マンション向け光回線おすすめ9社比較!対応可否の確認方法も解説

マンションで光回線を使いたいんだけど、どれがおすすめ?
光回線の選び方が分からない……。どうやって選べば良いんだろう?

引っ越しや料金の見直しなどで新しくマンションで使う光回線を探していても、正直どれを使えば良いのか分からないという方もいらっしゃるでしょう。

光回線サービスは数多くあるため、そのなかから選ぶのはなかなか難しく感じるものですよね。

光回線をマンションで使う場合、どれでも好きなサービスを選んで利用できるとは限りません。

対応エリアやマンションの条件によって、使えるサービスがある程度絞られる場合があります

この記事ではマンションで利用する光回線を選ぶためのポイントやおすすめサービス、また注意点などについても紹介していきます。

迷ったらこれ!特におすすめの光回線4選
  1. NURO光:通信速度、コスパを重視する方におすすめ!初期費用も実質無料
  2. auひかり:auユーザーならセット割でお得!工事費実質無料
  3. ドコモ光:提供エリアが広く使いやすい!docomoとのセット割もお得
  4. SoftBank光:SoftBankユーザーは割引有り!工事期間中は無料でルーター貸出
おすすめの光回線からきっとぴったりのサービスが見つかります。

1.まずはマンションに光回線が導入されているか確認しよう!

マンションで光回線を使用したい場合、まずはお住まいの、もしくはお住まいになる予定のマンションに光回線が導入されているかを確認しましょう。

すでに導入されているか未導入かで取るべき対応が変わってきます。

どうやって確認すればいいの?

確実なのは物件のオーナーや管理会社に確認することです。

連絡して光回線の導入状況を聞いてみましょう。

契約前であれば賃貸情報サイトなどで確認するのも手です。

物件のデータに「光ファイバー対応」「光回線完備」などと書いてあれば、光回線が導入されているということになります。

物件情報サイトでよくみられる「光ファイバー(対応/完備)」「光回線(対応/完備)」における「光ファイバー」と「光回線」は同じ意味として捉えて問題ないでしょう。そもそも光ファイバーとは透過率の高いガラスやプラスチックなどで作られた特殊な繊維のことで、この光ファイバーで作られたケーブルを利用した通信回線のことを「光回線」といいます。厳密には意味の異なる言葉ですが、どちらも光回線に対応、または光回線を完備していることを指していますなお、「完備と」「対応」の違いについては詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

他にも「光コンセント」の有無を確認するという方法もあります。

基本的に部屋の中に光コンセントが設置されていれば、光回線が導入されていると判断して良いでしょう。

光コンセントとは
電柱から引き込んだ光回線とONU(光回線終端装置)を接続するためのコンセントのことを指します。主に壁に設置されており、電話コンセント、テレビアンテナコンセント、エアコンダクトの近くにあることが多くなっています。

「光」もしくは「光コンセントSC」と記載されているのが目印となります。

以上の方法で確認してから、すでに光回線が導入されている場合は3章を、光回線が導入されていない場合は4章を参考にしてみてくださいね。

はやくおすすめの光回線サービスが知りたい、という方は2章から読み進めて下さい。

2.マンションでおすすめの光回線9サービス

光回線サービスってたくさんあるから、結局どれを選べば良いのか分からない……。

ここまでマンションで光回線を使う際の手順や光回線を選ぶポイントなどについて説明してきました。

最後にマンションでおすすめの光回線を紹介していきますので、ポイントなどを踏まえた上で選んでみましょう。

おすすめ1 NURO光

NURO光
メリット
下りの最大通信速度が2Gbpsと他の光回線よりも速い
SoftBankユーザー限定の割引有り
デメリット
対応していないエリアがある
こんな人におすすめ!
動画などを視聴する機会が多く通信速度にこだわりたい人
SoftBankユーザーの人
NURO光のプラン紹介

NURO 光 for マンション
3年間総支払額119,240円~
最大速度
2Gbps
スマホセット割
SoftBank
初月料金
2,090円~
初期費用
44,000円
通信容量
無制限
契約期間
3年間
速度制限
なし
備考
月額料金はマンション内の利用人数や契約期間によって変動

