NURO光とドコモ光を徹底比較!あなたが選ぶべき回線はどっち?

おすすめ光回線の中でも人気の高い「ドコモ光」と「NURO光」。いざ光回線を乗り換えようと思っても、「速度はどっちが速いの?」「料金が安くてお得なのは?」と迷っている人も多いのではないでしょうか。

本記事では、ドコモ光とNURO光のサービスの違いを徹底解説。料金や速度、キャンペーンやメリット・デメリットを比較していくので、自分にどっちが向いているのか参考にしてみてくださいね。

スマホとのセット割や提供エリアにも違いについても詳しく説明していきます!

NURO光と楽天ひかり比較早見表

ドコモ光
NURO光
NURO光
おすすめな人ドコモを利用している人
・通信速度を重視している人
NUROモバイル/ソフトバンクを利用している人
・通信速度を重視している人
提供エリア全国一部地域のみ
速度受信:269.12Mbps
送信:284.18Mbps
受信:634.16Mbps
送信:621.62Mbps
月額料金(税込)マンション:4,400円〜
戸建て:5,720円
マンション:2,090円〜
戸建て:5,200円〜
キャンペーン
特典
・スマホ代永年1,100円割引
最大100,000円キャッシュバック
・初年度月額980円
45,000円現金キャッシュバック
公式公式

※速度:みんなのネット回線速度より(2024/3/14時点)

1.徹底比較!NURO光とドコモ光の違いとは

NURO光とドコモ光は何がどう違うの?

NURO光とドコモ光はそれぞれに異なる特徴を有しています。

まずはNURO光とドコモ光の違いをご紹介しましょう。

NURO光とドコモ光の違い
  1. 提供エリア
  2. 通信速度
  3. プロバイダー
  4. 料金
  5. スマホとのセット割

相違点1 提供エリア

光回線の提供エリアはサービスによって異なります。

端的にいえば、NURO光は提供エリアがやや狭く、ドコモ光は全国的に利用できるといえます。

NURO光とドコモ光、それぞれの提供エリアをご紹介しましょう。

【NURO光とドコモ光の提供エリア】
※横にスクロールできます
NURO光北海道・東北地方北海道
関東地方東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県
中部地方愛知県、静岡県、岐阜県、三重県
近畿地方大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県
中国地方広島県、岡山県
四国地方対応なし
九州・沖縄地方福岡県、佐賀県
ドコモ光北海道・東北地方北海道、青森県、宮城県、岩手県、山形県、秋田県、福島県(NTT東日本提供)
関東地方東京都、茨城県、神奈川県、栃木県、千葉県、群馬県、埼玉県(NTT東日本提供)
中部地方大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県、和歌山県(NTT西日本提供)
近畿地方大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県、和歌山県(NTT西日本提供)
中国地方鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県(NTT西日本提供)
四国地方徳島県、香川県、愛媛県、高知県(NTT西日本提供)
九州・沖縄地方福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県(NTT西日本提供)
NURO光公式サイト、NTT東日本公式サイト、NTT西日本公式サイトをもとに執筆者作成
上記の表にある都道府県内であっても、提供エリア外となる場合があります。またプランにより提供エリアは異なります。

NURO光の提供エリアがかなり限定的であるのに対し、ドコモ光は広い範囲で利用できることが分かりますね。

どうしてこんなに提供エリアが違うの?

このように疑問に思った方もいらっしゃるでしょう。

これはNURO光とドコモ光で利用されている回線の種類が異なるためです。

光回線はNTT東日本・西日本や、その他の自社で設備を有する企業によって各地に張り巡らされています。

NTT東日本・西日本が全国的に敷設している光回線を「フレッツ光」といい、フレッツ光を自社で借り受けて光回線とプロバイダーサービスを一括で提供するサービスを「光コラボ(光コラボレーション)」といいます。

ドコモ光は光コラボの代表例です。

NTT東日本・西日本が全国的に敷設している回線を利用しているため提供エリアが広いのですね。

しかし、実はNTTが敷設した回線はフレッツ光だけでなく、そのほかにもNTTが敷設したものの利用していない「ダークファイバー」と呼ばれる光回線があります。

NURO光はこのダークファイバーの設備を借り受けてサービスを提供する「独自回線」の事業者に当たります。

自社で独自の回線を敷設しているという意味ではなく、ダークファイバーを借りて独自のサービスを提供しているためにこう呼ばれています。

ダークファイバーの敷設されている範囲は限られているため、NURO光の提供エリアは光コラボであるドコモ光よりも狭くなっているのです。

提供エリアが広いドコモ光を選んだ方がいいのかな?

