ahamoとドコモ光はセット割になる？一緒に使うメリットを解説

スマホの料金は毎月支払うものなので、できる限り節約したいですよね。

ドコモのスマホプランの一つである「ahamo（アハモ）」なら、大手キャリアのように安定した通信速度を保ちつつ、格安SIM並みに安く使うことができます。

またahamoとドコモ光は同じ会社が運営しているため、一緒に契約するとお得に使えるのではないかと思っている方もいらっしゃるでしょう。

しかし結論からいうと、ahamoとドコモ光にはセット割が適用されません。それでもahamoユーザーがドコモ光を利用するメリットは多くあります。

そこで、この記事ではどのような方がahamoとドコモ光を一緒に契約すると良いのか、メリットを中心にご紹介します。おすすめの格安SIMはこちらで紹介するのでぜひ参考にしてくださいね。

１．ahamoとは

ahamoへの乗り換えを検討している方は、どんなサービスなのか気になりますよね。

ahamoとはドコモのスマホプランの一つで、月額2,970円（税込）と格安SIM並みに安く使えるのが魅力のサービスです。

サービスの内容は以下のようになっています。

データ容量が30GBと大容量の他、一回あたり5分以内の通話は無料と非常にお得なプランであることが分かりますね。

またその他に有料オプションとして、月額1,100円の「かけ放題オプション」や、月額550～1,100円（機種による）の「ケータイ補償サービス」なども追加することができます。

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ahamoとMVNOの違い

このような疑問をお持ちになった方もいらっしゃるでしょう。

格安SIMとの大きな違いは、通信事業者の体系にあります。

格安SIMは「MVNO」と呼ばれる通信事業者がサービスを提供します。

MVNOとは

Mobile Virtual Network Operatorの略で、日本語では「仮想移動体通信事業者」を意味しています。自社で無線通信回線設備を持たず、大手キャリアから設備を借りることで通信サービスを提供している通信事業者のことです。ちなみに、大手キャリアの通信事業者のことは仮想を意味するVirtualを差し引いて「Mobile Network Operator＝MNO」といいます。

MVNOは無線通信回線設備を所有していないため、設備にかかる費用や管理のための人件費などのコストを削減でき、その結果格安でサービスが利用できるようになっています。

ただし回線を貸している大手キャリアは、自社ユーザーの通信速度に影響が出ないように、MVNOに対して使える通信量の上限を定めていることが一般的です。

この通信量の上限を「帯域」といいます。

時間帯等によって利用者が集中してしまい、設定された上限以上の通信量が必要になると、超えた分の通信量は供給が後回しにされ、通信速度に遅延が生じます。

つまり格安SIMは利用者が集中する時間帯では、通信速度が不安定になることがあるのです。

一方でahamoは格安SIMではなくドコモのプランの一つであるため、通信事業者も大手キャリアのドコモです。

MVNOとは違い自社の回線を使用するため、ahamoは利用者が集中しても通信速度は不安定になりにくい傾向があります。

このように、大手キャリアのように安定した通信速度を保ちながら、格安SIM並みに安く使えるのがahamoの大きな強みなのです。

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２．ドコモ光とは

ドコモ光はNTTドコモが運営する光回線サービスです。「光コラボ」であるため、提供エリアが広いのが特長です。

光コラボとは

光コラボレーションの略で、NTT以外の回線事業者がフレッツ光の回線を借り、プロバイダーと組み合わせてサービスを提供することを指します。

利用料金は以下のようになっています。

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上記の他に「ドコモ光ミニ」という、使った分だけ支払う一戸建て専用のプランもあります。