NURO 光(G2T)
3年間総支払額136,560円~
最大速度
2Gbps
スマホセット割
SoftBank
初月料金
1年目:980円~
2年目以降:5,200円~
初期費用
44,000円
通信容量
無制限
契約期間
3年間
速度制限
なし
備考
月額料金は契約期間などによって変動あり

NURO光は自社の独自の回線を持ちサービスを提供している光回線事業者です。

マンションでNURO光を利用する場合、「NURO 光 for マンション」か「NURO 光(G2T)」を選択することになります。

マンションの設備で決まっており、NURO設備導入済みのマンションでは「NURO 光 for マンション」、NURO設備未導入のマンションでは「NURO 光(G2T)」となります。

「下り最大速度は1Gbps」という業者がほとんどであるなか、NURO光は通信速度が下り最大2Gbpsと速く、動画やゲーム、在宅ワークの際にも快適にインターネットを利用できるでしょう。

NURO光と契約すると無料で無線LAN機能が搭載されたONUをレンタルできます。

ご自身でルーターを利用する手間や料金がかからないのは魅力的ですよね。

また公式ページから申し込むと工事費が無料になるという特典があるため、大幅に初期費用が抑えられます

比較的低めの月額料金と初期費用が少なくて済むことなどを鑑みると、NURO光は非常に安価に利用できるサービスだといえるでしょう。

また、SoftBankユーザーの方は「NURO光でんわ」をあわせて申し込むと「おうち割光セット」が適用されます。

おうち割光セットとは
SoftBankユーザーがNURO光でんわとNURO光をセットで申し込むと、SoftBankのスマートフォン、iPadなどの利用料金から永年毎月最大1,100円割引となるサービスです。

但しNURO光を利用できるエリアはやや限定的です。

NURO光を利用できるエリア
    • 北海道エリア……北海道
    • 関東エリア……東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、
      茨城県、栃木県、群馬県
    • 東海エリア……愛知県、静岡県、岐阜県、三重県
    • 関西エリア……大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県
    • 中国エリア……広島県、岡山県
    • 九州エリア……福岡県、佐賀県
※一部地域を除く

上記以外の地域はNURO光を利用できないため、注意しましょう。

NURO光は自社の独自の回線を持ちサービスを提供している光回線事業者です。

おすすめ2 auひかり

auひかり
メリット
通信速度が比較的速い
auのスマホ使用で割引有り
デメリット
対象エリアが限定されている
こんな人におすすめ!
auユーザーの人
通信速度を重視する人
対象エリア内に住んでいる人
auひかりのプラン紹介

auひかりマンション
2年間総支払額103,290円~
最大速度
100Mbps~1Gbps
スマホセット割
au
初月料金
2,585円~
初期費用
41,250円
通信容量
無制限
契約期間
2年間
速度制限
なし
備考
通信料金は通信速度や地域によって変動

auひかりの「auひかりマンション」はKDDI独自の回線を使っている光回線サービスです。

auひかりはauのスマホとセットで割引になる「auスマートバリュー」がお得です。

auスマートバリューが適用されると、auユーザー1人あたり毎月最大1,100円スマホ料金が割引となります。

家族でauを使っている人にとってはうれしい割引ですよね。

auひかりマンションは8タイプに分かれており、それぞれで速度や月額料金が変わります。

【auひかりマンション8つのタイプ】
タイプ速度月額
マンション タイプGG契約:下り664Mbps/上り166Mbps
V契約:下り100Mbps/上り100Mbps
お得プラン:4,730円(税込)
標準プラン:5,940円(税込)
マンション タイプV4,180円(税込)
マンション 都市機構4,180円(税込)
マンション 都市機構GDX-G:下り664Mbps/上り166Mbps
DX:下り100Mbps/上り100Mbps
お得プラン:4,730円(税込)
標準プラン:5,940円(税込)
マンション タイプE3,740円(税込)
マンション タイプF4,290円(税込)
マンション ギガ上り下り最大1Gbps4,455円(税込)
マンション ミニギガ上り下り最大1Gbps5,500円(税込)

