光回線にはさまざまなものがあります。プラン料金も戸建てと集合住宅(マンション)に分かれており、複雑に感じる人が多いでしょう。
また、戸建てにお住まいの人は工事の有無や、開通までにどのような手続きがあるのか分かりにくいと思っている方も多いのでは?
この記事では一戸建てへの光回線の導入を検討している方に向けて、開通までの流れとおすすめの光回線について解説します。
30秒でわかるこの記事のまとめ
- 戸建て住まいの人が光回線を選ぶ時は提供エリアに注意
- 開通工事の方法やタイミングを確認しよう
- 月額料金・通信速度を比較して選ぶのがコツ
- 戸建てにおすすめな光回線はNURO光
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1.光回線を一戸建てに開通させる流れ
光回線を戸建てで利用するために必要なものを解説していきます。その前に、光回線の仕組みを簡単に説明します。
光回線では「光ファイバー」と呼ばれる素材でつくられた回線設備を用いてデータのやり取りを行うため、利用には開通工事が必要です。
光回線は高速通信が可能なことで知られていますが、それはパソコンなどが利用しているデジタル信号を光信号に変換して光ファイバーで送ることで、データを高速で送ることができるからなのです。
また回線設備さえあれば良いというものではなく、インターネットの利用にはプロバイダーとの契約も必須です。
かつては回線事業者とプロバイダーは別々に契約するものでしたが、現在では光回線とプロバイダーの契約を同時に行えるタイプが主流となっています。
さらに複数の端末をインターネットに接続したい場合やWi-Fiを利用したい場合は「ルーター」の利用が必要です。
ルーターは宅内の回線の末端に設置する「ONU(回線終端装置)」と呼ばれる機器に接続して利用します。
ここからは、光回線を一戸建てに開通させるまでの流れをご説明します。
STEP1 契約する光回線を選ぶ
まずは契約する光回線を選びます。
一口に光回線といっても価格や通信速度、提供エリアなどがサービスによって異なるので、自分に合ったものを選ぶことが必要です。
多角的に判断して契約する光回線を選ばなければ無駄なお金を払ったり、通信速度の遅さにイライラしたりすることになってしまうので注意が必要です。
STEP2 申し込む
契約する光回線が決まったら、申し込みを行います。
手間や時間のかからないオンラインでの申し込みがおすすめです。
一般的には本人確認書類などの書類を用意する必要はありません。
契約したい方のお名前や光回線を利用したい物件の住所のほか、物件の種類(一戸建てなのかマンションなのか)や工事日程の希望、利用したいオプションなどをサイトの指示に従って入力します。
STEP3 工事日程を調整する
申し込みが済んだら、工事日程の調整を行います。
光回線の開通工事には通常立ち合いが必要です。
工事は申し込みから2、3週間程度かかることが一般的で、需要の高まる春などは予約が取れるのが1カ月以上先になってしまうケースもあります。
開通を急ぐ場合はなるべく予定を調整し工事の予約を優先させるようにしましょう。
また光回線事業者の多くは土日・祝日などの工事に追加料金を設けています。
可能であれば平日の予約を取るのが出費を抑えるコツだといえるでしょう。
STEP4 開通工事
開通工事には屋外作業と屋内作業があります。
一戸建ての場合は最寄りの電柱から回線を引き込み、宅内にONU(光回線終端装置)と呼ばれる光回線とデジタル信号を相互変換する機器を設置する作業を行います。
新築戸建ての場合は開通工事はマストで必要ですが、上記の回線を引き込むだけの作業なので、工事作業自体は1〜2時間程度で完了します。
場合によっては延びてしまう場合もあるので後の予定は余裕を持っておくのが良いかもしれませんね。
STEP5 利用開始
開通工事が完了したら、ONUとルーターをLANケーブルで接続します。
パソコンやスマホなどの端末で接続設定を行えば利用を開始することができます。
2.一戸建て向けの光回線を選ぶ際のポイント
このように気になっている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
光回線はサービスによって提供エリアなどが異なり、どの地域でも好きな回線を選べるというわけではありません。
またサービスによっては通信速度が遅くストレスを感じる事態に陥ってしまう可能性があるため、通信速度は要チェックだといえるでしょう。
さらに価格設定もサービスによって異なるのでしっかり比較・検討して選ばなければ必要以上に出費がかさんでしまうかもしれません。
特に光回線の価格設定は非常に複雑になっており、月額料金だけでなく初期費用や解約費用、各種の割引などが関係しています。
どのサービスが本当にお得なのか多角的に判断する必要があるといえるでしょう。
ここでは光回線を選ぶ際にチェックしておきたいポイントについて詳しくご説明します。
ポイント1 提供エリア
電波を用いて通信を行うスマホなどと違い、光回線の場合は自宅まで物理的な回線設備を引き込むことが必要になります。
そのため自宅近くを回線設備が通っていなければ光回線を利用することはできません。
事業者によって回線を敷設しているエリアが異なるので、まずは利用したい回線がご自宅のあるエリアに対応しているのかチェックが必要です。
どのサービスなら提供エリアが広いか事前に分からないの?