このように疑問に思った方もいらっしゃるかもしれませんが、提供エリアが広ければよいというものでもありません。

お住まいの地域がサービス提供エリア内であれば、NURO光を利用するメリットもあるといえます。

NURO光とドコモ光はそれぞれに異なる特徴があるのでよく吟味してご自身に合ったものを選ぶのがおすすめです。

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プロバイダーとはインターネットの接続サービスを提供する事業者のことです。インターネット回線と利用者をつなぐ役割を担っており、IPアドレスの発行などを行います。IPアドレスとはインターネット上に接続されるパソコンやスマートフォンなどの機器に割り当てられた番号のことで、データをやりとりする際、ネットワーク上で送信先を間違わないようにするために使われています。

相違点2 通信速度

通信速度が速いのはどっちのサービスだろう?

このように気になっている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

インターネット回線を選ぶ上で通信速度は重要な問題です。

インターネットを使おうというときにページがなかなか読み込まれない、動画の再生が遅いといったことでストレスを感じたくはないものですよね。

結論からお伝えすると、両者の通常プランを比較するとNURO光の方が快適な通信が期待できます

これは多くの光回線の最大通信速度が下り1Gpbsであるところ、NURO光は独自の伝送技術を導入していることにより、通常プランでも下り最大2Gbpsの通信速度を実現しているためです。

通信速度には送信・アップロード時の速度を表す「上り」と受信・ダウンロード時の速度を表す「下り」があり、1秒間に何bitの情報をやりとりすることができるかを表す「bps」という単位を用います。1,000bpsは1Kbps(1キロビーピーエス)、1,000Kbpsは1Mbps(1メガビーピーエス)、1,000Mbpsは1Gbps(ギガビーピーエス)です。

また一般論として、フレッツ光(光コラボ)の回線はさまざまな事業者が利用しておりユーザーが多いため、混雑して通信速度が低下しやすいといわれています。

反対に独自回線は特定の事業者のユーザーが利用するので混雑しにくく、快適に通信できるとされています。

じゃあ、ドコモ光では高速通信はできないってこと?

このように不安に思った方もいらっしゃるかもしれませんが、ドコモ光も高速通信プランを提供しています。

それぞれのプランの最大通信速度は以下のとおりとなっています。

【NURO光とドコモ光の最大通信速度】
プラン名最大通信速度対象
NURO光G2T プラン
G2D プラン
G2N プラン
2Gbps一戸建て、マンション
10G(G10T/G10)10Gpbs
ドコモ光1ギガ1Gbps一戸建て、マンション
10ギガ10Gbps一戸建て

ドコモ光でも最大通信速度10Gbpsのプランが提供されているので、高速通信をお求めの方は利用を検討してみましょう。

ただし通常プランと高速通信プランは提供エリアが異なる点、ドコモ光の「10ギガ」プランはマンションでは利用できない点には注意が必要です。

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公式サイトに記載の最大通信速度は理論上の数値であり、実際の通信速度とは異なります。通信速度は回線の混雑状況の他、プロバイダーの処理能力や通信機器、宅内の状況などによって変化します。

相違点3 プロバイダー

光回線事業者やプランによって契約できるプロバイダーは異なります。

NURO光とドコモ光でそれぞれ契約が可能なプロバイダーは以下のとおりです。

【NURO光とドコモ光で利用できるプロバイダー】
※横にスクロールできます
プラン名プロバイダー名
NURO光So-net
ドコモ光1ギガ タイプAドコモnet、ぷらら、GMOとくとくBB、@nifty、andline、SIS、BIGLOBE、
IC-NET、hi-ho、Tigers-net.com、BB.excite、エディオンネット、 SYNAPSE、
楽天ブロードバンド、DTI、@ネスク、TiKiTiKi
1ギガ タイプBOCN、@T COM、TNC、@ちゃんぷるネット、WAK WAK、AsahiNet
10ギガ タイプAドコモnet、ぷらら、GMOとくとくBB、andline、IC-NET、hi-ho
10ギガ タイプBBB.excite、エディオンネット、AsahiNet
プロバイダーによって何が違うの?