エリアや契約戸数、配線方式の違いなどによってさまざまなタイプに分かれます。

auひかりマンションのページからどれが当てはまるかチェックできます。

どのタイプでも「auひかり 乗りかえスタートサポート マンション」により、他社から乗り換え時の解約金、違約金相当額を還元するサービスが適用されます。

お得に乗り換えができるうれしいポイントです。

プロバイダーは7社から選択することができ、プロバイダーはそのままに回線だけauひかりに乗り換えられる可能性も高いでしょう。

ただしauひかりを利用できるエリアはやや限定的で、以下の地域はauひかりに対応していないので注意しましょう。

auひかり未対応エリア
    沖縄・和歌山・大阪・奈良・兵庫・京都・三重・滋賀・愛知・岐阜・静岡

おすすめ3 ドコモ光

ドコモ光
メリット
プロバイダーを選択できる
docomoユーザー限定の割引有り
デメリット
docomoのセット割引がないと比較的割高
こんな人におすすめ!
docomoユーザーの方
ドコモ光のプラン別利用料金

集合住宅向けプラン
2年間総支払額122,100円~
最大速度
1Gbps
スマホセット割
docomo
初月料金
4,400円~
初期費用
16,500円
通信容量
無制限
契約期間
2年間
速度制限
なし
備考
月額料金にはプロバイダー料金込み

NURO光は自社の独自の回線を持ちサービスを提供している光回線事業者です。
ドコモ光はNTTドコモが提供する光コラボ回線であり、フレッツ光回線を利用しています。

光コラボのため、多数のプロバイダー事業者から好きなプロバイダーが選ぶことができるメリットがあります。

例えば現在ビッグローブ光などの光コラボを使用しており、乗り換え先が同じく光コラボのドコモ光だった場合、「プロバイダーをそのままに回線だけ換える」ということができます。

docomoのスマホを使用している方は「セット割」が適用され、月々の支払いが550~1,100円割引されます

割引の期間は永年かつ契約者一人ひとりが対象なので、家族で入るとその分割引も多くなるのがうれしいポイントです。

家族にdocomoユーザーが多い人におすすめの回線といえます。

新規の申し込みで工事費が無料になる、こちらのサイトからの申し込みで、最大20,000円キャッシュバックなどお得な特典がつくのでお勧めです。

おすすめ4 SoftBank光

ソフトバンク光
メリット
他社と比較して月額料金が安め
SoftBankもしくはY!mobileのスマホ使用で割引有り
デメリット
契約できるプロバイダーがYahoo!BBのみ
こんな人におすすめ!
SoftBankユーザーの人
Y!mobileユーザーの人
SoftBank光のプラン別利用料金

集合住宅タイプ
2年間総支払額126,720円~
最大速度
1Gbps
スマホセット割
SoftBank、Y!mobile
初月料金
4,180円~
初期費用
26,400円
通信容量
無制限
契約期間
2年間
速度制限
なし
備考
2年自動更新の有無で月額料金が変動

SoftBank光はSoftBankが提供する光コラボ回線で、フレッツ光回線を利用しています。

光コラボ回線のなかでも月額料金が比較的低く設定されていることがメリットです。

さらにSoftBankやY!mobileのスマホを使用している方は「おうち割 光セット」が適用されるので月々の支払いが550~1,100円の割引になります。

【サービス別割引額】
通信サービス割引額
SoftBank最大1,100円
Y!mobile最大1,188円

格安SIMのY!mobileでも適用されるのはうれしいポイントですね。

また割引の期間は永年かつ契約者一人ひとりが対象なので、家族で入るとその分割引も多くなります

家族でSoftBankやY!mobileを使っている人にはうってつけのサービスといえるでしょう。

ただし、SoftBank光は契約できるプロバイダーが「Yahoo!BB」のみです。

Yahoo!BB以外のプロバイダーを利用していた方は必ずプロバイダーを乗り換える必要があるので、解約金や解約の手間には留意しましょう。

現在では乗り換え時の他社への違約金・撤去工事費が還元される「SoftBank あんしん乗り換えキャンペーン」も行われています。

また12カ月間実質2,080円で利用できるキャンペーンなどもあるので、初期費用を抑えて始めることができます。

おすすめ5 ビッグローブ光

ビッグローブ光
メリット
提供エリアが広い
他社と比較して月額料金が安め
セット割の対象となるスマホが多い
デメリット
違約金が比較的高めに設定されている
こんな人におすすめ!
au、UQ mobile、BIGLOBEモバイル、donedoneユーザーの人
auユーザーでauひかりの対象エリア外に住んでいる人
引っ越しがあっても長く使い続けたい人
ビッグローブ光のプラン別利用料金