このように疑問に思った方もいらっしゃるかもしれませんね。
実は光回線は3種類に大別することができます。
- フレッツ光(光コラボ)
- 独自回線
- 電力会社系回線
フレッツ光はNTT西日本・東日本の提供する光回線です。
またNTTが敷設したものの現在は使用していない回線を借りて独自のサービスを提供している事業者の回線を「独自回線」といい、電力会社が独自に所有している回線設備を利用したものは「電力会社系回線」と呼ばれています。
「フレッツ光」は全国的に回線が敷設されており提供エリアが広いのが特徴です。
また近年はフレッツ光の回線設備を借り、回線とプロバイダーを同時に提供する「光コラボ(光コラボレーション)」というサービスが普及しています。
以前は回線とプロバイダーを別々に契約することが一般的でしたが、現在は回線と接続サービスを一括して提供する事業者が多くなっており、独自回線や電力系回線でもプロバイダーと契約が一体化されたタイプが一般化しています。
代表的な光回線サービスの分類は以下のとおりです。
光コラボ(フレッツ光) | ・ドコモ光 ・SoftBank光 ・ビッグローブ光 ・楽天ひかり ・@nifty光 ・OCN光 ・So-net 光 |
---|---|
独自回線 | ・NURO光 ・auひかり |
電力会社系回線 | ・eo光 |
フレッツ光は提供エリアは広いもののさまざまな事業者が利用しているため、回線が混雑しやすく状況によっては通信速度が低下する場合があります。
一方独自回線や電力会社系回線はその事業者が独占的に使用しているものであるため、回線が混雑しづらく通信速度が速い半面、提供エリアが限定的です。
ポイント2 通信速度
光回線はかつて主流だったADSL回線の約2倍、一般的には下り最大1Gbpsの通信速度を誇ります。
しかし事業者やプラン、状況によって通信速度は変わるので、場合によっては通信速度にストレスを感じてしまう場合もあるでしょう。
快適にインターネットを楽しむためには事前に通信速度について理解しておく必要があるといえます。
契約を検討している光回線の最大通信速度は必ずチェックしておきましょう。
ただし光回線事業者の公開する通信速度は理論上の最大値であり、実際の数値とは異なります。
同じ通信速度を公称していても事業者によって実際の通信速度が変わる可能性があるのです。
通信速度はプロバイダーや宅内での環境、回線の混雑状況などによっても変化するので、より通信速度の速いプランをピンポイントで見極めるのは難しいといえるでしょう。
ただし一般的には多くの事業者が回線をシェアしているフレッツ光(光コラボ)よりも、事業者が回線を独占している独自回線や電力会社系回線の方が速い傾向にあるといわれています。
またなかには1Gbpsを超える高速通信を実現している事業者もあり、例えばNURO光の通信速度は通常プランで下り最大2Gbpsとなっています。
また5Gbps、10Gbpsのプランを提供している事業者もあります。
通信速度を特に重視したいという方は高速通信を利用できるプランを選ぶのも良いでしょう。
ポイント3 プロバイダー
光回線を選ぶ際はプロバイダーにも注目しておきましょう。
どの回線を利用するかによって利用できるプロバイダーは決まっており、料金などにも影響します。
近年主流になってきている回線とプロバイダーサービスを同時に提供するサービスでは回線とプロバイダーを別に契約した場合よりも月額料金が安くなる傾向にあるので、一体型のサービスがおすすめです。
請求元や何かトラブルが起きた際の問い合わせ先も一元化されるので手間も少ないといえるでしょう。
またプロバイダーは通信速度にも関わっています。
プロバイダーのサーバーの処理能力が低かったり旧式の接続方式を利用していたりすると、せっかく高速通信が可能な回線を利用していても通信速度が低下してしまう場合があるのです。
通信速度を重視するのであれば「IPv4 over IPv6」という接続方式に対応しているプロバイダーを選ぶのがおすすめですよ。
ポイント4 契約期間
光回線を選ぶ際には契約期間も要チェックです。
光回線には一般的に2、3年の契約期間が定められており、所定の契約更新月以外の解約には解約金が発生します。
また工事費を分割で支払っていた場合、支払いが終了するまでに解約してしまうと工事費の残債を一括で請求されることになります。
なかには契約期間の定めがなく解約金を支払う必要のないプランも存在しますが、契約期間が設けられているプランより月額料金が割高に設定されている傾向にあります。
