データSIMは、2台目スマホやタブレット用として利用すると、通信回線やデータ容量を使い分けられて便利です。
しかし、「データSIMを最安で使うならどれ?」「格安SIMはどうやって選んだらいい?」などの疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。
この記事では、おすすめのデータSIM4選について紹介します。
この記事のまとめ
- 楽天モバイルなら、3GBまで初月実質無料でお試し可能!
- IIJmioなら、豊富な料金プランから自分に合ったデータ容量を選択できる
- 2台目スマホやタブレットにデータ通信専用SIMがおすすめ
- 楽天モバイルのeSIMなら即日開通も可能
データSIMとは
データSIMとは、電話回線を利用した音声通話ができない、データ通信専用のSIMです。データ通信のみに機能をしぼることで、料金を抑えられるメリットがあります。
なお、MVNO(大手キャリアの回線を借りてサービスを提供している)の格安SIMの場合、解約後にSIMカードの返却が必要な場合があります。
解約後のSIMカードの返却が求められない会社もあるので、申し込み時に確認しておくと安心でしょう。
おすすめのデータSIM4選!最安プランを紹介
データ専用プランを提供している格安SIMの料金をデータ容量ごとに比較してみました。
20GB以下の低容量プランは、IIjmio・NUROモバイルが安めなようです。それ以上のデータ容量では、楽天モバイルが無制限で使えるため割安になっていますね。
- 格安SIM|データ専用プラン料金比較表
– 楽天モバイル IIJmio NUROモバイル mineo 1GB
– – – 880 円 2GB – 740 円 – – 3GB 1,078 円 – 627 円 – 5GB – 900 円 825 円 1,265 円 10GB – 1,400 円 1,320 円 1,705 円 15GB – 1,730 円 1,625 円 – 20GB 2,178 円 1,950 円 – 1,920 円 30GB – 2,640 円 – – 40GB – 3,240 円 – – 50GB – 3,840 円 – – 無制限 3,278 円 – – – ※ 表内の金額は全て税込です。
※ データ通信専用プランの料金です。音声通話・SMSに対応していません。
おすすめ1 IIJmio
IIJmioは、バースト機能が魅力のひとつです。通常、メールやLINE、Webサイトなどは、読み込む際に通信量が多くなります。
料金プランは、使用状況に合わせて8段階から選択でき、必要な分だけ契約できます。
また、端末保証のオプションをつけることも可能です。画面割れや水濡れ、破損があった場合に、修理もしくは交換保証が受けられます。
月額料金(税込) | 2ギガ:740円 |
---|---|
eSIM | あり |
平均ダウンロード速度※ | 42.32Mbps |
オプション | ・つながる端末保証(SIMカード購入時のみ) |
キャンペーン | ・30ギガ・40ギガ・50ギガプランは最大3か月間5ギガ増量 |
出典:IIJmio
※ みんなのネット回線速度(2024年5月31日時点)
\最大3か月間ギガ増量/
IIJmio
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おすすめ2 楽天モバイル
楽天モバイルは、3GBまで初月は実質無料で利用できます。解約費用も発生しないため、乗り換え前につながりやすさを試してみたい方にもおすすめです。
データ容量は無制限のため、20GB以上使用しても、月額3,278円と低価格で利用できます。
また、海外で利用する際、2GBまで手続き不要で利用できる点も魅力。足りなかった場合は必要な分だけ追加できます。
月額料金(税込) | 3GBまで:1,078円 3GB超〜20GBまで:2,178円 20GB超〜無制限:3,278円 |
---|---|
eSIM | あり |
平均ダウンロード速度※ | 121.66Mbps |
オプション | ・故障紛失保障 |
キャンペーン | ・1,078円/月(3GB)を初月実質無料でお試し ・楽天市場のお買い物ポイント5倍 ・海外で毎月2GBまで無料 |
出典:楽天モバイル
※ みんなのネット回線速度(2024年5月31日時点)
\初月実質無料(3GBまで)/
楽天モバイル
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おすすめ3 NUROモバイル
NUROモバイルは、利用満足度86%※の格安SIMです。※1
普段LINEでの連絡をメインにしている方にとって、嬉しいメリットです。
料金プランは、0.2GBから15GBまでの5つ。0.2GBのプランは、1か月330円の低価格となっているため、使い心地を試してみたい方におすすめです。
月額料金(税込) | VSプラン(3GB):627円 |
---|---|
eSIM | あり |
平均ダウンロード速度※2 | 44.8Mbps |
オプション | ・バリューデータフリー(LINEの対象機能でデータ通信量がノーカウント)※VM・VL・VLLプランのみ |
キャンペーン | ・NURO光のセット割 |
出典:NUROモバイル
※1 NUROモバイルバリュープラス契約者へのWebアンケート調査3,061名の回答結果による NUROモバイル調べ2023年8月23日~24日実施
※2 みんなのネット回線速度(2024年5月31日時点)
\LINEトークし放題/
NUROモバイル
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おすすめ4 mineo
mineo(マイネオ)は、関西電力グループ会社オプテージが提供する格安SIMです。au、ソフトバンク、ドコモの中から好きな回線を選択できます。
料金プランは、決まった分だけ契約する「マイピタ」と、データ容量無制限で最大通信速度を選ぶ「マイそく」の2パターンです。
オプションサービスが充実しているのも魅力。広告閲覧時にデータ通信量がカウントされない「広告フリー」や、毎日22時半〜7時半までデータ通信が使い放題の「夜間フリー」などがおすすめです。
330円で200MB分使えるお試しコースもあるので、使用感をチェックできますよ。