マンションプラン
3年間総支払額174,108円~
最大速度
1Gbps
スマホセット割
au、UQ mobile、BIGLOBEモバイル、donedone
初月料金
4,378円~
初期費用
16,500円
通信容量
無制限
契約期間
3年間
速度制限
なし
備考
2年更新プランと3年更新プランで料金は変動

ビッグローブ光はBIGLOBEがフレッツ光の回線を借りて提供している光回線サービスです。

BIGLOBEモバイルのユーザーやauのユーザーUQ mobileのユーザーはセット割が適用されるため、お得に利用することができます。

【サービス別割引額】
通信サービス割引額
au最大1,320円
UQ mobile最大858円
BIGLOBEモバイル220円
donedone220円

同じくauユーザーを対象に割引があるauひかりにはエリアの制限がありますが、ビッグローブ光は全国を対象としたサービスです。

auひかりの対象エリア外のauユーザーにはぜひおすすめしたい回線の一つといえるでしょう。

また他社よりも比較的割引率が高い傾向にあるため、月額料金を抑えたい方にもおすすめです。

現在ビッグローブ光では新規申し込みをされた方を対象に「初期工事費無料キャンペーン」を行っています。

さらに3年プランなら引っ越し先での工事費が何度でも0円になるので、今後引っ越しの予定がある方でも安心です。

おすすめ6 eo光

eo光
メリット
au、UQ mobile、mineoとのセット割が利用可能
安定した高速通信が期待できる
2年以上利用した場合解約手数料がかからない
デメリット
提供エリアが狭い
2年目から月額料金が上がる
こんな人におすすめ!
au、UQ mobile、mineoユーザーの方
関西圏にお住まいの方
eo光のプラン別利用料金

マンションタイプ
1年間総支払額39,912円~
最大速度
1ギガコース/1Gbps
5ギガコース/5Gbps
10ギガコース/
10Gbps
スマホセット割
au、UQ mobile、mineo
初月料金
3,326円~
初期費用
33,105円
通信容量
1ギガコース/5TB
5ギガコース/10TB
10ギガコース/20TB
契約期間
1年間
速度制限
1ギガコース/5TB、5ギガコース/10TB、10ギガコース/20TB
速度制限の条件
利用に際し月間データ利用量が上限利用量を3カ月連続で超えた場合

メゾンタイプ
2年間総支払額78,720円~
最大速度
1ギガコース/1Gbps
5ギガコース/5Gbps
10ギガコース/
10Gbps
スマホセット割
au、UQ mobile、mineo
初月料金
3,280円~
初期費用
33,105円
通信容量
1ギガコース/5TB
5ギガコース/10TB
10ギガコース/20TB
契約期間
2年間
速度制限
1ギガコース/5TB、5ギガコース/10TB、10ギガコース/20TB
速度制限の条件
利用に際し月間データ利用量が上限利用量を3カ月連続で超えた場合

eo光は関西電力の持つ独自の回線設備を利用した光回線サービスです。

電力会社の自社回線であるためフレッツ光を利用している光コラボ事業者に比べ高速で安定した通信が期待できるのが大きなメリットです。

マンションで利用できるeo光には、「マンションタイプ」と「メゾンタイプ」の二つのタイプがあります。

どちらが利用できるかはこちらのページから確認しましょう。

契約期間が異なるのが大きな違いで、マンションタイプでは1年、メゾンタイプでは2年となっています。

eo光のサービス提供エリアは2022年3月現在大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県、福井県の一部市区町村で限られていますが、今後も拡大予定となっています。

au、UQ mobile、mineoとのセット割も適用できるので関西圏にお住まいで当該キャリアの携帯を使っているという方にはおすすめの光回線サービスといえるでしょう。

