NURO光と楽天ひかりを徹底比較!どっちがおすすめか料金や速さを解説

おすすめ光回線の候補である「NURO光」と「楽天ひかり」。どっちに乗り換えるべきなのか、速度や料金はどれぐらい違いがあるのか迷っている人も多いかもしれません。

乗り換える際に少しでも料金を安く抑えたい場合は、割引内容や適用条件などが気になりますよね。そこで今回は、2つの光回線の特徴の違いや乗り換え方法お得なキャンペーン情報などを比較しながら詳しく紹介します。

光回線を乗り換えるのにどっちがいいか迷っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。

NURO光と楽天ひかり比較早見表

NURO光
NURO光
楽天ひかり
楽天ひかり
おすすめな人NUROモバイル/ソフトバンクを利用している人
・通信速度を重視している人
楽天モバイルを利用している人
・楽天ポイントを貯めている人
提供エリア一部地域のみ47都道府県
速度受信:627.91Mbps
送信:619.41Mbps
受信:215.76Mbps
送信:232.61Mbps
月額料金(税込)マンション:2,090円〜
戸建て:5,200円〜
マンション:4,180円
戸建て:5,280円
キャンペーン
特典
・初年度月額980円
45,000円現金キャッシュバック
初めての申し込み&楽天モバイル利用で
月額基本料6ヶ月0円
公式

※速度:みんなのネット回線速度より(2024/3/6時点)

1.NURO光と楽天ひかりの違いは?全6項目を比較

NURO光と楽天ひかり、2つのサービスを比較する際に気になるのが両者の相違点ですよね。同じ光回線ではありますが、NURO光と楽天ひかりはそれぞれに全く異なる特徴を有しているサービスであるといえます。

  1. 提供エリア
  2. 回線の種類
  3. 通信速度
  4. 料金
  5. スマホとのセット割
  6. 契約期間と解約金

まずはNURO光と楽天ひかりの違いを6つのポイントから解説しましょう。

NURO光と楽天ひかりの違い①提供エリア

NURO光と楽天ひかりの最大の違いとして挙げられるのが、提供エリアの違いです。

両社の通常プランの提供エリアは以下のとおりとなっています。

【NURO光と楽天ひかりの提供エリア】
プラン名提供エリア
NURO光北海道・東北地方北海道
関東地方東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県
中部地方愛知県、静岡県、岐阜県、三重県
近畿地方大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県
中国地方広島県、岡山県
四国地方対応なし
九州・沖縄地方福岡県、佐賀県
楽天ひかり北海道・東北地方北海道、青森県、宮城県、岩手県、山形県、秋田県、福島県(NTT東日本提供)
関東地方東京都、茨城県、神奈川県、栃木県、千葉県、群馬県、埼玉県(NTT東日本提供)
中部地方新潟県、長野県、山梨県(NTT東日本提供)
富山県、石川県、福井県、愛知県、静岡県、三重県、岐阜県(NTT西日本提供)
近畿地方大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県、和歌山県(NTT西日本提供)
中国地方鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県(NTT西日本提供)
四国地方徳島県、香川県、愛媛県、高知県(NTT西日本提供)
九州・沖縄地方福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県(NTT西日本提供)
NURO光公式サイト、NTT東日本公式サイト、NTT西日本公式サイトをもとに執筆者作成
上記の表にある都道府県内であっても、提供エリア外となる場合があります。またプランにより提供エリアは異なります。