料金や提供エリア、Wi-Fiルーターレンタルの有無、サポートサービスの提供内容、発行できるメールアドレスの数などが異なります。

NURO光の場合選択肢は一つだけなので迷うことはありませんが、ドコモ光を利用する場合には複数のプロバイダーからご自分に合ったものを選ぶことになるでしょう。

またせっかく高速通信が可能な回線を利用していてもプロバイダーによって通信速度が低下してしまう場合があり、通信速度を重視するのであれば「IPv4 over IPv6」という接続方式に対応しているプロバイダーが良いといわれています。

しかしNURO光とドコモ光で利用できるプロバイダーはいずれもIPv6に対応しているため、接続方式については気にする必要がないといえるでしょう。

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インターネットにはIP(インターネットプロトコル)と呼ばれる接続方式があり、IPアドレスはこれにのっとって割り当てられています。従来のIPv4はインターネットの普及と共に広く使われてきましたが、現在はより通信速度の向上したIPv6の普及が進んでいます。通常接続方式が異なるサイトにはアクセスできませんが、「IPv4 over IPv6」では基本的な通信をIPv6で行いながらIPv4のアドレスでの通信も行うことができます。

相違点4 料金

NURO光ドコモ光、どっちが安く使えるんだろう……?

このように気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

出費はできるだけ抑えたいものですよね。

光回線の料金プランにはさまざまな要素が絡んでいます。

月額基本料金に工事費の分割支払いや機器のレンタル料金、各種のサービス料金などが足されたり、割引が適用されたりして月々の支払い額が決まります。

そのため多角的に比較することが重要です。

それぞれの料金プランをご紹介しましょう。

全ての料金プランをご紹介することは難しいため、ここではNURO光・ドコモ光ともに一般的なプランに絞ってご紹介します。

NURO光の通常プランは、契約期間が3年の「G2T プラン」、2年の「G2D プラン」、契約期間の縛りがない「G2N プラン」の3種類があります。

各プランの料金は以下のとおりです。

【NURO光の各プランの料金】
※横にスクロールできます
プラン名物件種別料金
G2T プラン
(契約期間3年)
一戸建て
マンション
月額基本料金(税込)5,200円
基本工事費(税込)44,000円(36回払い)
実質無料
Wi-Fiルーター月額(税込)無料
契約事務手数料(税込)3,300円
セキュリティーサービス月額(税込)550円
解約手数料(税込)10,450円
G2D プラン
(契約期間2年)
一戸建て
マンション
月額基本料金(税込)5,700円
基本工事費(税込)44,000円(24回払い)
実質無料
Wi-Fiルーターレンタル月額(税込)無料
契約事務手数料(税込)3,300円
セキュリティーサービス月額(税込)無料
解約手数料10,450円
G2N プラン
(契約期間なし)
一戸建て
マンション
月額基本料金(税込)6,100円
基本工事費(税込)44,000円(24回払い)
Wi-Fiルーターレンタル月額(税込)無料
契約事務手数料(税込)3,300円
セキュリティーサービス月額(税込)無料
解約手数料なし

NURO光は一般的な光回線事業者に比べて基本工事費が高い傾向にあります。

しかし3年契約の「G2T プラン」または2年契約の「G2D プラン」であれば工事費の分割代金が月々の代金から割り引かれるため、実質無料となります。

機器のレンタル代金もかからないので、手頃に利用できるといえるでしょう。

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ではドコモ光の料金プランはどのようになっているのでしょうか。

【ドコモ光の各プランの料金】
※横にスクロールできます
プラン名物件種別料金
1ギガ タイプA・B
(契約期間2年)
マンション月額料金(税込)タイプA:4,400円
タイプB:4,620円
工事料(税込)16,500円(12〜60回払い)
実質無料
Wi-Fiルーターレンタル月額(税込)プロバイダーによる
契約事務手数料(税込)3,300円
セキュリティーサービス月額(税込)プロバイダーによる
解約手数料(税込)8,800円
1ギガ タイプA・B
(契約期間2年)
一戸建て月額料金(税込)タイプA:5,720円
タイプB:5,940円
工事料(税込)19,800円(12〜60回払い)
実質無料
Wi-Fiルーターレンタル月額(税込)プロバイダーによる
契約事務手数料(税込)3,300円
セキュリティーサービス月額(税込)プロバイダーによる
解約手数料(税込)14,300円
1ギガ タイプA・B
(契約期間なし)
マンション月額料金(税込)タイプA:5,500円
タイプB:5,720円
工事料(税込)16,500円(12〜60回払い)
実質無料
Wi-Fiルーターレンタル月額(税込)プロバイダーによる
契約事務手数料(税込)3,300円
セキュリティーサービス月額(税込)プロバイダーによる
解約手数料(税込)無料
1ギガ タイプA・B
(契約期間なし)
一戸建て月額料金(税込)タイプA:7,370円
タイプB:7,590円
工事料(税込)19,800円(12〜60回払い)
実質無料
Wi-Fiルーターレンタル月額(税込)プロバイダーによる
契約事務手数料(税込)3,300円
セキュリティーサービス月額(税込)プロバイダーによる
解約手数料(税込)なし
タイプAとタイプBは利用できるプロバイダーによって分けられています。