引っ越しの可能性や、ご自宅が賃貸の場合は家の契約更新期間などを鑑みて、ご自分に合った契約期間のプランを選ぶようにしましょう。
ポイント5 料金
このように思っている方もいらっしゃるかもしれませんね。
実は光回線の料金にはさまざまな要素が絡んでおり、どのプランが一番安いとは一概にはいえません。
いくつかのポイントをチェックして、総合的に判断する必要があるのです。
ここでは光回線の料金に関わるいくつかの要素についてご説明しましょう。
ポイント5-1 契約手数料
光回線を契約すると一般的に契約手数料が発生します。
金額は2千〜3千円であることが一般的です。
数千円の負担ではありますが、新生活を始めるタイミングなどは特に他にも出費がかさむことが多いので少しでも負担を減らしたいものですよね。
このように不安に思った方もいらっしゃるかもしれません。
開通月の支払額は事業者によって異なります。
通常の月額料金に加え契約手数料が請求され請求額が大きくなるケースが一般的ではありますが、なかには開通月は月額基本料金がかからないサービスや、月額基本料金と契約手数料は請求されるものの工事費の分割代金の請求が翌月から始まるサービスなどもあります。
また契約手数料自体がキャンペーンによって無料になるケースもあるので、開通月の負担を大きくしたくないという方はそのようなサービスを選ぶと良いでしょう。
ポイント5-2 月額基本料金
回線の利用代金は「月額基本料金」「月額料金」などと呼ばれます。
毎月一定額が発生することが基本ですが、サービスによっては一定期間が経過すると基本料金が下がったり上がったりするケースもあるのでしっかり確認しておくことが必要です。
なお、光コラボなどプロバイダーと一体型の契約になっている場合はプロバイダー料金も月額基本料金に含まれています。
料金体系が分かりやすいのがうれしいポイントですね。
月額基本料金は月々の支払額の主な部分を占めることになります。
できることなら安価に抑えたいものですよね。
契約前にさまざまなサービスをしっかり比較・検討して決めるようにしましょう。
ポイント5-3 工事費用
光回線を利用する場合、宅内に回線を引き込む工事が必要になります。
一般的に工事にかかる費用は2万〜4万円程度です。
このようにびっくりされた方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかし工事費用は分割で月額基本料金と一緒に支払うケースが一般的で、一括で請求が来るわけではないのでご安心ください。
また多くの事業者は工事費実質無料キャンペーンを行っています。
これは工事費の分割代金相当額が毎月の支払いから差し引かれるというものです。
分割にすれば月々の支払額は少額になるとはいえ、キャンペーンがあるのとないのではトータルの支払額に数万円の差が出てしまうので、せっかくならキャンペーン適用のプランを選びたいところですよね。
下の表に代表的な光回線事業者の工事費実質無料キャンペーンの開催状況をまとめているので参考にしてください。
事業者名 | 実施状況 |
---|---|
NURO光 | あり |
auひかり | あり |
ドコモ光 | あり |
SoftBank光 | あり |
ビッグローブ光 | あり |
eo光 | あり |
楽天ひかり | なし |
@nifty光 | なし |
OCN光 | あり |
So-net 光 | あり |
ただし事業者によっては土日祝日の工事などに追加料金を設けており、追加料金は工事費実質無料の対象外となる場合もあるので注意してください。
また工事費実質無料キャンペーンは一般的にあくまで割引の合計額が工事費と同等になるというものであり、工事費自体が無料になるわけではありません。
工事費の支払い期間が終わらないうちに契約を解除すると工事費の残債を一括で請求されることになります。
契約更新月以外の解約は解約手数料が必要になり、数万円の支払いが生じてしまう場合もあるので注意しておきましょう。
ポイント5-4 機器レンタル料金
場合によっては月額料金に機器のレンタル料金が加算されることもあります。
光回線を引き込む工事が完了すると、宅内にはONU(光回線終端装置)と呼ばれる機器が設置されます。
しかし実はONUだけでは複数の端末をインターネットにつないだり、Wi-Fi接続を行ったりすることはできません。
そこで必要になるのが、複数の端末をケーブルを用いずにインターネットに接続できるWi-Fiルーターです。