現在では工事費が実質無料になるキャンペーンも行っており、初期費用も低く抑えられます。

おすすめ7 楽天ひかり

楽天ひかり
メリット
提供エリアが広い
スマホと同時申し込みで最大12カ月間無料
高速通信が利用できる
デメリット
大手キャリアとのセット割は利用できない
こんな人におすすめ!
楽天系列のサービスをよくお使いになる方
楽天ひかりのプラン別利用料金

マンションプラン(集合住宅)
3年間総支払額158,840円~
最大速度
1Gbps
スマホセット割
楽天モバイル
初月料金
4,180円
初期費用
8,360円~
通信容量
無制限
契約期間
3年間
速度制限
なし
備考
工事費は場合に応じて変動

楽天ひかりは楽天モバイルの提供する光回線で、フレッツ光を利用した光コラボです。

スマホと同時に申し込んだ場合、開通月から最大12カ月間無料という非常にお得なキャンペーンを行っています。

楽天の提供するスマホ回線「楽天モバイル」についてはこちらの記事でご説明しています。

通常時もマンション向けプランは4,180円と比較的手頃な価格です。

楽天サービスを使えば使うほどポイント還元率がアップする「楽天スーパーポイントアッププログラム」の対象にもなっているので、家計の強い味方だといえるでしょう。

通信速度も高速で「いつでもサクサク」とうたっており、公式サイトでは実測値が確認できます。

通信速度に自信があるからこその表示ですよね。

楽天系列のサービスをよくお使いになる方には特におすすめしたい光回線です。

おすすめ8 @nifty光

@nifty光
メリット
提供エリアが広い
工事費実質無料
デメリット
大手キャリアとのセット割がない
こんな人におすすめ!
UQ mobileを利用している方
初期費用を抑えたい方
信頼のおけるサービスを利用したい方
@nifty光のプラン別利用料金

マンションタイプ
3年間総支払額171,930円~
最大速度
1Gbps
スマホセット割
UQ mobile
初月料金
4,378円
初期費用
2,200円~
通信容量
無制限
契約期間
3年間
速度制限の条件
通信経路が混雑しているタイミングで、特に通信量が多いユーザーを対象に通信速度制御を実施
備考
工事費は場合に応じて変動

@nifty光は国内プロバイダーの@niftyが販売する光コラボの回線です。

前身となる企業が1987年から通信サービスを提供していたので、国内ネット産業の老舗だといえるでしょう。

2019年9月に行われた調査では、100万件以上の契約数を誇っています*。

多くの方が利用しているサービスだから安心感がありますよね。

@nifty光は初月の支払いは2,200円の回線契約料のみ、工事費は24回分割で月々の料金から割り引かれるため、初期費用が抑えられるという大きなメリットがあります。

ただし月額料金自体は他のサービスに比べると特別安価というわけではないので、工事費無料キャンペーンが利用できるのであれば他社の方がコストを抑えられる可能性もあるので注意してくださいね。

* MM総研「ブロードバンド回線事業者の加入件数調査(2019年9月末時点)」

おすすめ9 So-net 光 S/M/L

so-net光
メリット
提供エリアが広い
2年間割引がある
工事費実質無料
デメリット
お試し期間はSプランのみ
事務手数料がかかる
3年目は料金が割高
こんな人におすすめ!
お得に光回線を利用したい方
まずは試してみたい方
NUROモバイルをご利用の方
So-net 光 S/M/Lのプラン別利用料金

マンションタイプ
3年間総支払額122,400円~
最大速度
1Gbps
スマホセット割
NUROモバイル
初月料金
3,500円
初期費用
3,500円
通信容量
無制限
契約期間
なし
速度制限
なし
備考
工事費は場合に応じて変動