NURO光の提供エリアは全国的に利用可能な楽天ひかりに比べてかなり限定的であることが分かりますね。

提供エリア外ではそのサービスは利用できないので、NURO光の提供エリア外にお住まいであれば、楽天ひかりやその他のサービスを検討する必要があります。

NURO光と楽天ひかりの違い②回線の種類

NURO光と楽天ひかりでは回線の種類が異なります

これがNURO光と楽天ひかりの提供エリアが大きく異なる理由です。といっても、NURO光、楽天ひかりともに自社で回線設備を保持しているわけではありません。

多くの光回線事業者は自社で光回線を敷設しているのではなく、NTT東日本・西日本の回線設備を借りてサービスを提供しています。

NTTの敷設する代表的な光回線が「フレッツ光」です。

聞いたことがあるという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

フレッツ光を借りてプロバイダーサービスとともに提供される光回線のことを「光コラボ(光コラボレーション)」と呼びます

かつてはNTT光とフレッツ光の契約を行って、プロバイダーは別に契約してインターネットを利用するのが一般的でしたが、現在は光コラボが主流になっています。

楽天ひかりは光コラボの一種です。

フレッツ光は広い範囲にわたって敷設されているので、それを利用している光コラボの提供エリアも全国に広がっています。

プロバイダーとはインターネットの接続サービスを提供する事業者のことです。インターネット回線と利用者をつなぐ役割を担っており、IPアドレスの発行などを行います。IPアドレスとはインターネット上に接続されるパソコンやスマートフォンなどの機器に割り当てられた番号のことで、データをやりとりする際、ネットワーク上で送信先を間違わないようにするために使われています。

一方、NURO光はNTTが敷設したものの利用していない、「ダークファイバー」と呼ばれる回線を利用しています。

ダークファイバーを借りている事業者は独自のサービスを提供しているため、その回線は「独自回線」と呼ばれています

独自回線は、自社独自の回線設備を持っているという意味ではないんだ。

フレッツ光の敷設範囲が全国的であるのに比べ、ダークファイバーが敷設されている地域は限られているため、独自回線であるNURO光の提供エリアは光コラボよりも狭くなっているのです。

光コラボと独自回線は提供エリアが違うだけなの?

光コラボは多数の事業者によって提供されており、ユーザー数も多くなっています。

一方で独自回線は特定の事業者しか提供していないため、ユーザー数が少ないといえるでしょう。

光回線は道路の渋滞と同じように、一時にたくさんのデータがやりとりされると混雑し通信速度が落ちてしまうという性質を持っています。

そのため光コラボは時間帯によっては混雑のため通信速度が落ちやすく、独自回線は通信速度が安定しており快適に利用しやすいといわれています。

NURO光と楽天ひかりの違い③通信速度

NURO光と楽天ひかり、どっちの方が通信速度が速いの?

このように気になっている方もいらっしゃるかもしれませんね。

一般的な光回線の通信速度は下り最大1Gbps程度だといわれています。

一方、NURO光は独自の伝送技術を採用しているため、下りの最大速度が2Gbpsとなっています。

つまり通信速度は楽天ひかりよりもNURO光の方が速いといえます。

通信速度には送信・アップロード時の速度を表す「上り」と受信・ダウンロード時の速度を表す「下り」があり、1秒間に何bitの情報をやりとりすることができるかを表す「bps」という単位を用います。1,000bpsは1Kbps(1キロビーピーエス)、1,000Kbpsは1Mbps(1メガビーピーエス)、1,000Mbpsは1Gbps(ギガビーピーエス)です。

ただしこれらの最大通信速度は理論上の値であり、実際にインターネットを利用する際の通信速度がその数値となるわけではありません

実際の通信速度は前の章でお伝えしたような回線の混雑具合の他、プロバイダーの処理能力や接続環境、端末の性能などの影響を受けて変化するため一定ではなく、時間帯や宅内の状況によって変わります。

じゃあ実際の通信速度は分からないってこと?

ご自宅の環境でその回線を利用したときにどのようなスピードになるか事前に正確に予測することは残念ながらできません。

ただし、楽天ひかりは特定の環境下での通信速度の実測情報を数時間おきに発表しています。

これは楽天ひかりが通信速度に自信があるからこそできることだといえるでしょう。

実際、2022年5月20日15時時点における東京での速度実測の最新データは以下のとおりとなっています。

【楽天ひかりの東京都内での速度実測】
測定時点速度
2022/05/20 14:01:01624.94Mbps
2022/05/20 06:01:02767.07Mbps
2022/05/19 22:01:37382.66Mbps
2022/05/19 14:00:59598.61Mbps
2022/05/19 06:01:01741.76Mbps
2022/05/18 22:01:04459.56Mbps
2022/05/18 14:01:07601.35Mbps
2022/05/18 06:00:54788.32Mbps
2022/05/17 22:01:20511.97Mbps
2022/05/17 14:01:03671.72Mbps
楽天ひかり公式サイトをもとに執筆者作成