NURO光の2年契約プランの月額料金が5,700円(税込)であるのに対し、ドコモ光ではマンションの場合で4,400円(税込)または4,620円(税込)、一戸建ての場合で5,720円(税込)または5,940円(税込)となっています。

単純に月額料金だけで比較すると、マンションの場合であればドコモ光の方が安く、一戸建ての場合はNURO光の方がわずかに安価であるようにみえます。

しかしドコモ光の提供するマンション向けプランは共用部を経由して光回線を引き込む工事を行った場合に適用されるものです。

この場合、賃貸であれば大家さんや管理会社、分譲マンションであれば管理組合などの許可が必要になる他、他の部屋と光回線を共用することになり得ます。

1本の光回線を複数戸で共有することになるため、時間帯や配線の方式によっては混雑しやすく、通信速度が低下してしまう可能性がある点にも注意が必要です。

共用部を経由する工事が難しい場合、2、3階程度であれば一戸建てと同様に部屋に直接光回線を引き込む方法もあります。

ただしこの場合、適用されるのは一戸建て向けのプランとなり料金もかさみます。

さらにこの方式の工事であっても壁に穴を開けるなどの必要が生じることがあるので賃貸であれば大家さんの許可が必要です。

またドコモ光はセキュリティーサービスや機器のレンタル料金がプロバイダーによって異なるので注意しましょう。

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NURO光にもマンションの共用部に光回線を引き込み複数の部屋で回線を共有するタイプのプランはあります。ただしこの「NURO 光 for マンション」は個人で申し込めるものではなく、すでに設備が導入されているマンションにお住まいの方しか利用できないためこの記事では触れていません。

相違点5 スマホとのセット割

光回線の多くは、特定のキャリアのスマホと同時に使うことでスマホ料金にセット割が適用される仕組みになっています。

スマホの月額料金から所定の金額が差し引かれるのです。

お使いのスマホのキャリアに合わせて光回線を選ぶのも良いでしょう。

NURO光とドコモ光のスマホセット割の詳細は以下のとおりです。

【NURO光とドコモ光のスマホセット割】
※横にスクロールできます
プラン名セット割適用のキャリア適用条件割引金額
NURO光SoftBank「NURO 光 でんわ」に申し込んだ場合毎月550〜1,100円
(料金プランによって異なる)
NUROモバイルNUROモバイルで音声通話付きプランを利用している場合1年間毎月330円
ドコモ光docomo「ギガプラン」、「カケホーダイ&パケあえる」を利用している場合毎月220〜1,100円

NURO光の場合、セット割の適用には北海道・関東地方では月額550円(税込)、東海地方・関西地方・中国地方・九州地方では月額330円(税込)の「NURO 光 でんわ」というサービスに申し込む必要があります。

「光電話」とはインターネット回線を利用した「IP電話」のことです。通常よりも電話料金が安く、これまでNTTの固定電話番号を利用していた場合はその番号を引き継ぐことができます。光回線事業者の多くが光電話サービスを提供しています。
割引が適用されるために有料オプションに申し込まないといけないなら、かえって損じゃないかなあ……。

このように思った方もいらっしゃるかもしれませんね。

確かに「NURO 光 でんわ」は有料の上、3,300円(税込)の初期工事費もかかってしまいます。

しかし「NURO 光 でんわ」を契約していると、SoftBankと固定電話の通話が無料になる「ホワイトコール24」が適用されます。

またセット割は契約者だけでなく、10台を上限としてSoftBankの家族割適用の対象となる家族全員のスマホに適用される点は要チェックです。

SoftBankは家族割適用の条件を「血縁・婚姻または同住所であること」としており、別居していても血縁や婚姻関係があれば適用される他、同居していれば血縁や婚姻関係がなくても利用可能です。