So-netはソニー系列で1996年にサービスを開始し、2021年には25周年を迎えた老舗プロバイダーです。

So-net 光 S/M/LはそんなSo-netが提供する光コラボ回線です。

従来のプラン「So-net 光 プラス」と比較すると、料金が安くなったり解約金が不要になったり、かなり申し込みやすくなりました。

工事費用も分割分が月々の利用料金から割引され実質無料になります。

また、ネットの利用頻度に応じてスマホから簡単にプランを変更することができます。

3.光回線の導入が確認されているマンションで必要な手続き

ここからはマンションに光回線が導入されている場合に必要な手続きについて説明していきます。

マンションに光回線が導入されている場合、以下の2通りのパターンがあります。

1と2でそれぞれ光回線を使うために必要な手続きが異なるので、両パターンを詳しく説明していきます。

2-1.部屋まで導入されている場合

光回線が部屋まで導入されている場合、おおむね以下のような手順で進みます。

光回線がすでに部屋まで導入されている場合は光回線の開通工事は必要ありません

そのまま光回線を使用することができます。

まずはマンションのオーナー、もしくは管理会社に「どの光回線を導入しているか」を確認しましょう。

回線もいくつか種類があるの?
光回線で利用されている回線は大きく「独自の光回線」と「フレッツ光回線」の二つに分けられます。

光回線は自社独自の回線で光回線サービスを提供しているものと、フレッツ光の回線を利用しているものに分けられます

光回線の種類利用する光回線特徴・サービスなど
フレッツ光フレッツ光回線NTT西日本・NTT東日本が提供する光回線。
光コラボレーションフレッツ光の回線を利用し、他の事業者がキャンペーンなどを付加して販売しているもの。
(例:ドコモ光、SoftBank光など)
その他の光回線独自の光回線自社で回線を保有し、サービスを提供しているもの。
(例:auひかり、NURO光など)

例えばauひかりやNURO光を利用したいと考えていても、マンションに導入されているのがフレッツ光回線であった場合、または他社の独自回線だった場合は利用できません。

フレッツ光回線を使用したサービスを利用したいとしても、マンションに導入されているのがauひかりやNURO光などの独自回線であった場合は利用できません。

このように利用したい光回線とマンションに導入されている光回線が異なる場合でも、「マンションタイプ」ではなく「戸建てタイプ」であれば契約できる可能性があります。ただし、工事が必要になることやマンションタイプよりも料金が割高になることに注意しましょう。

このようにマンションに導入されている光回線によって利用する回線サービスが決まってしまうことがあります

まずはマンションに導入されている光回線を確認してから契約するサービスを決めましょう。

導入されている光回線によっては、ご自身で選択することなく回線サービスが決まる可能性もあります。

なお「光回線完備」のマンションに転居する場合は、既に契約が完了しており個人で契約する必要がありません

ルーターなどの周辺機器も設置済みであることが多く、そのままインターネットを利用できるようになっていることが多くあります。

2-2.共有部まで導入されている場合

光回線が共有部まで導入されている場合、おおむね以下のような手順で進みます。

光回線の導入が共有部までという場合も、まずは「どの光回線を導入しているか」を確認しましょう。

前節「2-1.部屋まで導入されている場合」でも説明したように、マンションに導入されている光回線で自動的に利用する回線サービスが決まることがあります。

必ず確認してから利用するサービスを検討、契約しましょう。

次に共有部から部屋までの配線工事を行います。

工事には立ち合いが必要になるため、業者と連絡を取り合い都合の良い日にちを決めましょう。

なるほど。光回線の導入が共用部までの場合は工事が必要なんだね。
共用部から部屋まで光回線を引き込む工事はそこまで大がかりではないので、所要時間はおおむね1時間程度といわれています。

工事に対しては費用が発生するので、各回線サービスにおおよその料金を確認しておくことをおすすめします。

4.光回線の導入が確認されていないマンションで必要な手続き

光回線が導入されていなかったらどうすれば良いんだろう?