なお、参考までに、NTT docomoが総務省のガイドラインにのっとって測定したiPhoneの実効速度(下り)の中央値は205Mbpsです。

楽天ひかりの実測値はパソコンを有線LANでインターネットに接続した状態で測定しているものなので、無線LAN(Wi-Fi)を用いた場合にはさらに少し通信速度が落ちる可能性がありますが、一般的な用途であれば大きなストレスを感じることはないと考えられるでしょう。

NURO光と楽天ひかりの違い④料金

NURO光と楽天ひかり、どっちが安く使えるんだろう?

このように気になっている方も多くいらっしゃることでしょう。光回線を選ぶ上で通信速度と並んで気になるのが料金ですよね。

できるだけ出費は抑えてお得に利用したいものです。実は光回線の料金プランは、月額料金に工事費の分割料金や機器のレンタル料や有料オプションが上乗せされるやや複雑なものとなっています。

費用のご紹介の前に、簡単に光回線でネットを利用する際の流れと必要なもの、それぞれにかかる費用についてご説明しておきましょう。

光回線の利用には開通工事が必要です。

工事では最寄りの電柱から光回線を宅内に引き込み、「光コンセント」というコンセントを設置してそこに「ONU(光回線終端装置)」と呼ばれる機器を設置します。

この工事の費用は、契約期間にわたって分割で支払うことが一般的です。

開通工事が済めばインターネットは利用できますが、通常のONUだけでは複数の端末をネットに接続したり、Wi-Fiでネットを利用したりすることはできません。

そこで必要になるのが「ルーター」と呼ばれる機器です。

Wi-Fiを利用するには無線LAN対応の「Wi-Fiルーター」を用意する必要があります

Wi-Fiルーターは契約時に借りられることが一般的ですが、月々のレンタル料金は事業者によって異なります。

またONUとルーターが一体型になっている機器のレンタルを行っている事業者もあります。

機器のレンタル料金がかさむ場合、ご自分で購入するのも一つの手です。Wi-Fiルーターは5,000〜15,000円程度で家電量販店で購入が可能です。

なお、Wi-FiルーターはIPv6という接続方式に対応しているものをレンタルしたり、購入したりするのがおすすめです。

インターネットにはIP(インターネットプロトコル)と呼ばれる接続方式があります。従来のIPv4はインターネットの普及と共に広く使われてきましたが、現在はより通信速度の向上したIPv6の普及が進んでいます。通常接続方式が異なるサイトにはアクセスできませんが、一般的なIPv6対応のプロバイダーでは基本的な通信をIPv6で行いながらIPv4のアドレスでの通信も行うことができます。

ここからは、いよいよNURO光と楽天ひかりの通常プランの費用をご紹介します。

まずはNURO光の料金プランです。

全ての料金プランをご紹介することは難しいため、ここではNURO光・楽天ひかりともに一般的なプランに絞ってご紹介します。

NURO光の通常プランにはマンションか一戸建てかの区別はなく、契約期間が3年の「G2T プラン」、2年の「G2D プラン」、契約期間の縛りがない「G2N プラン」の3種類があります。

各プランの料金は以下のとおりです。

【NURO光の各プランの料金】
※横にスクロールできます
プラン名物件種別料金
2ギガプラン
(契約期間3年)
一戸建て、マンション月額基本料金(税込)5,200円
基本工事費(税込)44,000円
実質無料
Wi-Fiルーターレンタル月額(税込)無料
契約事務手数料(税込)3,300円
10ギガプラン
(契約期間3年)
一戸建て、マンション月額基本料金(税込)5,700円
基本工事費(税込)44,000円
実質無料
Wi-Fiルーターレンタル月額(税込)無料
契約事務手数料(税込)3,300円
NURO光forマンション
2ギガプラン
(3年契約)
マンション月額基本料金(税込)2,090〜2,750円円
基本工事費(税込)44,000円
実質無料
Wi-Fiルーターレンタル月額(税込)無料
契約事務手数料(税込)3,300円

