楽天モバイルの料金プラン】

データ容量月額料金(税込)
3GBまで1,078円
3GB超〜20GBまで2,178円
20GB超(無制限)3,278円

※ 「Rakuten最強プラン」の1プランで、データの使用容量に応じて料金が自動的に決定。
※ 家族割適用時は料金が110円(税込)割引

【ソフトバンクの料金プラン】

プラン名

データ容量

月額料金(税込)
ミニフィットプラン+

〜1GB

3,278円
〜2GB4,378円
〜3GB5,478円
スマホデビュープラン+4GB1,078円
14か月目〜2,266円
20GB2,728円
14か月目〜3,916円
メリハリ無制限+無制限7,425円
ペイトク無制限無制限9,625円

表からもわかるように、どのデータ容量帯においても楽天モバイルの方が低価格となっています。ソフトバンクでは家族割・光回線割などで割引できるものの、楽天モバイルの価格には及びません。※

 
楽天モバイルは使った分だけの支払いなので、わかりやすい料金設定である点もメリットです。

出典:楽天モバイルSoftbank
※ 各種割引(新みんな家族割・おうち割光セット・PayPayカード割)適用を適用した場合。適用対象外のものは含みません。

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「Rakuten Link」で通話料が無料になる

楽天モバイルには「Rakuten Link」という契約者専用のアプリがあり、アプリから発信すれば通話料が無料になります。

Rakuten Linkを使っていない相手や固定電話でも、国内であれば無料でかけられます。

Rakuten Link同士ならメッセージ送受信も無料です。楽天モバイル契約者であれば誰でも使えるため、別途料金を支払う必要もありません。

ソフトバンクの場合は、22円/30秒の通話料がかかってしまいます通話が多い人ほど楽天モバイルに乗り換えるメリットは大きいでしょう。

 
Rakuten Linkアプリではなく、通常の通話アプリを使う場合は通話料が発生するので気をつけてください。

※ オプションサービス未加入の場合

データ容量を無制限で使える

楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」はデータ容量無制限なので、どれだけ使っても速度制限がかかることはありません。

毎月の通信量が多い人からすると、容量を気にせず使えるのは大きなメリットといえます。

さらに、どれだけ使っても料金は最大で月額3,278円(税込)なので、他社の無制限プランより低価格で利用できるのも大きな魅力です。

 
テザリングもデータ無制限で使えるので、自宅で使うPCやテレビなども楽天モバイルに繋げれば通信費を抑えられます。

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楽天ポイントが貯まりやすくなる

楽天モバイルでは、利用代金100円(税別)ごとに楽天ポイントが1ポイント付与されます。

月間データ使用量月額料金獲得ポイント
〜3GB980円
(税込1,078円)
9ポイント
3GB超〜20GB1,980円
(税込2,178円)
19ポイント
20GB超2,980円
(税込3,278円)
29ポイント

プラン料金だけの支払いでも、毎月9〜29ポイントが自動的に貯まっていくのでお得です。

基本料金以外に通話料などの支払いがあれば、付与されるポイントは加算されます。

また、楽天モバイル契約者は「楽天市場」利用時の還元率が5倍に。楽天市場をよく使う人は、よりお得にポイントを貯められます。

 
貯めたポイントはさまざまな楽天のサービスに利用できるので、使い道に困ることもないでしょう。

楽天のサービスをお得に使える

楽天モバイルには、契約者限定キャンペーンが豊富に用意されています。

楽天モバイル契約者が使える主な特典
  • 楽天ひかり6か月間無料
  • Rakuten Turboが6か月間無料
  • NBA Rakuten、パ・リーグSpecial、Rakuten musicの利用料無料
  • 楽天マガジン90日間無料
  • 楽天イーグルスの各種特典(公式ファンクラブ年会費のポイントバックなど)

