エンジニアにおける自走力を付け、テクノロジーチームの能力と市場価値を高める

2016年入社

上野 裕貴

Ueno Hiroki

クリエイティブ

クリエイティブ本部 Tech事業部

略歴

九州大学大学院芸術工学府(修士課程)修了後、地元企業に就職。Webやフリーペーパー事業を立ち上げる傍ら、自身で営業効率化システムを設計・開発する。開発の面白さを再認識し、数年後、Web系受託開発企業へ転職、Webプログラマーとしてのキャリアをスタートさせる。システム開発者の経験値を積み上げ、2016年Wiz福岡支社に入社。5年後、エンジニア組織であるクリエイティブ本部Tech事業部を設立し現在、当事業部長を務める。

社員上野  裕貴のinterviewメイン写真
Webエンジニア

基盤システムからWebサービスなどの自社の開発・運用を担う。エンジニア組織が活躍できるよう開発発環境を推進し、常に新しい技術の挑戦及び個々のスキル向上を目指す。

エンジニア集団、Tech事業部誕生。それぞれの人生の価値を作る事業へ。

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―業務内容について教えてください。

入社時は、バックエンドエンジニアとして自社のWebメディア・Webシステムの開発に対する要件定義から設計、開発、保守運用までを担当していました。2018年4月からクリエイティブチーム内にいくつか枠ができバックエンドエンジニアの課長職に就任。現在はフロントエンドを含めたエンジニアチーム全体を管轄し、チームメンバーに向けた案件のアサイン、進捗管理、タスク管理などのマネジメント業務を行なっています。事業責任者のミッションは、組織全体の目標達成および生産性向上になりますが、各メンバーの成功にコミットしたキャリア構築、パフォーマンス・スキル強化に関するピープルマネジメントにも注力しています。

2021年にエンジニア組織・Tech事業部が立ち上がりました。当事業部長として、それぞれのエンジニア人生の一部を預かっていると考えており、大変身の引き締まる思いです。Web系のエンジニアはオープンソースと呼ばれる世界共通の技術を磨きながら個の市場価値を高めていくわけですが、WizのTech事業部に所属していることが、今後のエンジニア人生のメリットになる事業を作っていきたいと思っています。もちろん優秀な方とは共に開発を進めていきたい。ただ、多くの企業を経験しスキルアップを図るエンジニア独特のキャリア形成については理解をしています。エンジニアの同志として個々の能力最大化に意識を向け、開発環境の整備に努めていきたいと考えています。

非常に似ているシステム構築と組織形成の構造。
一つひとつのプロセスと意思を汲み取るマネジメント。

―エンジニア組織を動かすために考えていることは?

新しい組織であるからこそ、従来の枠組み・制度に合わない部分は、早急に改善していきます。Wizは営業力で急成長した会社です。提案方法や数字管理などの営業ノウハウは十分に備えているといえるでしょう。しかし、エンジニアの開発速度や技術力を上げるためのスキーム、フロー構築はこれからという段階です。とはいえ自社の革新的な次のフェーズに向けて、ここ数年で優秀な人材を確保し、多様なシステムの導入からハイレベルな開発を実現させてきました。新組織スタート時から爆発的なチーム力が生まれ、責任者としてどこまで組織発展を遂げらるか非常に楽しみなところです。

また、エンジニアの観点からも事業部育成については、とても興味深いと感じています。エンジニアはシステムという仕組みを作っていますが、マネジメントは組織という仕組みを構築しています。構造上これらの仕組みは非常によく似ており、エンジニア出身であれば、誰でも事業部のポテンシャルを論理的に考えて組み立てられるのではないかと想像します。エンジニアでいうプログラミングの部分を、制度、評価、配置などに置き換えると、プロジェクトの進行も合わせて全てシステム構築であると考えられます。現在進行形で、習得してきた開発スキルをマネジメントや組織づくりに活かしていますが、一つひとつのプロセス、一人ひとりの意思を丁寧に汲み取り、いち早くTech事業部の最適化・最大化を実現させていきたいと思っています。

存在価値を見出すために奮闘した日々。
待つだけでは居場所を失う自社開発エンジニア。

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―Wizに入社されて感じたことは?