NURO光は一般的な光回線事業者に比べて基本工事費が高い傾向にあります。

しかし 3年契約の「2ギガプラン」まや「10ギガプラン」であれば工事費の分割代金が月々の代金から割り引かれるため、実質無料となります。

NURO光では、Wi-Fiルーターと一体型のONUを利用しており、Wi-Fiを利用するために追加料金は必要ありません。

機器のレンタル代金もかからないので、手頃に利用できるといえるでしょう。

一方、楽天ひかりの料金は以下のとおりとなっています。

【楽天ひかりの各プランの料金】
※横にスクロールできます
プラン名物件種別料金
マンションプラン集合住宅月額基本料(税込)4,180円
基本工事費(税込)3,300円〜
ホームゲートウェイレンタル月額(税込)220円
無線LANカードレンタル月額(税込)東日本:330円
西日本:110円
初期登録費(税込)880円
ファミリープラン一戸建て月額基本料(税込)5,280円
基本工事費(税込)3,300円〜
ホームゲートウェイレンタル月額(税込)220円
無線LANカードレンタル月額(税込)東日本:330円
西日本:110円
初期登録費(税込)880円

マンションプランとファミリープランで月額基本料が異なるのは、工事方式の違いによるものです。

一戸建てで光回線を利用する場合、光回線を電柱から宅内に直接引き込む工事を行います。

一方マンションやアパートなどの集合住宅の場合、共用部に光回線を引き込み、そこから各部屋に配線する工事方式があります。

この場合1本の光回線を複数戸で共有できるため、費用が安くなるのです。

一方で時間帯や配線の方式によっては混雑しやすく、通信速度が低下してしまう可能性がある点にも注意が必要です。

また共用部を経由することになるので賃貸であれば管理会社や大家さん、分譲であれば管理組合などの許可と協力が必須になります。

共用部を経由する工事が難しい場合、2、3階程度であれば一戸建てと同様に部屋に直接光回線を引き込む方法もあります。

その場合、適用されるのは一戸建て向けのプランです。

NURO光にもマンションの共用部に光回線を引き込み複数の部屋で回線を共有するタイプのプランはあります。ただしこの「NURO 光 for マンション」は個人で申し込めるものではなく、すでに設備が導入されているマンションにお住まいの方しか利用できないためこの記事では触れていません。

また楽天ひかりでは、Wi-Fiルーターのレンタルはありません

レンタル品で済ませたい場合、代わりに月額220円(税込)でONUとルーターが一体となっている「ホームゲートウェイ」という機器をレンタルすることになります。

さらにWi-Fiを利用するためには東日本エリアの場合330円(税込)、西日本エリアの場合110円(税込)で「無線LANカード」をレンタルしなければなりません。

しかもこのホームゲートウェイではIPv6方式の通信を行うことができないため、通信速度は落ちてしまいます。

ホームゲートウェイを借りなくても通常のONUが設置されるので、これらのオプションを利用せず、ご自身で用意したIPv6対応ルーターをONUに接続した方が良いといえるかもしれませんね。

NURO光と楽天ひかりの違い⑤スマホとのセット割

光回線の多くはスマホとのセット割を用意しています。

スマホとセットで光回線の料金が安くなるってこと?