ONUとWi-FiルーターをLANケーブルでつなぎ、Wi-Fiルーターから出る電波を端末で受信できるよう設定を行います。
設定が完了すればケーブルを利用せず無線で端末をインターネットに接続できるようになります。
ONUとパソコンを「LANケーブル」でつなぐことでパソコンを1台だけインターネットに接続することは可能ですが、パソコンやスマホ、ゲーム機など一家に何台もインターネットに接続する機器があることが当然となっている今、Wi-Fiルーターは必須ともいえるでしょう。
モデムもしくはルーターとPCなどの端末をつなぎインターネットに接続するためのケーブルのことです。
Wi-Fiルーターはプロバイダーから借り受けるか、ご自身で購入するかのいずれかが一般的です。
プロバイダーから借りる場合、レンタルは無料というケースもあれば月額数百円かかってしまうケースもあります。
毎月の支払額に影響してくるのでレンタル料金は事前に確認しておくのがおすすめです。
ポイント5-5 携帯電話料金とのセット割
このように気になっている方もいらっしゃるかもしれませんね。
多くの光回線事業者は携帯電話料金とのセット割を行っているので要チェックです。
ただしセット割は光回線の利用料金が割引されるのではなく、光回線を利用していると特定のキャリアの携帯電話料金が割り引かれるというものなので注意しておきましょう。
代表的な光回線事業者とセット割の実施状況は以下のとおりです。
事業者名 | セット割適用の携帯キャリア |
---|---|
NURO光 | SoftBank、NUROモバイル |
auひかり | au |
ドコモ光 | docomo |
SoftBank光 | SoftBank |
ビッグローブ光 | au |
eo光 | mineo |
楽天ひかり | 楽天モバイル |
@nifty光 | UQ mobile |
ご自分が利用しているキャリアが割引になる回線を選ぶのも良いでしょう。
ただしセット割には特定の料金プランの利用など適用条件が設けられている場合もあります。
申し込みの前に割引が利用可能なのかチェックしておきましょう。
ポイント5-6 キャッシュバック
光回線のなかには申し込み特典として契約者へのキャッシュバックを行っているものが多くあります。
キャッシュバック額は事業者や時期によって異なりますが、数万円であることが一般的です。
「申し込み特典」といわれてはいますが、申し込みを行っても、提供エリア外であったり、まれに工事が行えなかったりと開通に至らないケースもあります。
実際にキャッシュバックが行われるのは工事が完了して回線が開通後、数カ月がたってからが一般的です。
また事業者の指定する有料オプションへの加入など、適用の条件が設けられている場合があるので事前によく確認しておきましょう。
ポイント5-7 解約金
光回線には一般的に2、3年の契約期間が定められています。
契約期間が満了に近づくと契約更新時期が訪れ、何もしなければ自動的に契約が更新されます。
なお、契約更新時期以外の解約には、多くの場合解約金が発生します。
解約金は事業者によって名前が異なり、解約手数料や違約金などといわれる場合もありますが、一般的に1万〜2万円ほどです。
また工事費を分割で支払っていてその支払いを終えていない場合、解約時には残債を一括で請求されます。
工事費は総額で2万〜4万程度なので、場合によっては解約時に5万円を超える出費が生じてしまうこともあります。
急に引っ越しが必要になる可能性がある方は、解約金の高いサービスは避けておいた方が良いといえるかもしれません。
また一度引き込み工事を行った光回線は一般的に大家さんの求めがなければ撤去の必要はないことがほとんどですが、事業者によっては撤去工事をせねばならず、解約金に加えてさらに数万円の費用が必要になるケースもあります。
3.一戸建てにおすすめの光回線
ご自分で光回線について色々調べ、契約する回線を選ぶのは大変ですよね。
ここでは、おすすめの光回線の一戸建て向けプランをご紹介します。
まずは以下の比較表から、自身の希望に合った光回線を見つけてみてください。
サービス名 | NURO光 | auひかり | ドコモ光 | SoftBank光 | ビッグローブ光 | eo光 | 楽天ひかり | So-net 光 | @nifty光 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ロゴ | |||||||||