また、ドコモ光は契約者がドコモのスマホと一緒の場合「ドコモ光セット割」が適用されます。

割り引きの対象となるプランや、割引額は以下のように設定されています。

このように思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

３．ahamoはドコモ光のセット割が適用されない

通常はドコモのスマホとドコモ光<をセットで契約するとドコモ光セット割が適用されますが、ahamoはセット割の対象ではありません。

このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

1章 でも解説しましたが、ahamoはドコモのスマホプランの一つでありながら格安で利用できるサービスです。

格安SIMのように他社から通信回線を借りていないのに安く使えるのには、以下の四つの理由が挙げられます。

【ahamoの利用料金が安い理由】

• ドコモショップでの初期設定サポートが有料
• 電話やメールでの問い合わせができない
• キャリアメールが無料で提供されない
• ドコモの割引サービスは対象外

以上の4点はドコモの従来のスマホプランに無料で付帯されているサービスであり、これらをカットすることでahamoは料金を抑えることができています。

カットされるもののなかには、ドコモの割引サービスもあります。

つまりahamoは割引サービスが適用されないからこそ安く利用できるのです。

４．ahamoとドコモ光を一緒に使う３つのメリット

このように感じた方も多いのではないでしょうか。

しかしahamoとドコモ光には、セット割が適用されなくても以下の３つのメリットがあります。

【ahamoとドコモ光を一緒に使うメリット】

1. ペア回線に設定することができる
2. 「みんなドコモ割」で家族のスマホ代が安くなる
3. dポイントが貯まりやすくなる

メリット１　ペア回線に設定することができる

ahamoはドコモの「ペア回線」に設定することができます。

ペア回線とはドコモのスマホとドコモ光の契約者の名義を同じにすることです。

契約者を同じにすると請求を一つにまとめることができるので、支払いが楽になります。

またペア回線に設定することで、ドコモの通常プランを利用している家族のスマホ代がドコモ光セット割の対象になります。

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メリット２　「みんなドコモ割」で家族のスマホ代が安くなる

ドコモのスマホには、家族が使っているドコモ回線の数に応じて割引額が決まる「みんなドコモ割」というサービスがあります。

割引額は２回線の場合で550円、3回線以上の場合は1,100円です。

みんなドコモ割の割引対象となるプランは以下の六つです。

【みんなドコモ割の割引対象プラン】

• 5Gギガホ　プレミア
• 5Gギガホ（新規受付終了）
• 5Gギガライト
• ギガホ　プレミア
• ギガホ（新規受付終了）
• ギガライト

みんなドコモ割もahamoは割引対象外ですが、家族内のドコモ回線の数にカウントさせることができます。

例えば3人家族のうち、2人が割引対象のプラン、1人がahamを利用していた場合、ドコモ回線の数は三つにカウントされ、割引対象のプランを利用している2人のスマホ代が1,100円の割り引きになります。

またみんなドコモ割はドコモ光セット割との併用が可能なので、ドコモ光と一緒に使えば最大で毎月2,200円も割り引きされることになります。

利用料金の支払いをdカードおよびdカードGOLDに設定すると「dカードお支払割」が適用され、さらに税込み187円の割り引きになります。この割引サービスもahamoは対象外ですが、ahamoにはこのサービスとは別にお得な特典があります。

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メリット３　dポイントが貯まりやすくなる

ahamoとドコモ光を一緒に使うと、dポイントが貯まりやすくなるというメリットがあります。

dポイントはahamoとドコモ光ともに1,000円（税抜）ごとに10ポイント付与されます。

例えばオプションなしのahamoとマンション向けの「1ギガ　タイプA」を一緒に契約した場合、ahamoの2,700円（税抜）とドコモ光の4,000円（税抜）で合計60ポイントが毎月貯まることになります。