セット割が適用されるのは、一般的に光回線ではなくスマホの月額料金の方です。

特定のキャリアのスマホを利用しているとセット割が適用されます。

NURO光の場合、セット割が適用されるキャリアはSoftBankとNUROモバイルです。

ただし適用の条件はキャリアによって異なります。

【NURO光のスマホとのセット割】
プラン名セット割が適用されるキャリア適用条件割引金額
NURO光SoftBank「NURO 光 でんわ」に申し込んだ場合毎月550〜1,100円(料金プランによって異なる)
NUROモバイルNUROモバイルで音声通話付きプランを利用している場合1年間毎月330円

楽天ひかりの場合、特定のキャリアの携帯電話料金が安くなるようなセット割は用意されていません。

しかし、楽天モバイルと併せて利用することで楽天ひかりの月額基本料金が1年間無料になるキャンペーンを開催しています。

毎月数千円が割引になるので、家計が大変助かりますね。

また楽天モバイルは大手3キャリアよりも安価に利用できるのもうれしいポイントです。

楽天モバイルについては詳しくはこちらの記事を読んでね。

NURO光と楽天ひかりの違い⑥契約期間と解約金

光回線には一般的に契約期間が設けられており、契約更新時期以外の解約には解約金がかかります

解約金は一般的に10,000〜30,000円程度です。

解約金はNURO光では「解約手数料」、楽天ひかりでは「契約解除料」と呼ばれています。

引っ越しや別事業者への乗り換えなどで解約することになったとき、高いお金を取られることになる事態は避けたいものですよね。

NURO光と楽天ひかりの契約期間と解約金を確認しておきましょう。

【NURO光と楽天ひかりの解約金】

ファミリープラン一戸建て

プラン名物件種別契約期間解約金
NURO光2ギガプラン一戸建て、マンション3年3,850円
10ギガプラン一戸建て、マンション3年4,400円
マンション
2ギガプラン
マンション3年528円
楽天ひかりマンションプランマンション2年4,180円
ファミリープラン戸建て2年5,280円

NURO光の場合、契約期間はプランによって異なるので契約の際に自分で何年契約にするのか選ぶことができます。

一方、楽天ひかりの契約期間は適用されているキャンペーンによって異なるので要注意です。

例えば楽天モバイルと同時利用で楽天ひかりの月額基本料が6カ月無料になるキャンペーンが適用される場合、契約期間は2年となります。

契約時にしっかり確認しておきましょう。

NURO光も楽天ひかりも解約金は比較的手頃といえる設定になっています。

解約時に工事費の残債などの初期費用が残っている場合、解約金に加えて一括で請求されることになるので注意が必要です。

2.NURO光と楽天ひかりはどんな場合におすすめ?

NURO光と楽天ひかり、どっちを選ぶのがいいんだろう?

このように疑問に思っている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

NURO光と楽天ひかりにはそれぞれに特徴があり、どちらがいいと一概にいえるわけではありません。

ここでは、NURO光と楽天ひかりがそれぞれどんな場合におすすめなのかをご紹介します。

2-1.NURO光がおすすめの場合

単刀直入にお伝えすると、楽天ひかりよりもNURO光の方がおすすめなのは以下のような場合です。

【NURO光がおすすめの場合】
  • NURO光の提供エリア内にお住まいの場合
  • 通信速度を重視する場合
  • ご自分で契約期間を選びたい場合や契約期間の縛りのないプランを契約したい場合

どれだけNURO光を利用したくとも、お住まいの地域が提供エリア外であれば利用することはできません。

NURO光の利用にはまず、提供エリアにお住まいであることが必須です。

またNURO光は通信速度を重視する方に特におすすめしたいサービスであるといえます。

NURO光は一般的な光回線より通信速度が速いという特徴があります。

さらにNURO光はご自分で契約期間を選びたい場合や契約期間の縛りのないプランを契約したい場合にもおすすめです。

NURO光では契約期間が2年のプランと3年のプラン、契約期間の縛りのないプランの3種類が提供されています。

一方、適用されるキャンペーンなどによって契約期間が変わる楽天ひかりでは、キャンペーン適用を優先させるとご自身で契約期間を好きに選ぶことができません。

ご自分で契約期間を選びたいという場合はNURO光の方が適しているといえるでしょう。

2-2.楽天ひかりがおすすめの場合

では、楽天ひかりはどのような場合におすすめだといえるのでしょうか。

NURO光よりも楽天ひかりがおすすめなのは以下のような場合です。

【楽天ひかりがおすすめの場合】
  • NURO光の提供エリア外にお住まいの場合
  • 楽天モバイルと同時利用で出費を抑えたい方
  • 楽天ポイントを貯めている方