月額料金(税込) | 2ギガプラン(3年契約):5,200円 10ギガプラン(3年契約):5,700円 | auひかりホーム(ずっとギガ得プラン1ギガ):6,160円〜 | 【ドコモ光 1ギガ(戸建て・2年定期契約)】 1ギガタイプA・C:5,720円 1ギガタイプB:5,940円 など 【ドコモ光 10ギガ(2年定期契約)】 10ギガタイプA・C:6,380円 10ギガタイプB:6,600円 10ギガ単独タイプ:5,940円 | 【下り最大1Gbps】 | 【1ギガ】 ファミリータイプ:5,478円 【10ギガ】 ファミリー10ギガタイプ:6,270円※ ※スタート割・継続利用特典適用時。非適用時の料金は、6,820円/月。 | 【10ギガコース】 1~6カ月目:980円 7~12カ月目:2,380円 2年目以降:6,530円 【5ギガコース】 1~12カ月目:2,380円 2年目以降:5,960円 【1ギガコース】 1~12カ月目:2,380円 2年目以降:5,448円 【10ギガコース(Netflixパック)】 1~6カ月目:1,770円 7~12カ月目:3,120円 2年目以降:7,910円 【5ギガコース(Netflixパック)】 1~12カ月目:3,170円 2年目以降:7,340円 【1ギガコース(Netflixパック)】 1~12カ月目:3,170円 2年目以降:6,828円 | ファミリープラン(戸建):5,280円 | 【So-net 光 S】 | 【ホームタイプ(戸建)】 開通月:0円 2〜21カ月目:4,620円 22カ月目〜:5,720円 |
通信速度※ | 平均ダウンロード速度:646.95Mbps | 平均ダウンロード速度: 521.76Mbps 平均アップロード速度: 549.96Mbps | 平均ダウンロード速度: 269.76Mbps 平均アップロード速度: 303.73Mbps | 平均ダウンロード速度: 304.62Mbps 平均アップロード速度: 352.45Mbps | 平均ダウンロード速度: 246.2Mbps 平均アップロード速度: 280.93Mbps | 平均ダウンロード速度: 795.71Mbps 平均アップロード速度: 786.0Mbps | 平均ダウンロード速度: 209.58Mbps 平均アップロード速度: 236.91Mbps | 平均ダウンロード速度: 243.39Mbps 平均アップロード速度: 281.81Mbps | 平均ダウンロード速度: 264.93Mbps 平均アップロード速度: 333.02Mbps |
工事費実質無料 キャンペーン | あり | あり | あり | あり | あり | あり | なし | あり | あり |
セット割 対象キャリア | SoftBank、NUROモバイル | au | docomo | SoftBank | au、BIGLOBEモバイル | au、UQ mobile、mineo | 楽天モバイル | – | au、UQ mobile |
詳細 | 公式 | 公式 | 公式 | 公式 | 公式 | 公式 | 公式 |
※出典:みんなのネット回線速度 2024年6月18日時点
おすすめ1 NURO光
NURO光のプラン別利用料金
3年間の月額料金
(36回払い)
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3年間の月額料金
(24回払い)
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NUROモバイル
NURO光は代表的な独自回線事業者の一つで、戸建て向けのプランの場合2Gbpsで月額5,200円(税込)の安さが特徴の光回線です。
他社の一般的なプランが1Gbpsなのに対し、2Gbpsを提供しているのが特徴であり、他社の通信速度では少し物足りないという人に適しています。
基本工事費も実質無料であり、条件を満たすと最大60,000円のキャッシュバックも受けられるため、初期費用を抑えて利用を開始することができます。
通信速度が早ければ、家のどこにいても高速でインターネットを使える可能性が上がります。家で快適にインターネットを使いたい方は、ぜひ確認してみてください。
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auひかりはKDDIが自社の回線を提供するサービスです。
auひかりには戸建てプランがあり、ネット+電話の契約を35ヵ月間継続することで最大41,250円の割引があります。
また、今なら乗り換えや継続利用など一定の条件を満たすと最大約95,000円のキャッシュバック+割引を受けられるキャンペーンも実施中です。