月額料金(税込) | 【マイピタ】 |
---|---|
eSIM | あり |
平均ダウンロード速度※ | 54.8Mbps |
オプション | ・24時間データ使い放題 |
キャンペーン | – |
出典:mineo
※ みんなのネット回線速度(5月31日時点)
データSIMを利用するメリット3つ
メリット1 手続きが比較的簡単
データSIMのメリットは、手続きが比較的簡単な点です。
画面の指示に沿って、会員IDや名前、決済方法など必要な項目を入力していくだけで手続きが完了します。
メリット2 月額料金が安い
月額料金を抑えられる点もメリットです。たとえば、IIJmioの料金プランは音声通話付きのプランよりも、データSIMプランのほうが安くなっています。
音声月額料金 | データ | データeSIM | |
---|---|---|---|
2ギガ | 850円 | 740円 | 440円 |
10ギガ | 1,500円 | 1,400円 | 1,100円 |
20ギガ | 2,000円 | 1,950円 | 1,650円 |
30ギガ | 2,700円 | 2,640円 | 2,340円 |
少しでも安くデータ通信を利用したい方は、十分検討する価値があるでしょう。
メリット3 2台持ちに最適
データSIMは、2台持ちに最適といえます。
また、メインのスマホで通信障害があった場合にも、もう片方のスマホでは回線が違うため問題なく利用できます。そのほか、タブレットやモバイルルーターとして利用したい場合にもおすすめです。
データSIMを利用する際の3つの注意点
注意点1 音声通話ができない
データSIMを利用する際には、音声通話やSMSが利用できない点に注意が必要です。
音声通話のできるスマホを別に持っている場合は、問題ないでしょう。
また、SMS機能は、主に2段階認証の際に必要です。メールアドレスで代用できる場合もあるため、お使いのサービスで必要ないか確認しておくとよいでしょう。
注意点2 キャンペーン対象外のことがある
データSIMは、格安SIMのさまざまなキャンペーンの対象外となってしまう場合があります。
楽天モバイルの場合、以下のサービスについて、データタイプは対象外です。
- 電話番号もそのまま他社から乗り換え&初めてお申し込みで6,000ポイントプレゼント
- 楽天モバイル申し込み&対象製品ご購入で最大26,930円値引き
- Rakuten Linkの利用
上記は一例であり、データタイプは対象外となっているキャンペーンは複数あります。そのほかの格安SIMでも、データSIMだと適用されないケースは少なくありません。
注意点3 セルスタンバイが起こる可能性がある
セルスタンバイとは、スマホが圏外になっている場合に、電波を探し続けてバッテリーを消耗してしまう現象です。
通話回線とデータのみの回線は分けられており、通常セルスタンバイは起こりません。
ただ、最近ではセルスタンバイの起きないSIMカードが増えているといわれています。タブレットの場合も、もともと音声通話ができないためセルスタンバイは起こりません。
データSIMがおすすめな人
データSIMの利用がおすすめな人は、以下の通りです。
- タブレットや2台目スマホに使いたい人
- モバイルルーターとして使いたい人
- アプリを使って通話ができれば十分な人
- 乗り換え前につながりやすさを試してみたい人
タブレットやモバイルルーター、2台目スマホとして使いたい方は、音声通話は必要ないためデータSIMがおすすめです。
格安SIMへの乗り換えを検討していて、つながりやすさを試してみたい人にも向いています。格安SIMによっては、解約金が発生する場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
\3GBまで初月実質無料/
楽天モバイル
詳細はこちら
最安データSIMを選ぶポイント4つ
ポイント1 自分に合った料金プランを選択できるか
データ容量と料金プランが自分に合っているものを選択しましょう。
格安SIMによって、料金プランはさまざまです。
- データ容量で細かく料金プランが分かれている
- 1つのプランで、使用量に応じて自動で切り替わる
- データ使用量が余ったら、翌月に繰り越せる
普段Wi-Fiを使っていている方、毎日のルーティーンが決まっていてデータ使用量にも変動がない方は、料金プランが細かく分かれているものがおすすめです。
毎月の使用状況に波がある人は、楽天モバイルのように使用料に応じて自動で切り替わるプランが便利でしょう。
ポイント2 通信速度は問題ないか
最大通信速度はあくまで通信可能な値です。実際の通信速度をチェックするには、平均ダウンロード速度を見るとよいでしょう。
格安スマホは3台キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の回線を借りているため、混み合っている際には優先順位が下がってしまい、遅くなる場合もあります。
とはいえ、動画視聴が多い、ゲームをよくするなど、速度に強いこだわりがなければ差は感じにくいでしょう。
ポイント3 eSIMとSIMカードは選べるか
SIMカードは、固有の番号や電話番号、回線契約に関する情報が入っているものです。eSIMの場合、入っている情報は同じですが、スマホ本体に格納されています。
SIMカードのように到着を待つ必要もなく、申し込みから即日で開通できる点もメリットです。破損や紛失の心配もありません。
ただし、すべての機種で対応しているとは限らないため、注意が必要です。
ポイント4 サポート体制は整っているか
データSIMやeSIMを初めて利用する際には、不明点も出てくるはずです。
どうしても対面でサポートを受けたい場合は、店舗でのサポートが受けられる格安SIMを選びましょう。
まとめ
本記事では、データSIMのおすすめ4選とメリットや注意点、選ぶ際のポイントについて解説しました。
データSIMは、音声通話機能のないデータ専用のSIMのことです。月額料金が抑えられる点や、2台持ちすることで通信障害に備えられる点がメリットといえます。
タブレットや2台目のスマホ、モバイルルーターとして利用したい方や、お試ししたい方におすすめです。
データSIMを選ぶ際には、料金プランや通信速度のほか、eSIMとSIMカードのどちらに対応しているかをチェックしましょう。