上記サービスの中でも、楽天ひかりの6か月間無料は魅力的。最大28,800円お得になるので、光回線も利用したい人は「楽天モバイル×楽天ひかり」でまとめましょう。

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海外でも使える

楽天モバイルは毎月2GBまでなら、特別な申し込みをすることなく海外で利用できます。モバイルWi-Fiのレンタルや現地のSIMカードを契約せずにスマホを使えるので、海外旅行の際に便利です。

利用対象はアジア・ヨーロッパ・北米を中心とした73の国と地域です。

なお、Rakuten Linkアプリを使えば、海外から国内の電話番号にかける場合も通話料はかかりません。海外旅行や出張がある方にも使いやすいスマホキャリアといえるでしょう。

iPhoneを安く買える

楽天モバイルは、iPhone本体価格が国内の全通信キャリアの中で最安※1です。下表に、最新のiPhone15(128GB)の本体価格(税込)を比較しました。※2

楽天モバイル131,800円
ソフトバンク145,152円
au145,640円
docomo149,490円

楽天モバイルは他社に比べて1万円以上も安いので、新しい機種への買い替えは楽天モバイルからがおすすめです。

 
楽天モバイルと契約しなくてもiPhoneは購入できますが、契約すれば乗り換えキャンペーンにより最大32,000円相当お得です。

出典:楽天モバイルSoftbankaudocomo
※1 楽天モバイル公式サイトより。2024年3月27日時点。公式オンラインのiPhone本体代金の比較
※2 2024年5月11日時点。割引を考慮せず一括購入した場合。

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ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換える5つのデメリット

通信速度・安定性が悪くなる可能性がある

楽天モバイルはプラチナバンド非対応なので、ソフトバンク利用時よりも通信速度・安定性が悪くなる可能性があります。

プラチナバンドとは
携帯電話で使われている電波の中でも特に重要な700MHzから900MHzの周波数帯のこと。

低周波数の帯域で電波の波長が長いため、ビルなどの壁を透過しやすく、障害物を回り込みやすい点が特徴です。プラチナバンド対応の3大キャリアは地下やビルに囲まれた場所でも通信が安定しやすい傾向にあります。

ソフトバンクの安定した通信に慣れている人は、楽天モバイルに乗り換えると通信に不満を持つかもしれません。

 
しかし、楽天モバイルでも2024年5月から順次プラチナバンドが導入される予定です。今後は、楽天モバイルの通信品質も改善されると推測できます。

また、通信速度・安定性はデバイスの性能にもよるので、どちらが速いとは言い切れません。

ソフトバンクのキャリアメールが無料で使えない

乗り換え後にソフトバンクのキャリアメールを使うには、月額330円(税込)の「メールアドレス持ち運びサービス」を契約する必要があります。

ソフトバンクのメールアドレスをそのまま使いたい人にとっては、余計な費用がかかる点はデメリットです。

費用を抑えるには、Gmail・Yahoo!メールなどのフリーメールを利用しましょう。

 
フリーメールならスマホキャリアが変わっても、無料でサービスを利用できます。

店舗数が少なく対面サポートを受けにくい

ソフトバンクと比較すると、楽天モバイルの店舗は少ないです。

楽天モバイルとソフトバンクの店舗数
  • 楽天モバイル:1,047店舗
  • ソフトバンク:2,220店舗

近くに楽天モバイルの店舗がない人で、スタッフによる対面サポートを受けたい場合には不便を感じるでしょう。

 
ネットから自分自身で手続きできる人にとっては、特にデメリットにはなりません。

※:2023年8月時点(出典:MCA

おうち割・家族割が対象外になる

ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えると、ソフトバンクのおうち割・家族割が対象外になります。

電力・光回線をソフトバンクでまとめている人や、家族揃ってソフトバンクの家庭は、乗り換えると損をする可能性があるでしょう。

とはいえ、楽天モバイルにも家族割や、楽天ひかりとのセット契約特典が用意されています。楽天モバイルに乗り換える際は、光回線や家族も一緒に乗り換えるのがおすすめです。

PayPayポイントが貯まりにくい

ソフトバンクを利用すると、PayPayポイントが貯まりやすいメリットがあります。しかし、楽天モバイルに乗り換えると、ソフトバンクと同様の特典はうけられません。

 
PayPayユーザーからすると、ポイントが貯まりにくくなるのでお得感がなくなります。

ただし、楽天モバイルの場合は、楽天ポイントが貯まりやすくなっています。

貯まるのは楽天ポイントでも問題ない方や、むしろ楽天ポイントのほうが嬉しいという方は、デメリットを感じにくいでしょう。

ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えるベストタイミングは?