入社前は受託開発のエンジニアだったので、稼働時間がそのまま工数として算出されていました。依頼通りの開発を進められる明確な立場が存在し、効率化を重視させる要求が通る環境でした。しかし、Wizは自社開発です。エンジニアが自ら課題を発信して、解決や意義を見出さなければ、自分の立ち位置や価値を示していけない世界。事業が本格始動するまでは、エンジニアの存在価値を確立できず、自分をアピールしなければ、技術者としての評価も居場所も失ってしまうような状況でした。案件を待っているだけのスタンスでは、外注の方が良いと言われかねない。だから入社当初は「それを言われたら負けだ」と思い自己表現に奮闘していました。

エンジニア組織ができ事業化されてからは、事業の生産性の効率化がメインテーマになるため、アウトソーシング、インソーシング、それぞれの利点を活かして最終的にWizの技術力をレベルアップできればと考えられるようになりました。自社開発というのは、自由であるがゆえに個を作る作業が鍵となります。技術者としての自己ブランディングや価値創出はWizに入って初めて学んだことであり、これから、一層エンジニアに求められる能力だと感じます。この学びを今後も伸長させていきたい思いでいます。

必要なチカラは自走力と協調性。
「開発が好きである」人間を求めて。

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―ご自身が大切にされている考え方は?

私自身が大切にしていることであり、メンバーにも語り続けている内容が2つあります。1つ目は自走力です。今後、増やしていきたい仲間たちにも伝えたいことですが、我々は何は無くとも「開発が好きである」という人間を歓迎します。“好き”の気持ちがあれば、自ずと調べ推進し、更に課題発見力から課題解決力まで走り切ることができるはずです。書籍やWeb上に欲しい情報はいくらでも落ちている時代。この恵まれた環境を技術者の養分にできない人間は、本気で開発をやりたいと言えないのではないでしょうか。

2つ目は協調性になります。エンジニアは依頼者や仲間と話をして進めていく職種。自社開発なので降りてきた依頼のクリアで終わりではなく、自分たちで課題を設定し解決に向けて議論し合えるチームワーク・過程が必要です。各専門家がいる部門なので、研究室のように仮説を検証し関係者を巻き込みながら協力関係を築ける人が事業部を飛躍させると考えています。

私自身、ものづくりが好きでエンジニアリングが好きです。開発に注ぐ想いを大切にし、その中で増幅させてた知識・情報を他者に共有しながら、チームの能力を最大限に高めていく。今後、この同じ想いを持った仲間に出会えることを楽しみにしています。

Wizのテクノロジー部門を世の中に打ち出す。
スペシャリストを輩出できるTech事業部に。

―今後の目標について教えてください。

Wiz社員として最初に開発したプロジェクトは自社の営業効率化システムでした。通常、3ヵ月かかる開発期間を1ヵ月以内に短縮しリリース。成し遂げられた理由は、やはり開発してみたいという情熱と、営業部の業務改善と売上向上に繋がればという想いが強かったからです。結果、営業サイドより高評価をいただき、自分の技術力を証明する貴重な体験にもなりました。この経験から、チームにも大きな成功体験をもたらしたいと思っています。目標としては、Wizのテクノロジー部門・Tech事業部を世の中に打ち出すこと。エンジニアの業界において認知度を高めリードできる企業を目指します。そのためには、社外に向けて技術を発信したり、スペシャリストを輩出したりできる、Tech文化を築いていけたらと考えます。

各メンバー、組織の活動をTechブログ等を通して紹介・共有することや技術的知見を共有するカンファレンスに登壇するなど、積極的に外部に向けてWizの技術的活動を発信することを事業計画の中に入れていきたいと画策しています。外からの評価や刺激は個々の市場価値を正しく見定める良い機会を作り出します。エンジニアとしてより高みを目指させる事業部へと成長させるために、業界全体を巻き込み、当事業部のブランディングを成功させていきたいと思います。Wiz・Tech事業部にご期待ください。