auひかりではauとのセット割が効き、条件を満たすと家族全員の携帯電話料金に月額550〜1,100円(税込)の割引が適用されます。auユーザーにとってはうれしいですね。
ただし契約期間が3年間になっており、解約手数料がやや高額である点には注意しましょう。
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ドコモ光はdocomoの提供する光回線であり、サービス提供エリアが広いのが特徴です。
通信速度は1ギガか10ギガから選ぶことができます。今なら「ドコモ光 10ギガ」(2年定期契約)の新規お申込みで、月額基本料金が最大6ヶ月目まで500円(税込)になります。
光回線の月額料金は戸建ての方がマンションより高いことが多いですが、ドコモ光の10ギガプランは戸建てとマンションの料金が一緒で割安なので、割引が終わってもお得です。
1ギガプランに比べ対応エリアが限られている点には注意ですが、戸建てにお住まいで自宅でネットやオンラインゲームなどを頻繁に利用される通信品質重視の方には10ギガプランをおすすめします。新規工事代も無料です!
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通信速度は1ギガか10ギガを選ぶことができ、どちらの場合も1年目の月額料金がかなり安く設定されています。混雑する時間帯でも快適に使えるので、ご自宅で仕事をされる方は10ギガを使うメリットが大きいと言えるでしょう。
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4.一戸建てで光回線を利用するメリット
一戸建てで光回線を利用すると、さまざまなメリットが得られます。ここからは、一戸建てで光回線を利用するメリットを詳しく解説します。
通信速度が速い
戸建で光回線を利用する最大のメリットは、通信速度が速い点です。戸建に設置できるホームルーターやモバイルルーターなどに比べて通信速度が速いため、動画視聴やオンライン会議なども安定して利用できます。
無制限で安定した通信を利用可能
光回線はデータ通信量の制限はなく、無制限で安定した通信を利用できます。たとえば、ホームルーターやモバイルルーターでは、決められた期間内に過度な高速通信を行うと通信制限がかかる場合があります。
通信制限がかかると速度が大幅に低下し、画面がフリーズしたりそもそもアクセスできなかったりする恐れもあるでしょう。
光電話やテレビサービスを一括で契約可能
光回線の事業者は、光回線を利用した電話サービスやテレビサービスを展開している場合が多いです。そのため、光電話やテレビサービスをネットとまとめて契約できる点がメリットです。
スマホのセット割引が適用される場合がある
光回線の事業者によっては、スマホとのセット割引を提供しているところがあります。セット割引が適用されれば、請求には割引価格が反映されてお得に利用可能です。
5.光回線を一戸建てに開通させる際の注意点
このように気になっている方もいらっしゃるかもしれませんね。
光回線を一戸建てに開通させる際には、場合によって問題が生じることがあります。
状況に応じて適切な対処が必要になるので、どんなことが起こりうるのか事前に把握しておきましょう。
ここでは光回線を一戸建てに開通させる際の注意点をお伝えします。
注意点1 工事ができない場合がある
場合によっては工事が行えず、光回線を利用できないことがあります。
代表的な例として挙げられるのが近くに電柱がないケースです。
光回線の開通工事では近くの電柱から光回線を宅内に引き込む必要があります。
そのためあまりに最寄りの電柱が遠い建物には開通工事を行えず、光回線を利用できません。
また電柱が近くにあっても、光回線を引き込みたい建物と電柱との間に国道や河川などがある場合は開通できない可能性があります。
光回線の開通工事が行えなかった場合、ご自宅でインターネットを利用するには「ホームルーター」や「モバイルWi-Fiルーター」などの電波でインターネット通信を行うタイプの機器を使うのが良いでしょう。
両者にはホームルーターはコンセントでの電力供給が必要で、モバイルWi-Fiルーターは充電式で持ち運びが可能であるという違いがありますが、いずれもスマホと同様の仕組みで電波を使ってインターネットに接続しています。
ホームルーター・モバイルWi-Fiルーターにスマホやパソコンなどの端末をWi-Fi接続すると、端末がインターネットにつながるのです。