「ご家族」にSoftBankをご利用の方が多い場合には、家計の大きな助けになるといえるでしょう。

一方、ドコモ光の場合、特定のプランを利用していればセット割が適用されます。

またドコモ光の契約者から三親等以内の家族なら誰でも、20回線まで割引の対象となります。

NURO光よりも手軽に、広い範囲でセット割が利用できるのがうれしいですね。

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ドコモの定める「三親等」の家族の定義は、法律上の婚姻関係に限らず、互いに婚姻の意思を持って夫婦として共同生活を行っている場合(いわゆる事実婚や同性パートナー)を含むとされています。

2.NURO光とドコモ光、どっちを選ぶべき?

結局、NURO光とドコモ光のどっちを選んだらいいんだろう?

このようにお困りの方もいらっしゃるかもしれませんね。

NURO光とドコモ光、どちらの方がおすすめかは、状況によって異なるといえるでしょう。

ここでは、NURO光とドコモ光のどちらを選ぶべきなのか、想定し得る状況とともにお伝えしましょう。

2-1. NURO光を選ぶべき人

NURO光を選ぶべき状況にあるのは、以下のような方だといえるでしょう。

NURO光を選ぶべき人
  • NURO光の提供エリアにお住まいの方
  • 通信速度を重視する方
  • 一戸建て向けプランを利用予定の方
  • SoftBankをご利用の方
  • すでにNURO光の設備導入済みのマンションにお住まいの方

第一に、NURO光の提供エリアはフレッツ光の回線を使用するドコモ光に比べ限定的です。

まずはご自宅のある場所でNURO光が使えるかチェックしましょう。

【NURO光の提供エリア】
※横にスクロールできます
NURO光北海道・東北地方北海道
関東地方東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県
中部地方愛知県、静岡県、岐阜県、三重県
近畿地方大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県
中国地方広島県、岡山県
四国地方対応なし
九州・沖縄地方福岡県、佐賀県
上記の表にある都道府県内であっても、提供エリア外となる場合があります。またプランにより提供エリアは異なります。

NURO光は一般的な光回線に比べ通信速度が速いという特徴を有しています。

通信速度を重視する方は特に、NURO光のサービス提供エリアにお住まいなら利用しない手はないといえますよね。

また一戸建て向けのプランで比較すると、コストパフォーマンスの点でも優れているといえます。

一戸建てで利用可能なNURO光とドコモ光のプラン別月額料金は以下のとおりとなっています。

【NURO光とドコモ光の一戸建て向けプラン】
プラン名契約期間月額料金
(税込)
NURO光G2T プラン3年5,200円
G2D プラン2年5,700円
G2N プランなし6,100円
ドコモ光1ギガ
タイプA
2年5,720円
なし7,370円
1ギガ
タイプB
2年5,940円
なし7,590円

一戸建てや、集合住宅でも共用部を経由して光回線を引き込む方式の工事を行わない場合なら、NURO光の方が月額料金を抑えられるといえますね。

NURO光はSoftBankとのセット割が適用可能なので、SoftBankのスマホ回線をご利用の方にもおすすめです。

ただしセット割適用には「NURO 光 でんわ」への加入が必要である点には注意してね。
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個人での申し込みができないためこの記事では詳しい説明を割愛していますが、すでに設備が導入済みのマンションにお住まいの方は月額2,090〜3,630円(税込)で「NURO 光 for マンション」が利用できます。一般的な光回線より安価に利用できるので、設備のあるマンションにお住まいであればご利用がおすすめです。

2-2.ドコモ光を選ぶべき人

以下のような状況にある方は、NURO光よりドコモ光がおすすめです。

ドコモ光を選ぶべき人
  • NURO光の提供エリア外にお住まいの方
  • 複数のプロバイダーのなかから自分に合ったものを選びたい方
  • マンション向けプランを利用予定の方
  • docomoをご利用の方