ｄポイントは1ポイント＝1円で使え、ドコモのスマホやドコモ光の利用料金の支払い、dポイントに加盟している街のお店やネットショップなどの買い物に利用が可能です。

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５．ahamoとドコモ光に向いている方

このように疑問に思っている方もいらっしゃるかもしれませんね。

この章ではahamoとドコモ光を一緒に使うべき方の特徴を三つ紹介します。

５－１．家族にドコモユーザーがいる

家族にドコモユーザーがいる方はahamoとドコモ光をセットで利用するのがおすすめです。

家族にドコモユーザーがいる場合、ahamoを契約すると「みんなドコモ割」が適用され、家族のスマホ代が550～1,100円の割り引きになります。

さらにドコモ光も一緒に契約することで「ドコモ光セット割」が適用され、追加で220～1,100円が割り引きされます。

どちらもahamoは割引対象外ですが、家族のスマホ代が節約になるため、家族にドコモユーザーがいる方はahamo<だけでなくドコモ光も一緒に契約すると良いでしょう。

５－２．毎月3～23GB以下のスマホのデータ容量を使っている

データ容量を月に3～23GB未満使っている方は、ドコモの通常プランよりahamoを利用した方が節約になります。

まずはahamoの料金ですが、データ容量30GBで2,970円（税込）が基本料金となっています。

ahamoには割り引き が適用されないので、この価格が最低価格になります。

次に通常プランの料金を確認しましょう。

割引適用後はドコモ光セット割、みんなドコモ割（3回線以上）、dカードお支払割を適用させた価格です。

通常プランの割引適用後の価格に注目すると、「5G ギガライト／ギガライト」のステップ２まではahamoより月額料金が安くなっているのが分かりますね。

ステップ２の価格は月間で３GBまで使用した場合の料金なので、月間データ使用量が３GB未満の方にはahamoは向いていないといえるでしょう。

また「5Gギガホ　プレミア」はデータ容量無制限で最大7,315円、全ての割り引き を適用させると4,928円です。

ahamのデータ容量は30GBですが、足りなくなった場合は1GBあたり550円でチャージが可能です。

つまり5Gギガホ　プレミアとahamoの差額分より少ないチャージ量で済む方はahamoの方が節約になるのです。

二つの特徴をまとめると、データ容量を月に3～23GBまで使っている方はahamoが向いているということになります。

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５－３．dカードを持っている

dカードを持っている方はahamo<とドコモ光をセットで利用するのがおすすめです。

まずはahamoのdカード特典を見てみましょう。

ahamoのdカード特典で注目すべきは「dカードボーナスパケット」です。

dカードボーナスパケットとは、ahamoのデータ容量30GBに追加されるデータ容量のことで、dカードであれば無料で1GB分がもらえることになります。

dカード GOLDは年会費が11,000 円と高めですが、dカードボーナスパケットは5GBと多く、100円ごとに10円分のdポイントが貯まります。

またドコモ光を申し込む方にもdカード GOLDがおすすめです。

dカード GOLDには、対象のドコモ通信料金やドコモでんき Greenの利用料金をカードで支払うと、10％分のポイントが還元される特典が付与されています。

対象のドコモ通信料金にはドコモ光も含まれているため、ドコモ光利用者はdカード GOLDを利用するとポイントが貯まりやすくなるのです。

ahamoへの乗り換えを検討している方で、月のデータ使用量が3GB未満の場合は、乗り換えない方が月額料金も高くならずに済みます。

６．まとめ

ahamoは格安SIM並に安く使えるドコモのスマホ格安プランです。

ドコモのスマホにはドコモ光と一緒に契約すると料金が割引になる「ドコモ光セット割」というサービスがありますが、ahamoはドコモ光セット割の対象ではありません。

しかしahamoはドコモ光のペア回線に設定することができ、家族にドコモユーザーがいる場合はドコモのスマホ代が1,100円の割り引きになります。

さらに、ahamo回線は「みんなドコモ割」の人数にカウントさせることもできます。

みんなドコモ割は人数に応じて割引額が変わるため、ahamo回線もカウントされるのはうれしいポイントですよね。

またdカードで利用料金を支払うと、ahamoのデータ容量が追加でもらえたり、ドコモ光のポイント還元率がアップしたりするので、dカードを持っている方にもおすすめです。

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