どちらも開通工事が不要なのが大きなメリットですが、一方で光回線に比べると通信の安定性や速度の面でやや劣るというデメリットがあります。
少しでも安定した通信を行いたいという方はホームルーターを選ぶのが良いでしょう。
ホームルーターはモバイルWi-Fiルーターに比べ通信が安定しやすく、同時に接続できる端末の数も多いのが特徴です。
- ドコモ home 5G
- モバレコAir
- UQ WiMAX+5G
注意点2 開通工事までに時間がかかる場合がある
新築の一戸建てに光回線を開通させる場合、開通工事までに時間がかかってしまうことがあります。
特に新たに土地を購入して新築したケースでは時間がかかる傾向にあるといわれています。
回線事業者は利用者からの申し込み後、まず住所から近隣の電信柱を調べ、利用の可否を判断しています。
新築の一戸建ての場合、事業者が場所を把握するのに時間がかかり、開通工事が遅くなってしまうことがあるのです。
注意点3 壁に穴を開けなければならない場合がある
一戸建てに光回線を引き込む場合には壁に「光コンセント」と呼ばれる専用の設備を設置することが一般的です。
この光コンセント設置のため、壁に直径1cm程度の穴を開けることがあります。
持ち家であれば問題はありませんが、賃貸の場合は黙って壁に穴を開けてしまうと後から賠償問題に発展してしまうかもしれません。
賃貸の一戸建てに光回線の開通を考えている方は必ず事前に大家さんや管理会社に確認しましょう。
注意点4 宅内で通信速度が落ちる場合がある
通信速度を左右するのは回線設備やプロバイダーだけではありません。
パソコンやスマホなど端末での通信速度は宅内の環境によって落ちてしまうことがあるので注意しましょう。
例えばWi-Fiルーターを利用する場合、電波が壁などに遮られて通信速度が落ちてしまうことがあります。
広い一戸建てでWi-Fiルーターを使用する場合は特に、ルーターの設置場所を工夫すると良いでしょう。
利用頻度が高い部屋や建物の真ん中に位置している部屋がおすすめです。
また水も電波を通りにくくするため、水回りも避けておきましょう。
6. 一戸建てで光回線が利用できない場合の対処法
光回線は安定した通信が無制限で利用できる点がメリットですが、自宅や対応エリア外や何らかの理由で回線の引き込み工事が行えない場合、光回線は利用できません。
光回線が利用できない場合でも、以下のような対処法でインターネット環境を整えることは可能です。
ホームルーターを利用する
光回線が利用できない場合は、ホームルーターの利用がおすすめです。ホームルーターとは、自宅にルーターを設置するだけでインターネットが利用できるようになるサービスです。
基本的に自宅への工事は不要で、ルーターをコンセントに挿すだけでインターネット環境が構築されます。
サービス名 | モバレコAir | home 5G | ソフトバンクAir |
---|---|---|---|
月額料金(税込) | 1カ月目:1,320円 2〜12カ月目:3,080円 13〜36カ月目:4,180円 | 4,950円※3 | 24カ月目まで:2,970円 |
最大データ容量 | 無制限※1 | 無制限※4 | 無制限※5 |
主なキャンペーン | ・モバレコ Air 特別ハッピープライスキャンペーン ・モバレコAir限定月額キャッシュバック など | ・乗り換えでdポイント(期間・用途限定)最大22,000ポイントプレゼント など | ・SoftBank Air みんなおトク割 ・かんたん!SoftBank Air 1,980円ではじめようキャンペーン など |
解約金(税込) | なし※2 | なし | 10,450円(契約解除料不要期間以外で解約した場合) |
詳細 | 公式 |
※1 ご利用が集中する時間帯は、サービス安定提供にともなう速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。
※2 契約を途中で解約された場合、端末の残債を支払う必要があります。
※3 別途対応機種代金が発生します。
※4 ネットワークの混雑状況により、通信が遅くなるまたは接続しづらくなることがあります。当日を含む直近3日間のデータ利用量が特に多い場合、通信が遅くなることがあります。
※5 ご利用が集中する時間帯は、サービス安定提供にともなう速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。