NURO光の提供エリア外にお住まいであれば、ドコモ光などの光コラボ回線の利用を検討しましょう。

フレッツ光の回線を利用しているドコモ光なら全国的に利用が可能です。

通信速度を重視するという方は下り最大10Gbpsの通信速度を実現している「ドコモ光 10ギガ」の利用を検討しましょう。

「ドコモ光 10ギガ」は一戸建てタイプのみが提供されています。また通常のプランである「ドコモ光 1ギガ」とは提供エリアが異なるので注意してください。

また複数のプロバイダーのなかから自分に合ったものを選びたいという方にもドコモ光はおすすめです。

以下のようにたくさんのプロバイダーのなかから自分の契約したいプロバイダーを選ぶことができます。

【ドコモ光で利用可能なプロバイダー】
※横にスクロールできます
1ギガ タイプAドコモnet、ぷらら、GMOとくとくBB、@nifty、andline、SIS、BIGLOBE、IC-NET、hi-ho、Tigers-net.com、BB.excite、エディオンネット、 SYNAPSE、楽天ブロードバンド、DTI、
@ネスク、TiKiTiKi
1ギガ タイプBOCN、@T COM、TNC、@ちゃんぷるネット、WAK WAK、AsahiNet
10ギガ タイプAドコモnet、ぷらら、GMOとくとくBB、andline、IC-NET、hi-ho
10ギガ タイプBBB.excite、エディオンネット、AsahiNet

ご自身で好きなプロバイダーを選択できる「1ギガ 単独タイプ」「10ギガ 単独タイプ」というプランも提供されています。

さらにマンション向けプランの利用を検討している方にも、ドコモ光はおすすめだといえるでしょう。

共用部を経由して複数の部屋で光回線を共有する方式のプランは、NURO光の場合、個人での申し込みができなくなっています。

ドコモ光であればマンション向けプランの利用が可能で、価格もNURO光の一般プランよりやや手軽です。

すでに「NURO 光 for マンション」の設備が導入されている場合を除き、NURO光のプランは一戸建てでも集合住宅でも同一です。
【NURO光とドコモ光のマンション向けプラン】
プラン名契約期間月額料金
(税込)
NURO光G2T プラン3年5,200円
G2D プラン2年5,700円
G2N プランなし6,100円
ドコモ光1ギガ
タイプA
2年4,400円
なし5,500円
1ギガ
タイプB
2年4,620円
なし5,720円

ただしマンション向けプランをご利用の場合、建物の共用部に光回線を引き込むため大家さんや管理会社、管理組合などから事前に許可を受ける必要があることは忘れないでくださいね。

またドコモ光はdocomoとのセット割が利用可能なので、docomoをご利用の方にもおすすめです。

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3.NURO光とドコモ光を徹底解説

3-1.NURO光

NURO光
メリット
他サービスより通信速度が速い
料金が安い
SoftBankとのセット割が利用可能
初期費用が実質無料
デメリット
提供エリアが限られている
こんな人におすすめ!
NURO光の提供エリアにお住まいの方
高速通信を重視する方
コストパフォーマンスの高いサービスを利用したい方
NURO光のプラン別利用料金

G2Tプラン
3年間総支払額
月額5,200円
工事費
44,000円
(36回払い)
事務手数料
3,300円
Wi-Fiルーター
レンタル
0円
最大速度
下り2Gbps
契約期間
3年間
解約手数料
10,450円
セット割
SoftBank、
NUROモバイル

G2Dプラン
2年間総支払額
月額5,700円
工事費
44,000円
(24回払い)
事務手数料
3,300円
Wi-Fiルーター
レンタル
0円
最大速度
下り2Gbps
契約期間
2年間
解約手数料
10,450円
セット割
SoftBank、
NUROモバイル

G2Nプラン
月額6,100円
工事費
44,000円
(24回払い)
事務手数料
3,300円
Wi-Fiルーター
レンタル
0円
最大速度
下り2Gbps
契約期間
縛りなし
解約手数料
0円
セット割
SoftBank、
NUROモバイル