マンションに光回線が導入されていない場合は、以下の手順で進めていきましょう。

STEP1 そもそも光回線が導入できるか確認する

光回線が導入されていないマンションの場合、まずは光回線が導入できるかということを確認するところから始まります。

確実な方法として、マンションのオーナーや管理会社に問い合わせることがおすすめです。

賃貸マンションだと建物や管理の都合で開通工事ができない可能性もあります。

もしここで開通工事ができないといわれてしまった場合には、別の方法でネット環境を整える必要があります。

光回線が導入できない場合の解決方法は
注意点1 開通工事は許可を取らなければならない」で詳しく説明します。

光回線の導入が可能であれば次のステップに進みましょう。

STEP2 どの光回線が利用できるか確認する

マンションに光回線を導入する許可が下りたら、マンションにどの光回線が対応しているかを確認します。

ここで注意したいのが以下の2点です。

  • 回線事業者によって対応エリアが異なる
  • 高層マンションには対応していない回線サービスが多い

人口の多い地域は多くの回線サービスが対応していますが、人口の少ない地域は対応しているサービスが限られることもあるため注意が必要です。

対応エリアを確認する方法は4章の「ポイント1 対応エリア」で詳しく説明します。

また高層階マンションでは物理的に回線の引き込み工事が難しいため、対応していないサービスも多くなります

高層マンションでもおおむね3階程度の低層階であれば回線工事が可能なケースもあります。この場合マンションタイプではなく「戸建てタイプ」の契約をする必要があります。戸建てタイプはやや割高であるという点に注意しましょう。

後述する対応エリアを確認できるサイトを利用する、マンションのオーナーや管理会社に確認を取るなどして、どの光回線が利用可能かを確かめましょう。

STEP3 光回線を契約する

利用可能な回線サービスが確認できたら、サービスを選んで契約します。

どの回線を選んだら良いか分からない……。

という方は「4.マンションの光回線を選ぶポイント」や
5.マンションでおすすめの光回線10サービス」を参考にしてみてくださいね。

STEP4 開通工事

光回線サービスの契約を終えたら光回線の開通工事の日取りを決めます

開通工事には立ち会いが必要となるため、業者と連絡を取り合い都合の良い日にちを決めましょう

開通工事は費用が発生するので、各回線サービスにおおよその料金を確認しておくことをおすすめします。

4.マンションの光回線を選ぶポイント

マンションで利用する光回線はどうやって決めたらいいのかな?

マンションで光回線を選ぶ際には、以下の三つのポイントに焦点を当てて考えましょう。

ポイント1 対応エリア

利用したい光回線サービスがお住まいの、もしくはお住まいになる予定のマンションのエリアに対応しているか確認しましょう。

人口が多い地域であれば多くのサービスがカバーしていますが、人口が少ない地域はまだカバーしていないというサービスもあります

対応エリアはどうやって調べればいいの?
対応エリアを知りたいときは以下のサイトを活用してください。

ドコモ光、SoftBank光、ビッグローブ光などの光コラボレーションはフレッツ光回線を利用しているので、NTTのサイトでエリアを確認できます。

auひかり、eo光など独自の回線を持つ光回線サービスは公式ページでエリアを確認できることが大半です。

必ず調べてご自身のマンションのエリアに対応していることを確かめてから選びましょう。

ポイント2 利用したいマンションに対応しているか

マンションに導入されている光回線に対応している光回線サービスを選ぶ必要があります。

2-1.部屋まで導入されている場合」でもお話しした通り、光回線は自社独自の回線で光回線サービスを提供しているものと、フレッツ光の回線を利用しているものに分けられます

光回線の種類利用する光回線特徴・サービスなど
フレッツ光フレッツ光回線NTT西日本・NTT東日本が提供する光回線。
光コラボレーションフレッツ光の回線を利用し、他の事業者がキャンペーンなどを付加して販売しているもの。
(例:ドコモ光、SoftBank光など)
その他の光回線独自の光回線自社で回線を保有し、サービスを提供しているもの。
(例:auひかり、NURO光など)

マンションに導入されているのがフレッツ光回線か、それ以外の独自の回線を持つ光回線か、またフレッツ光以外の独自の回線を持つ光回線であればどこの回線を導入しているのかを確かめなければいけません。

確かめた上で、対応している光回線を選びましょう。

ポイント3 実質料金

エリアとマンションに対応している光回線サービスのなかから料金を比較して選びましょう。

このとき注意したいのが、単純な月額料金だけでなく「実質かかる料金」を考えるという点です。

実質かかる料金って、どういうことだろう?