NURO光の提供エリア外にお住まいなら、楽天ひかりの利用を検討してみましょう。

楽天ひかりは楽天モバイルと同時に利用することで6カ月間月額基本料が無料になるというキャンペーンを行っています。

6カ月間、毎月数千円の出費が抑えられるなんてとっても助かりますよね。

楽天モバイルは一般的なキャリアより低価格で利用できるのもうれしいポイントです。

また日頃から楽天ポイントを貯めているという方にも楽天ひかりはおすすめです。

楽天ひかりの利用でさらに楽天ポイントが貯まります。

貯まったポイントはお買い物や楽天カードでの支払いなどに利用できますよ。

3.NURO光と楽天ひかりを詳しく紹介

ここまで、NURO光と楽天ひかりをさまざまな角度から比較してきました。

しかしそれぞれのサービスについてまとまった情報を確認したいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ここではNURO光と楽天ひかりについて、それぞれ詳しく解説します。

3-1.NURO光

NURO光
メリット
他サービスより通信速度が速い
料金が手頃
他社からの乗り換えがしやすい
デメリット
提供エリアが限られている
こんな人におすすめ!
NURO光の提供エリアにお住まいでSoftBankユーザーの方
高速通信を重視する方
引っ越しが多い方
NURO光のプラン別利用料金

2ギガプラン
3年契約(税込)
月額5,200円
工事費
44,000円※実質無料
事務手数料
3,300円
Wi-Fiルーター
レンタル
0円
最大速度
下り2Gbps
契約期間
3年間
解約手数料
3,850円
セット割
SoftBank
NUROモバイル

10ギガプラン
3年契約(税込)
月額5,700円
工事費
44,000円※実質無料
事務手数料
3,300円
Wi-Fiルーター
レンタル
0円
最大速度
下り2Gbps
契約期間
3年間
解約手数料
4,400円
セット割
SoftBank
NUROモバイル

NURO光forマンション
月額2,090円〜2,750円
工事費
44,000円※実質無料
事務手数料
3,300円
Wi-Fiルーター
レンタル
0円
最大速度
下り2Gbps
契約期間
3年契約
解約手数料
363円〜
セット割
SoftBank
NUROモバイル

NURO光は代表的な独自回線の一つです。

一般的な光回線の速度は下り最大1Gbpsであるのに対し、NURO光の通常プランは下り最大2Gbpsとなっています。

また高速プラン「NURO 光 10G(G10T/G10)」では業界でもトップクラスの10Gbpsもの高速通信を実現しています。

通信速度を重視する方には最適なサービスだといえるでしょう。

この数値はネットワークから宅内のONU(光回線終端装置)への通信速度を表す理論値であり、端末における実際の通信速度を表すものではありません。

NURO光はコストパフォーマンスの点でも優れており、月額基本料金はプロバイダー料金込みで月額5,200〜5,700円(税込)と比較的手頃な価格です。

さらに2ギガプランや10ギガプランなどで本来44,000円(税込)の工事費や3,300円(税込)の事務手数料は、申し込み特典により実質無料になります。

契約期間が3年のプランの場合、さらに開通月を含む最大12カ月間、月額料金が980円になるキャンペーンも実施されています。

NURO光の解約手数料は一般的な光回線の解約にかかるお金と比べて手頃なので、途中解約をすることになってもお得に利用できる可能性が高いといえます。

通信速度が速く、コストパフォーマンスも高いなんてぜひ利用したいサービスですよね。

ただしNURO光はNTTの使用していないダークファイバー回線を利用している独自回線事業者であるため、エリアによっては回線が開通しておらず利用できないという大きなデメリットがあるので注意が必要です。

3-2.楽天ひかり

楽天ひかり
メリット
提供エリアが広い
楽天モバイルと同時利用で最大6カ月間無料
月額料金は比較的安い
デメリット
大手キャリアとのセット割は利用できない
こんな人におすすめ!
楽天系列のサービスをよくお使いになる方
長く利用できる方
楽天ひかりのプラン別利用料金