スマホの月額料金を安くしたいとき

楽天モバイルに乗り換える大きなメリットは、月額料金を下げられることです。ソフトバンクの月額料金が高いと感じるなら、早く乗り換えたほうが良いでしょう。

2022年2月1日以降、契約解除料は発生しなくなったので、いつ解約しても手数料の負担はありません。

手数料を気にしなくて良くなった分、早く乗り換えるほど月々のスマホ代を安くできます。

スマホを買い替えたいとき

「長期間スマホを使用している」「充電の減りが早くなった」など、スマホを買い替えたくなったときも乗り換えのチャンスです。

乗り換えと同時に端末購入すると割引してくれるケースが多く、新しい機種を安く手に入れられます。

割引額は端末により異なりますが、高額の端末なら定価ベースから数万円割引も可能です。

 
購入したい端末が決まっている人は、楽天モバイルの公式サイトをチェックして割引対象かを確認しましょう。

ソフトバンクの締め日直前

細かい日程にこだわるなら、ソフトバンクの請求締め日直前での乗り換えがおすすめです。

ソフトバンクは日割りがないので、請求締め日直前に乗り換えすれば損をしにくいといえます。

ソフトバンクの請求締め日は10日・20日・月末の3パターンがあるので、自身の締日がどれに当たるか事前に確認しておきましょう。

 
うっかりして締め日を過ぎてしまうと、さらに1か月分の料金がかかるので気をつけましょう。

お得なキャンペーンの期間中

楽天モバイルでは、定期的にキャンペーンを開催しています。キャンペーンを活用して乗り換えればお得になるので、公式サイトで逐一チェックしておきましょう。

ただし、お得なキャンペーンを期待するあまり、いつまでも乗り換えられないのは好ましくありません。現行よりもお得なキャンペーンが開催されるかはわからないためです。

 
利用できるキャンペーンの中で、お得なものを活用すると良いでしょう。

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ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えで使えるキャンペーン

2024年5月時点における、ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えで使える各キャンペーンの詳細を表にまとめました。

 他社から乗り換えiPhoneトク得スマホトク得
対象者・楽天モバイルを初めて申し込み
・電話番号そのまま他社から乗り換え

・対象iPhoneを購入
・楽天モバイルを初めて申し込み
・電話番号そのまま他社から乗り換え

・対象スマホを購入
・楽天モバイルを初めて申し込み
・電話番号そのまま他社から乗り換え
特典総額最大6,000ポイント最大32,000円相当最大12,000ポイント
おすすめな人現在利用中のスマホをそのまま使う人iPhoneを機種変更する人Androidスマホを機種変更する人
キャンペーン終了日終了日未定終了日未定終了日未定

※条件は一部達成でも特典あり(出典:楽天モバイル

MNP乗り換えで楽天モバイルに初めて申し込む人なら、いずれかのキャンペーンの対象です。中でもiPhoneユーザーなら、対象iPhone購入で最大32,000円相当がお得になるので、ぜひ活用しましょう。

特典を受け取るためには、Rakuten Linkアプリで10秒以上通話する条件もあるため注意が必要です。

 
適用条件を確認し、特典を受け取れないことは避けましょう。

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まとめ

この記事では、ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換える手順やタイミングを中心に解説しました。乗り換えの良いタイミングとしては「スマホ料金を下げたいとき」「スマホを買い替えたいとき」などが挙げられます。

ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えれば月額料金が安くなるので、できるだけ早く乗り換えるのがおすすめです。

 
乗り換えを迷っている人は、この機会に思い切って乗り換えてはいかがでしょうか。
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