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NURO光は独自回線を持つ光回線事業者です。

一般的な光回線の速度は下り最大1Gbpsであるのに対し、NURO光の通常プランは下り最大2Gbpsとなっています。

また高速プラン「NURO 光 10G(G10T/G10)」では業界でもトップクラスの10Gbpsもの高速通信を実現しています。

通信の速さを重視する方には最適なサービスだといえるでしょう。

この数値はネットワークから宅内のONU(光回線終端装置)への通信速度を表す理論値であり、端末における実際の通信速度を表すものではありません。

NURO光の月額基本料金はプロバイダー料金込みで月額5,200〜6,100円(税込)と比較的手頃な価格です。

さらにG2TプランやG2Dプランであれば本来44,000円(税込)の工事費や3,300円(税込)の事務手数料は申し込み特典により実質無料になります。

契約期間が3年のG2Tプランの場合、さらに開通月を含む最大12カ月間、月額料金が980円になるキャンペーンも実施されています。

NURO光の解約手数料は10,450円(税込)と一般的な光回線の解約にかかるお金と比べて手頃なので、途中解約をしたとしてもお得だといえます。

通信速度が速く、コストパフォーマンスも高いなんてぜひ利用したいサービスですよね。

しかし一方でNURO光はNTTの使用していないダークファイバー回線を利用している独自回線事業者であるため、エリアによっては回線が開通しておらず利用できないという大きなデメリットがあります。

反対にいえば、NURO光の提供エリアの方は見逃せないといえるでしょう。

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3-2.ドコモ光

メリット
提供エリアが広い
docomoとのセット割が利用可能
利用者が多く信頼性が高い
「ドコモ光 1ギガ」新規申し込みなら工事費無料
デメリット
通信速度が独自回線事業者に比べ劣る可能性がある
こんな人におすすめ!
安心感のあるサービスを利用したい方
docomoユーザーの方
ドコモ光のプラン別利用料金

一戸建て向け
1ギガ タイプA(2年定期契約)
月額5,720円
工事費
19,800円
事務手数料
3,300円
Wi-Fiルーター
レンタル
プロバイダー
による
最大速度
1Gbps
契約期間
2年間
解約手数料
14,300円
セット割
docomo

マンション向け
1ギガ タイプA(2年定期契約)
月額4,400円
工事費
16,500円
事務手数料
3,300円
Wi-Fiルーター
レンタル
プロバイダー
による
最大速度
1Gbps
契約期間
2年間
解約手数料
14,300円
セット割
docomo

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ドコモ光はdocomoの提供する光回線です。

フレッツ光の回線を利用している光コラボの代表例で、サービス提供エリアが広いのが特徴です。

NURO光が利用できない地域の方でも利用できる可能性が高いといえるでしょう。

ドコモ光にはフレッツ光のほか、ケーブルテレビ回線を利用しているサービスもありますが、これは光回線には該当しません。

またドコモ光では複数のプロバイダーのなかからご自分に合ったものを選ぶことができます。

なかにはサポートサービスやWi-Fiルーターのレンタル料金、セキュリティーサービスなどが無料になるプロバイダーもあるので要チェックです。

利用者数も700万件超*1と非常に多く、信頼性の高いサービスであるといえます。

「ドコモ光 1ギガ」のプランであれば工事費が無料なのもうれしいポイントですよね。

またdocomoユーザーの方はスマホの月額料金に1,100円(税込)の割引が適用されます。

契約者の方だけでなく離れて暮らしている方も含めご家族全員が対象なのでdocomoユーザーの方が多いご家庭では家計の負担を大きく軽減してくれるといえるでしょう。

高速通信をお求めの方には最大通信速度10Gbpsの「ドコモ光 10ギガ」がおすすめですよ。

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*1 NTTドコモ「「ドコモ光」の契約数が700万を突破」2021年2月22日

4.まとめ

NURO光は代表的な独自回線の一つで、通信速度が速いという特徴を有しています。

ただし提供エリアが限られており、利用できるのは一部地域のみです。

一方ドコモ光はフレッツ光を利用した光コラボ回線の代表例で、全国的に利用が可能です。

NURO光とドコモ光、どちらを利用すべきか迷っている方もいらっしゃることでしょう。

端的にいえば、提供エリア内にお住まいの方で、通信速度を重視するのであれば、NURO光を選ぶのがおすすめです。

また一戸建て向けプランの利用を検討している場合、ドコモ光よりもNURO光の方が手頃に利用できるといえます。

一方、NURO光の提供エリア外にお住まいの方や、複数のプロバイダーのなかからご自分の好きなプロバイダーを選びたいという方、docomoのスマホ回線をお持ちの方にはドコモ光がおすすめです。

通信速度を重視する場合であっても、ドコモ光なら下り最大10Gbpsを実現した「ドコモ光 10ギガ」プランを提供しています。

またさまざまなプロバイダーのなかからご自分に合ったサービスを選べます。

docomoのスマホとセット割が利く点も大きなメリットです。

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NURO光とドコモ光にはそれぞれに特徴があるから、自分に合ったものを選ぶのが重要なんだね。
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