マンションプラン(集合住宅)
月額4,180円
標準工事費
3,300〜22,000円
初期登録費
880〜1,980円
Wi-Fiルーター
レンタル
220円
最大速度
1Gbps
契約期間
2年間
解約手数料(税込)
4,180円
セット割
楽天モバイル

ファミリープラン(戸建て)
月額5,280円
標準工事費
3,300〜22,000円
初期登録費
880〜1,980円
Wi-Fiルーター
レンタル
220円
最大速度
1Gbps
契約期間
2年間
解約手数料(税込)
5,280円
セット割
楽天モバイル

楽天ひかりは楽天の提供する光コラボ回線です。

楽天モバイルのスマホ回線と同時に申し込んだ場合、開通月から最大6カ月間、月額基本料が無料という非常にお得なキャンペーンを行っています。

楽天の提供するスマホ回線「楽天モバイル」についてはこちらの記事でご説明しています。

通常時も月額基本料はマンション向けプランで4,180円(税込)、一戸建て向けプランで5,280円(税込)と光回線のなかでも比較的手頃な価格だといえます。

楽天サービスを使えば使うほどポイント還元率がアップする「楽天スーパーポイントアッププログラム」の対象にもなっているので、特に楽天ポイントを普段から貯めているという方は要チェックです。

家計の強い味方になってくれるといえますよ。

通信速度も高速で「いつでもサクサク」とうたっており、公式サイトでは実測値が確認できます。

通信速度に自信があるからこその表示ですよね。

楽天系列のサービスをよくお使いになる方には特におすすめしたい光回線です。

4.NURO光と楽天ひかり以外がおすすめの場合

NURO光と楽天ひかり以外にもっといいサービスはないのかな?

このように気になった方もいらっしゃるかもしれませんね。

光回線にはさまざまなものがあるのでいろいろな角度から検討してご自分に合ったものを選ぶことが重要です。

人によってはNURO光や楽天ひかりよりも適したサービスがある可能性があります。

例えばドコモのスマホとのセット割を利用したい方はドコモ光、auのスマホとのセット割を利用したい方はauひかりのご利用がお得です。

またSoftBankをご利用の場合であっても、NURO光よりSoftBank光の方が適用の条件が易しいため気軽にセット割を利用できるといえます。

ただしスマホ回線にセット割が適用されても、月額基本料の安い光回線を選んでおいた方がお得な場合もあります。

また工事費など他の費用も要チェックです。

NURO光と楽天ひかり以外のサービスについてもっと詳しく知りたいという方にはこちらの記事がおすすめだよ。

5.まとめ

NURO光は、NTTが敷設したものの利用していないダークファイバーが用いられている独自回線の代表例です。

独自の伝送技術によって実現された通信速度の速さが特徴です。

またプランによっては工事費無料や月額基本料の大幅な割引といったキャンペーンも実施しており、コストパフォーマンスも高いサービスだといえます。

SoftBankやNUROモバイルとのセット割も適用されるので両社のユーザーの方は要チェックです。

一方楽天ひかりはフレッツ光を利用している光コラボ回線です。

NURO光よりは通信速度は劣りますが、公式サイトで通信速度の実測値を発表しており信頼に値するサービスだといえます。

全国的に提供されており、幅広い地域で利用可能なのもメリットの一つです。

いわゆる「セット割」の適用はありませんが、楽天モバイルと併せて利用することで楽天ひかりの月額基本料が6カ月間無料になるキャンペーンも行われています。

また楽天ポイントが貯まるので、普段から楽天ポイントを貯めたり使ったりしているという方には特におすすめです。

光回線にはさまざまなサービスがあり、ご自分に合ったものを選ぶことが重要です。

この記事でご紹介した情報をもとに、あなたに合ったサービスを見つけてくださいね。

>おすすめの光回線を徹底解説しています

おすすめの光回線を徹底解説しています

光回線でお悩みなら一読ください!

CTR IMG