回線サービスにはスマホとのセット割をしているところも多くあります。

A社よりもB社の方が基本的な月額料金が安かったとしても、スマホとのセット割を利用すればA社の方が総合的にかかる金額が安い、といったケースもあります。

また乗り換えキャンペーンなど、さまざまなキャンペーンを打ち出しているサービスも多いものです。

工事費が割り引かれたり、一定期間インターネットの月額料金が無料になったりなどキャンペーン内容は多様です。

スマホとのセット割やキャンペーンを考慮して年間でかかる額なども比較し、実質かかる料金が安いものを選ぶと損をすることがないでしょう。

6.マンションで光回線を使うときの注意点

ここまでマンションで光回線を利用するための手続きやおすすめの光回線をご紹介してきました。

最後にマンションで光回線を使うときの注意点を解説していくので、きちんと把握してから回線を申し込むようにしましょう。

注意点は以下の3点です。

注意点1 開通工事は許可を取らなければならない

マンションで光回線の開通工事を擦る場合、必ずオーナーの許可を取らなければいけません

必ず管理会社やオーナーに確認するようにしましょう。

賃貸マンションの場合は退去の際に原状回復が必要となり、工賃を請求される可能性もあります。
もし、ここで工事ができないと言われてしまったらどうすればいいの?

このように不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。

もし光回線の開通工事ができなかった場合には、光回線の導入を諦めることにはなりますが、モバイルルーターやホームルーターの利用を検討しましょう。

モバイルルーターに関して詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

注意点2 設備によって速度が変わることがある

マンションの光回線設備によって、通信速度が変わることがあります。

マンション内の共用部まで光ファイバーケーブルが引き込まれたあと、どのような配線方式で各部屋まで配線されているかはマンションによって異なります

マンションに引かれている光配線の3つの方式
  • 光配線方式
  • LAN配線方式
  • VDSL方式

このうち「光配線方式」は三つの方式のなかで一番速度が出るといわれており、現在では主流となっている配線方式です。

光ファイバーのみを使用している光配線方式に比べると、他の二つの配線方式は速度が劣ります

LAN配線方式では、光ファイバーとLANケーブルを併用します。マンション内の共用部まで光ファイバーケーブルが引き込まれますが、共用部から各部屋にはLANケーブルを用います。部屋に設置されたLAN差し込み口からLANケーブルをつなぎ、インターネットに接続します。VDSL方式では、<光回線と電話回線を併用します。共有部まで光ファイバーケーブルを引き込み、共用部から各部屋には電話回線を用いて配線します。

インターネットの速度が気になる方は、事前にマンションの管理会社などに問い合わせて配線方式を確認しておきましょう。

注意点3 光コンセントの設置場所は自分で決められない

マンションの場合、一戸建て住宅と異なり光コンセントの場所に融通が利かないことがほとんどです。

穴を開けない工事を重視するため、すでに設置してある光コンセントを利用するか、電話のモジュラージャックのパネルを利用することが多いことが理由となっています。

光コンセントの位置に応じて周辺機器の配置もおおよそ決まってくるため、家具の置き場なども合わせなければならないケースもあるでしょう。

7.まとめ

マンションで光回線を使う場合、まずはマンションに光回線が導入されているかを確認するところから始めます。

導入が確認されなかった場合は開通工事が必要となるので、工事が可能かをマンションの管理会社やオーナーに確認しましょう。

マンションで使う光回線を選ぶポイントは以下の3点です。

  • 対応エリア
  • マンションに対応しているか
  • 実質料金

特にマンションに対応しているかどうかは建物ごとに異なるので必ずマンションで利用できる光回線の種類を確認しましょう。

光回線の種類利用する光回線特徴・サービスなど
フレッツ光フレッツ光回線NTT西日本・NTT東日本が提供する光回線。
光コラボレーションフレッツ光の回線を利用し、他の事業者がキャンペーンなどを付加して販売しているもの。
(例:ドコモ光、SoftBank光など)
その他の光回線独自の光回線自社で回線を保有し、サービスを提供しているもの。
(例:auひかり、NURO光など)

場合によっては使いたい光回線サービスにマンションが対応していないこともあるので注意が必要です。

お住まいのエリアとマンションに対応している光回線サービスが分かったら、そのなかからスマホ割や各種キャンペーンなどを比較して回線を選びましょう。

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