ホームルーターの場合も光回線と料金が大きく異なることはなく、安定した通信環境を確保できます。キャンペーンを活用すれば、さらにお得に契約できるでしょう。
ポケット型WiFiを利用する
一戸建てで光回線が利用できない場合は、ポケット型WiFiの利用もおすすめです。ポケット型WiFiとは、小型のWiFiルーターを利用してインターネット環境を構築できるサービスです。
サービス名 | Rakuten WiFi Poket | カシモ WiMAX | BroadWiMAX |
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月額料金(税込) | 968円〜3,168円※1 | 初月:1,408円 1カ月目以降:4,818円 | 【ギガ放題コスパDXプラン(2年契約)】 【ギガ放題縛りなしDXプラン(契約期間無し)】 |
最大データ容量 | 無制限※2 | 無制限※3 | 無制限※3 |
主なキャンペーン | ・Rakuten WiFi Pocket 2Cが楽天モバイルお申し込みで1円 など | ・カシモWiMAX乗り換えキャンペーン など | ・乗換えキャンペーン ・初期費用無料キャンペーン など |
解約金(税込) | なし | なし | 初月と1-24ヶ月目:4,818円(ギガ放題コスパDXプランのみ) |
詳細 | 公式 |
※1 別途端末代金がかかります。
※2 混雑時などは、公平なサービス提供のため速度制限をする場合があります。
※3 一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合は、混雑する時間帯の通信速度を制限することがあります。
無制限で利用できるサービスが多く、動画視聴やオンライン会議などにも問題なく活用できるでしょう。
7.一戸建てで光回線を利用する際のよくある質問
特に、自宅近くの電柱に光回線が来ていない場合は、さまざまな電柱を経由して光回線を引き込む必要があります。その際に電力会社の使用許可を取る必要があるため、開通までに時間がかかってしまうのです。
また、引っ越しが多い3月〜4月頃や長期休暇が重なる7・8月や年末年始などは、光回線工事の繁忙期となるため工事業者の予定が埋まり、工事の着工まで時間がかる場合があります。
なお、光回線の引き込み工事自体は、1時間〜2時間程度で終了します。
特にポケット型WiFiであれば1日単位の短期利用ができるサービスが多く、費用を抑えながらインターネットが利用できます。持ち運びも簡単にできるため、外出時もWiFiを利用できる点がメリットです。
なお、光回線の事業者によっては開通までにホームルーターやポケット型WiFiを貸し出してもらえる場合もあります。
しかし、光回線の事業者によっては工事費用が実質全額無料になるキャンペーンを実施しています。
たとえば、NURO光では通常44,000円の工事費が36回の分割払いで請求されます。しかし、特定のプランを契約後36か月目まで利用すれば、毎月の工事費が利用料金から割引されるため実質無料です。
どの光回線でもキャンペーンには適用条件があるため、申し込む前に必ず確認しましょう。
また、賃貸の一戸建ての場合は、管理会社に対して事前に光回線工事の許可を取る必要があります。
自宅が光回線の提供エリア外の場合は、サービス対象外であるため契約自体が不可能です。また、光回線は電柱から光ファイバーを引き込む必要があるため、自宅と電柱の距離が遠すぎる場合は工事が難しいといえます。
また、光ファイバーを引き込む際に第三者の土地や国道、河川などをまたぐ場合は持ち主の許可が必要ですが、許可が取れない場合は工事が行えないため注意が必要です。
8.まとめ
光回線を一戸建てで利用するには、近くの電柱から光回線を宅内に引き込むための工事が必要です。
開通までの流れとしてはまず、契約する光回線を選んで申し込みます。それから工事日程の調整を行い、実際に開通工事を行ってもらいます。
開通工事が済めば、ONU(光回線終端装置)とWi-Fiルーターを接続し端末での設定を行って利用を開始できます。
光回線はプロバイダ事業者や申し込み窓口によってプランによって、キャンペーンなどが大きく異なります。
少しで安い光回線を使いたいという人は、工事費無料やキャッシュバック特典を実施している窓口から申し込むのがおすすめです。
また一口に料金といってもさまざまな要素が関係しているので要注意です。
月額料金だけでなく工事費や解約金、各種割引やキャッシュバックなどを確認し総合的に判断しましょう。